HIDEYOSHI DIARY

MIYOSHI代表、佐藤英吉の周りで巻き起こる日々の出来事から、
ちょっとした気付きや、深い学び、そして、驚きWOW!
そんな奮闘ぶりを20年間、ヒデヨシ日記に書き残しています。
「今日の学び」を常に己に言い聞かせ、人間革命していくために。

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2010年6月の日記

6月30日(水)雨

朝一から5人OJTに出発。
小林をリーダーにして、新規プロジェクト開始。

谷本と自分が同行し、自分はヨコタさんへ納品。

午後、谷口さんと、デザインの打ち合わせ。

新規作業の払い出しや月末の納品で、
久しぶりに夜遅くまで、外に荷物が溢れた。

物流で対策打たないと大変なことになる。

今日の学び
●「個性を認め合う。自らを率直にさらけ出せる。
そうした安心感に包まれる中に、強固な団結が生まれ、互いが真の信頼で結ばれる。
使命のない人はいない。誰もが、不可能を可能にする勝利の原動力である。
リーダーは、一人一人が自分らしく持てる力を発揮できるよう心を配っていきたい。」

6月29日(火)大雨

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モニモニアニマルの製作キックオフ。(写真)
ぜひとも、MIYOSHIさんで製作してもらいたいとのご期待に何としてもお応えしたい。

http://monimals.net/

「わあー、かわいいー!」という感覚と手作り感を大事にしようと、
飯高を担当にキックオフした。

飯高は入社5年。一番若いが、品質よく、作業スピードが早い。
今回は、モニマルに対して一番反応したので、そのまま担当にした。

きっといい仕事をしてくれる。

今回飯高には、ものづくりの立ち上りから納品までを、
あえて一人でマネジメントさせて、一歩成長してもらおうという狙いがある。

大手電子機器メーカー出身の渡部さんに鍛えていただくなど、
羨ましい限りである。飯高の成長に期待したい。

小林が復活。川畑内職デビュー。

今日の学び
●「たとえ、世界のすべての人から賞讃を受けようとも、
わが心の賞讃を受けないようなことを私はしたくない。」ジョージメイソン

6月28日(月)

AM、富士精工さまを訪問。

社長と種々懇談させていただき、単なる協力会社というより、
お互いの技術を活かして、次への展開ありと話がはずむ。

午後、谷本とコニカミノルタテクノプロダクト様訪問。

「MIYOSHIさんなら、もっといい生産するでしょ。」
と謙遜されるが、非常に洗練された現場である。
勉強になる。

今日の学び
●「時間をかちとることは、勝利を意味する」周恩来

6月27日(日)

今日の学び
●「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕末に困るもの也。
この仕末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。」
西郷隆盛の山岡鉄舟評。
●「人は、見た目の変化に影響を受けやすい。だが大切なことは”本質を見抜く力”であろう。
人物ならば、言行一致かどうかに重きをおきたい。」

6月26日(土)晴れ

午後から、数名面接させていただく。

会社の概要などから、詳細をご説明させていただいて意見交換。
一人に1時間では足りない。

今日の学び
●「目の前の変化に一喜一憂したり、目先を少し変えて安心してはいけない。
表面に出てきた姿の裏には真実がある。それを見抜く透徹した目を持つことが肝要だ。」

6月25日(金)晴れ

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朝8時、青梅へ納品。
10時、新宿東京信友にて営業会議。
11時より、製品開発会議。

会議に参加させていただいて、
ものづくりについては、これまでの十数年間がムダでないことが分かる。
しかも、「組み立て」というジャンルにいさせて頂いたことは、非常に役に立つのではないか。

午後、ビックサイトへ。セガさんの展示会には間に合わず。

製造ソリューション展へ。

MIYOSHI塾のメンバーは、製造ソリューションよりも、
反対側に行かせてあげれば良かったと思った。

時間という切り口と、個数という切り口。

夕方、MIYOSHIの今後のシステムのあり方について、
谷本に意見を求める。ブラッシュアップさせて、果敢に挑戦したい。

6月24日(木)曇り

昨日電話のあった精密機器大手取締役以下2名来社。

工場へも一度来てください。とおっしゃるので、
「では、今日行きます。」と、今後は夕方、こちらから訪問させていただいた。
お渡しさせていただいた名刺が、「すぐやる課」なのに、「それでは来週」という訳にはいかない。

