2024.11.09
2024年11月9日(土)
外国人7割
1Fシアターで涙して2Fへ。
理解が少しだけ、広く、深くなったか。
この感情だけは、ずっしりと。椅子に座り込む人多く。
一人一人の歴史に触れる展示に、皆、足が止まる。
「やはり皆、人間に興味があるんだ」
どうか、二度とおきませんように。
●今日の学び
世界の今 ドイツ・ベルリン「壁」の崩壊から35年
先生はブランデンブルグ門を視察し、「30年後には、きっと、
このベルリンの壁は取り払われているだろう」と。
さらに、生々しい弾痕が残るベルナウアー通りも訪れ、
壁の犠牲者にささげられた花束の前で、追善の題目を唱えた。
壁なき未来を展望し、平和への誓いを深くした先生。
その師の思いに呼応して、人々の心と心を結ぶ弟子たちの挑戦が、
ベルリンの地で広がっていった。
(中略)
ドイツ統一後の教訓を、メルケル元首相はこう結論づけている。
「出逢いに臆病にならず、お互いに興味を持ち、
自分のことについて語り合い、違いを認めてください」
(藤田香織訳『アンゲラ・メルケル演説選集 私の国とはつまり何なのか』創元社)
壁を生み出したのが人間である以上、壁なき世界を守り続けていくのも人間だ。
●中国古代の思想家である老子の言葉に
「人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し
(他人にうち勝つ者は力があるが、
自分にうち勝つ者はほんとうに強い)」
(蜂屋邦夫訳注)とある。
周囲と比べるのではない。
自分と向き合い、自分に勝つ大切さを教えているのだろう。
●熱意こそは幸福と健康の秘訣—哲学者ラッセル。














