核兵器をなくす日本キャンペーン
nuclearabolitionjpn.com/archives/9517
発足1周年記念イベントに参加
代表委員の田中照巳さんとも初めてお会いさせていただき、
少々、お話をさせていただいた。
93歳のお体で、昨年のノーベル平和賞授与式も、
帰国後も、ほんとうにお元気に対応されてました。
頭が下がります。
昨日といい、今日といい、
限りある命と戦う人から受けるものは大きい。
そして、そこに携わる皆さまの温かいこと。
何としても、核兵器はなくさねばならない。
田中さんに続き、活動していきたい。
●今日の学び
人生は受け身であってはならない。
人間の中へ、社会の中へ
勢いよく打って出て、
大勢の人と関わり、
信頼を結び広げていく。
そのようにして
社会で勝ち、人生に勝ち、
誠実に真剣に、
幸福の要素を
一つ一つ積んでいくのです。
●物事を成し遂げるのに必要な「やり抜く力」は、
自分自身が”内側”から伸ばすだけでなく、
”外側”、つまり周りの人々からの影響でも伸ばしていける。
心理学者のアンジェラ・ダックワース氏はそう指摘し、
そのために大切なのが、周囲が手本を見せたり、
触発を与えたりすることだと言う(神崎朗子訳『やり抜く力』ダイヤモンド社)
●オーランド・ブルーム氏の講演
(アメリカ創価大学 第21回卒業式から)
私は、ギルドホール音楽演劇学校で学びました。
学校の訓練では「自分の快適な域を出ること」
—すなわち「不快に慣れること」が求められました。
ディスレクシア(識字障がい)の私にとって、
人前で話すことや、せりふや詩、散文を読むことは、
非常に困難だったのです。
私の人生観は、16歳で出会った仏教の実践を通じて形成されてきました。
それは私のとって心の支えであり、希望と自信を与え続けてくれました。
どんな方法であれ、自分の人生を導く哲学や実践を持つことは、何よりも大切なことです。
「自分自身は何か」を掘り下げていく意味で、教育は確かに大切な要素ですが、
同じくらい「どう生きるか」という哲学を持つことが必要です。
(中略)
そして先生は、役者だけ、仕事だけ―という人生は「平凡」であり、
人々のため、社会のため、永遠の哲学のために生きることが尊く、
「一番、価値ある生き方」と教えてくださったのです。
(中略)
この先生の励ましと智慧に導かれ、私はこれまで、自身の内面の変革を続けながら、
自分なりの方法によって他者のために行動することができています。
(中略)
だから私は、卒業生の皆さんに伝えたい。
「人のために役立てる機会があれば、ためらうことなく、その機会に飛び込んでください」と。
(中略)
「誠実に生きる」ということは、他者と協調し、奉仕することを意味します。
私たちが選ぶ友人は、やがて私たちの人生そのものを形づくります
―だからこそ、賢く選びましょう。
真の友情、そして寄り添えるコミュニティーの存在は、ただの支えではなく、
自分が”誰かの支えになれる存在”へと成長するための糧となるからです。