朝一、甲斐エレクトリニクスの社長から電話いただく。

工場管理の雑誌のご案内を通して、皆さんエール情報など、ご連絡を下さる。
ありがたいことである。

今日の学び
●「他者と協力し、団結していけば、『1プラス1』は『2』だけではない。
『3』にも『4』にも『5』にもなる。」フィリピン ラモス元大統領

6月23日(水)晴れ

MIYOSHI塾は、ビックサイトへ。

希望者が、
製造ソリューション展を中心に現場改善のヒントを得に行く。

現場にいるべきか、ビックサイトに行くべきかという管理職に、
うちに現場の革新が出来ると胸張れる人間はいるか?と問いかける。

いないだろ。品質守って、納期に間に合わせて、コストが合わない。「何か方法はないか」と、
自分から「行かせてください」っていう話じゃないのか!

現場で悩んで、やってみて、やってみて失敗して、
悩んだ分だけ、見に行ったときに発見がたくさんあるんだ。

MIYOSHI塾の予定を優先してスケジュールを立てた扇野に外から電話。
「今まで、お客様に対して、『出来ません』って言った事あるか?」
「ありません。」「お客さんはどう思ってる?」「?」「本末転倒だ!」
「どっちもやりきることを考えろ。」「どうしてもダメなら、優先順位を考えなさい。」

言っていることがむちゃくちゃに聞こえるかも知れないが、
人生とか、仕事とはそういうもんである。

いつも、複数のことが混在して、優先順位は自分が決断しないといけない。
勝手に決断できないから、組織・個人の判断基準(理念)を持つのである。

ポイントは、優秀な人はどちらもやりきる智慧を持つ。ということだ。

午前、紹介で明日打ち合わせで来社したいという電話あり。快諾。

夕方、東京信友へ。斉藤社長と懇談。ヒロシさんを紹介いただく。

今日の学び
●「もともと地上には道はない。歩く人が多くなればそれが道になるのだ。」魯迅

6月22日(火)晴れ

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だいたいでいいから、まずは結果を思い描け。

ざっくりと「こういう結果になるんじゃないかな」という意識を持っていれば、
桁の違いとか、プラスマイナスの違いなど、乖離が出た時には気がつくものである。

管理職は、少なくともそれくらいの鼻を利かせなさい。朝、ミーティング。

・写真は、飯高が始めての納品。
夕方出れる人間がいなくなり、「私が行きます!」と青梅へ。
やったことがない仕事にどんどんトライしていく。いいことだ。偉い!

●工場管理掲載のご案内を各社にご紹介。約100社。
数20社の方から、ご指導・アドバイスのメールをいただく。

・弊社も御社に見習い”段取り力”を身につけなければ
今の御時世生き残ってはいけないと痛感しております。

・5Sのみならず多品種小ロットに適応できる
フットワークの軽い現場、明日の朝礼で紹介させていただきます!

・トップの方向性!社内スタッフも社外の私たちも伝わっています。

・F1のピットのような臨場感を感じました。
きっと女性陣が主導権を持っていて男性陣は怒られないようにハラハラでしょうか?(笑)

・海外行くも、国内に残るも、どっちが正解かなんて無いけど、本当の意味で経営者の理念が問われてる時代だと思う。

・御社の行動=MIYOSHIの創意であると改めて拝見致しました。

・相変わらず、MIYOSHIは、いつも生き生きしていろいろな取り組みされていますね。

・海外に出る力のある企業が最新の設備で建設していますから
旧式の設備の日本は後塵を拝するというまさにデジャブーの世界ですね。

●ライクスタイル山田さんからは、近況とブログの嬉しいメールをいただく。
2年前に贈った開業祝いの時計のことを写真つきで紹介。
嬉しいことである。成功してもらいたいと心から祈る。
http://www.like-style.net/

●飯塚氏からも、メール。

●午後、1社見積り案件が前進。金型案件が一歩前進。
夜には、1社の新規取引きが決着。

先週までの8連敗から、週末の1社と今回。
どちらも、MIYOSHIの管理と品質を重視しての発注。

谷本も、自分も、1社から新しい仕事をいただくということが、
どんなに大変かを思い知った。

6月19日20日ABE塾合

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ABE経営塾の合宿に参加。

阿部先生からは、プレゼンの大切な要素を指導。
①結論から
②分かり易い
③筋が通っているか
④マーケティング志向

プレゼンが最高の自己啓発である。
そして、評価をしてもらうということが大事と。

・ドラッガーの「私は」を「我々は」への置き換え
・クリエイティブジャンプ
・USP(アップセーリングポイント)

4社のプレゼンや交流会での各々の高いレベルのお話に、
ただただ唖然とするのみである。

「電車でGO」とか、分からないことが多すぎる。
勉強不足を思い知る2日間。

6月18日(金)曇り

若林さん来社。

リワーク作業の相談。
現場を見ていただいた感想を聞いてビクッとした。
「キビキビしているが、やらされている人が多いのでは?」
工場のあり方として、仕組みのあり方、やり方非常に反省する。

内発パワーが出ないと本当の迫力にはならない。

渡部さん来社
新規プロジェクトの打ち合わせ。
ものづくりへの想い、手作りの大事さ。
ありがたいことに、「MIYOSHIさんでやってほしい。」との御相談。
すでに開発・販売チームでの会議で、弊社のホームページと日記を見ていただいて、
全員の了解をもらったとのこと。

さあ、このプロジェクトをMIYOSHIで立ち上げられるか。

目の前にいる一人の青年の夢を、
ものづくりのプロとして速やかに立ち上げ、かなえることができるか。

●今日の学び
・使命が大きいから、苦労も大きいに違いない。

・友の喜びを、わが喜びとする。友の活躍を心から讃えていく。苦難の時は一緒に悩み、励ましを送る。
共に笑い、共に泣いて、人生の幾山河を越えていく。この人間性輝く、温かな結合に、真の「異体同心」が生まれる。

・「途中に何があろうと、すべては勝利のための試練。
そして、誰の心にも、必ずどこかに”乗り越える力”がしまい込まれているのだと感じます。」

6月17日(木)暑い!

「市場縮小の時代は、頭をフルに使って働かないと突破口が見えない
だから、「人の資産」をどう活用するかが、企業存続の鍵となる!」
とは、新聞のどっかに書かれていた。

「任せられる人に!」朝礼。

午前、新たな案件にて打ち合わせ。

午後、はんしんへ。

●本日の学び
「勝者は失敗を恐れない」「たくさん失敗したということは、たくさん挑戦したということである。『失敗の数』を誇るべきなのである」
「やってみれば恐れは消える。その意味で『自信ができてからやろう』というのは『病気が治ったら病院へ行こう』というのに似ている」

6月16日(水)暑い!

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朝一、中国からの商材の扱いについて。
MIYOSHIとしての方針を確認。

飯塚さん来社。
「お客様に感動を与えるものづくりをします」
とのお考えを伺う。誠実さが伝わる。

小島氏来社。
HPからの問い合わせ件数についての検討。 

板金塗装の見積り案件。谷本がまとめる。
今回は塗装側からのアプローチに挑戦。

後工程側が責任を持つことで、結果責任をはっきりさせ、
管理ロスをなくすというもの。

MIYOSHI塾は、谷本の会社案内のプレゼンを皆に見ていただいて、
意見交換しようというもの。

夜は、木村からの報告に、
「申し訳ありませんが、各作業にて、「作業出来る人」はいても「任せられる人」が不足して
いる状態だと思います。自分の教育が不足しているのかもしれませんが。。」とあった。

スタッフ諸君!

「私にお任せください!」という心意気で!

6月15日(火)晴れ

朝から苦言。

朝ミーティングで、出てきた「マイナス計画」にぶちきれる。

見積りの案件がきても、現場が弱ければ何の意味もない。
現場が強いというのは、生産技術力だよ。標準化だ。
「ああ、MIYOSHIの管理職に任せればこういうものづくりをするんだ。」
そういうものがなかったら、何の魅力もないだろうが。

他社より、品質とスピードのメリットがあった上に、価格が適正である。
やっぱりMIYOSHIさんだよね。とお客様に言わせるのは現場の力なんだよ。
現場の力というのは、管理職の力だ!

以上、朝ミーティング。

AM坂田さん来社。
歯科医師の業界など、カイゼンについては共通課題がある。
人材育成について、能力主義、実績主義の課題問題についてなどなど。

午後TAMA協会へ。
岡崎局長以下、錚錚たる方々に同席いただき意見交換。
皆さん忙しいのに、ありがたいことである。

新聞には、こんな言葉があった。
●「多くの人は、悩みへの『答え』を求めているようで、
実は悩んでいる自分の気持ちや心に『応え』てくれる人や言葉を望んでいる。」

6月14日(月)雨

8時10分より、管理職の今週の動きを確認。

午前、シマックス 島村社長来社。
同業として、業界情報など種々語り合う。

規模に応じた対応の仕方がある。そう思った。

午後、佐々木電材へ。案件の相談。

創伸へ。
「基板、ハーネスが動いてるから、組立はもうすぐじゃないか。」
生基板屋さんが動き出した感あり。

帰社後、見積書作成。

中国からのサンプル到着。非常に早い。

本日、4件の案件。

6月12日(土)晴れ

GREEとは。

六次の隔たり
人はだれでも、知り合いを6人以上、たどっていけば世界中の人と間接的につながれる。

Six Degrees of Separations
という、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)からきているという。

6月11日(金)晴れ

朝、東京信友営業会議。
半歩前進か。

MIYOSHIにはない文化だ。
かつての百貨店本社時代を思い出す。

中小零細企業には、それなりの良さがある。
カッコつけても仕方がない。

一番は経営者に近いということからくる情報共有であり、
団結力であり、意思決定力とスピードである。

もっとシンプルに。もっと見えるように。

午後は、谷本と幕張メッセへ。
現在抱えている案件の情報収集。

夕方、香港から日本への部材手配の正式発注が出た。
これは、生産中止品目でウォンテッドをかけたものが、
香港にあったというもの。

MIYOSHIとして、最初の輸入仕事になる。

夜、吉田社長から輸出入のこと、種々アドバイスいただく。

●今日の学び
「人に愛される仕事を」
「誰からも信頼され続ける会社にすること。お客様や社員のためにも、一点の曇りもない”クリーンな経営”を貫きたい」
「喜とは自他共に喜ぶことなり」(人に喜んでもらおうと心を尽くす仕事が、結局は自社にとって最大の喜びになるとの確信)
「古い自分をどこまで捨てられるか―それが、ピンチをチャンスに変える秘訣なのだと痛感」

6月10日(木)晴れ

個人もチームも、昨日と今日がどう変わったか。
変わらなければダメだ。

私は今、自分に如何に力がないかを痛感している。
だから、必死で勉強してます。

いいですか!能力がある人が偉いんじゃない。
昨日よりも今日、成長する姿勢が必要なんです。

そういうMIYOSHIのスタッフに、お客様は信頼を寄せている。
間違っても、自分はそこそこ出来るなんて思うんじゃない。

だから、MIYOSHI塾をやってるんだ。以上朝礼。

谷本が作製した見積書を見て、やり直しをさせる。
「アシスタントをやりたいのか!そのつもりでいる間は成長なんかしない。
俺の”なおし”が前提の書類なんか持ってくるんじゃない!
このまま、お客様に提出するつもりで作製しなさい。
自分が主体者となって、全てやりきる覚悟があれば智慧が湧くし、成長する。」

谷本は、プレゼンだって、知識だって、仕事のスピードだって、毎日格段に成長している。
それは分かっている。何度も失敗しながらも、突破口が見えてきた。
やってやろうじゃないか。

午前、一人一人から、現在の課題やテーマを聞く。
「品質とスピード」が圧倒的に多いが
「統率力」「多能性」「人材育成」「コミニケーション」
「全体力」「立上スピード」「チームワーク」「スランプ」「視野」
などなど。

それぞれ一人一人が、自分が思っている以上に現場で課題を抱え、
テーマを持って取り組んでいることが分かった。

午後、大日本印刷様を谷本と訪問。

タグチエンタープライズ様4名で来社。
業界での価格バランスから振り出しに戻った。

夜、中国新谷社長にメール。即電話が入り打ち合わせ。
部品探しも奔走してくださった。次の展開へ繋がっていく。

●「幾多の試練を乗り越えて、願いを実現した原動力も、あきらめない勇気であります。執念の努力であります。
そして先輩も後輩も一体となり、皆で学び合い、支え合って、力を出し切っていくチームワークなのであります。」

6月9日(水)雨

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朝の会で、木所さんがお世話になった方の名前を挙げていた。
ふと大事な方へ御礼報告することを忘れていた事に気づく。

この姿勢があったればこそ、木所さんはたくさんの人に守られてきたのだと思う。

会社に戻り、秋山さんに連絡。わがことのように喜んでくれ、メールも下さった。

午前から、谷本と共に見積案件の積み上げを行う。

ひとつひとつが、ある意味では自社製品へのスキル、仕組みの積み上げである。
無駄はないはずだ。

第17回MIYOSHI塾は、「成形金型について」
羽村金型の池羽専務を講師に、樹脂成形金型の仕組みを学んでいく。

6月8日(火)晴れ

AMテクニカ様へ。 比留間社長と昼食。
頑張っている若手社長達の奮闘ぶりを伺う。

午後、相模原部品工業様へ。
見積り内容のご説明。

「MIYOSHIさんのような会社はないですよね。」
と、現場の意識が高いとの言葉をいただく。

後は、経営者の力量である。

入間経由で、帰社。

協力会社を捜すが、組立屋がないことを、あらためて実感。

失注数件。

6月7日(月)晴れ

新日本無線様来社
ブロス様来社
ヤクモエレクトロニクス様来社
タグチエンタープライズ様来社
ラテックスインターナショナル入江さん来社。
日本アンテナ様立会い。

谷本のプレゼンは日に日に良くなってきた。
写真なども、最新に入れ替えいいものになってきた。

ブロス様の来社にて、新たな勉強をさせていただく。
「MIYOSHIさんのような組立屋さんが、設計から中核を担ってほしい。
結局、量産になったときに、品質は組立屋さんで決まるんです。」と。

しかし、そのためには、早い見積りとスケジュール出しが必要になる。
ネットワークだけでなく、経験が必要だ。

品質・納期を維持しながら、管理コストや物流コストを削減するために、
デザインや設計からの案件を、最終アッセンブリ担当の我々が旗を振る意味は大きい。

6月6日(日)

●「『エデュケーション』(教育)の語源は『ブリングアップ』、つまり向上、引き上げです。
また、『リードアウト』、すなわち隠れているものと引き出すという意味でもある。」お茶の水大 遠山名誉教授

●「我々の捜し求むる物はここにあり、然らざればいずこにも無し」「足をしっかり大地につけてい給え」ゲーテ

●「九層の台(うてな)も累土より起こり、千里の行も足下より始まる」老子

●「逆境によく耐える魂は、あらたな、より大きな強さを獲得するだろう」グラスゴー大学 ハチスン博士

●「自らの頭で考えて、努力し、自分だけの武器を磨いてほしい。一流とは努力の仕方を知る人だ。」
日本サッカー協会名誉副会長 釜本邦茂氏

6月5日(土)晴れ

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テクニカ 比留間社長の結婚披露宴に出席させていただく。

写真は、奥様3姉妹の写真。
(ある塾生から、たっての依頼があって掲載しましたが、
クレームがついたらすぐに削除します。)

そもそも、社長の結婚式って世の中に少ないので、
なんというか、不思議な感覚もあった。

素晴らしい、感動的な披露宴でした。

6月4日(金)晴れ

朝、東京信友にて営業会議。

過去実績から、今後の戦略を練る。

未来戦略に対してたたき台がないことを斉藤社長が指摘。
社長の言わんとすることは、120%理解できる。

自分も今では、恐らくまったく同じ気持ちで仕事をしている。

問題は、それを現場に落としこむ人材である。
しかし、それはテクニックではない。

「一念に臆劫の辛労をつくせば、本来無作の三身念々におこるなり。」
真剣に悩みぬいていくところに、智慧が生まれてくる。
失敗もあるだろうが、想いを込めて動けば、こんなことしてみようと智慧が湧くものである。

目先のことをこなしていこうとすれば、絶対にボロが出る。何よりも楽しいと思えない。

午後、ビックサイトへ。
ガラス素材のことで、あるブースに相談に行く。

現場の担当者の対応が、非常に残念。

今、世の中にないものを要求していて、
あなたの会社ならそれを実現できるかも知れない。という提案をしているのに、
「うちは、こんなことしか出来ないんです。」
なんて聞いてると、「やる気あんのか!」とむかっ腹立ってくる。

どう繋がるか分からんだろうが!
ネクタイ締めて、みんなそれらしくしてるが、
出来る営業マンとは少ないものだと思う。

夜、帰社。

小谷様、中川様と打ち合わせ。

6月3日(木)晴れ

EMSの何たるかを確認しにビックサイトへ。

●「メガEMSの世界戦略構想」と題して、
サンミナ-SCIの岩下社長のご講演。

世界でもトップ10に入るサンミナ-SCI
ODMも、EMSも伸びているが、EMSの比率が高まっている。
(全体需要の60%がEMS、その内アジアが70%)1位はファクスコン

ライフサイクルの短縮化
技術設備への投資負担大
国内市場の成長鈍化
グローバル競争の激化
 → 必要とされる対応
  → 選択と集中 
   → 製造アウトソーシング

EMS活用の効果は?
・設備投資の圧縮
・市場投入の早期化
・適地生産
・トータルコストの低減

特徴は?
基本要件
・自社ブランドを持たない中立性
・グローバルに拠点を展開
・標準化の徹底追及
・Time to market (迅速な対応)

総合力として
・IT
・SCMによるトータルコスト管理
・部品調達力
・設計から生産・配送・アフターまで

●「ディスカバーDMSビジネス」と題して、
Pegatron社のプレゼンを聞いた。

DMSのDとはデザインである。

デザインという強みを持つことで、開発から物流まで、
各段階にて市場トレンドを把握しながら、
顧客への適切な提案とサービスを行い共に成長へ向かうことができる。

”One-stop Shopping”

・物流体系 ・柔軟的な生産Cell方式 ・ミス防止システム 
・金型開発製作治具能力 ・自動化治具の設計能力

やっていることは同じである。
圧倒的に違うのは、規模とプレゼン力である。

「自社ブランドを持たない中立性」とは、良く言ったものだ。
弱みではなく、強みだということか。

●本日の新聞より
「時間を無駄にすることのない人は、決して時間が足りないという不平は言わないものである。
常に行動していれば、実の多くのことを達成できる。」アメリカ第3代大統領 ジェファソン

6月2日(水)晴れ

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今晩のMIYOSHI塾。
朝礼にて、お客様を迎える姿勢、講義を伺う側の姿勢を確認。

昼間、谷本と都内へ。

スポットが、計画との乖離があるという連絡が入る。
スポットとは言え、通しで一台つくって、工程配分して、
とりあえず自分ならできるという状態での生産計画。基本である。

やろうとしていることが高度になれば、人材も高度になる必要がある。
場合によっては、ついていけないということもあり得るか。
現場の標準化単純化する力、人材育成能力が必要だ。

夜の第16回MIYOSHI塾は、リーデンスの肥後社長にお越しいただき、
樹脂成形についてご講演をいただいた。

・プラスチックとは?熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂
・成形の種類 ・スプール、ランナー、第2スプール
・金型の種類 ・NGの種類 などなど。

あっという間の1時間だった。感謝。

●本日の新聞より
「世界の繁栄は、女性のエンパワーメント(能力開花)にかかっていることは、必然的な事実であります。」
「不可能なことなど絶対にない」「夢や目標を実現する力は自分自身の中にある。」ポーレット・べセル大使
「私の人生哲学は本質的には単純な言葉だが辛抱強く頑張るところにある。」デューイ博士
「『頭の中に何を入れるか』が、人生の意義を大きく決定する。」ノーマン・カズンズ(アメリカ)
「人間は負けるように造られてはいないんだ。」ヘミングウェイ

6月1日(火)晴れ

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昨日までと、今日からの考え方を切り替えるように。
管理職ミーティング。

朝、タグチエンタープライズ 中川さん来社。

昼、テクノサクセス清水社長来社。

午後、久保井塗装さんへ。
アクリルの塗装の件、相談。
窪井社長が、その場で対応してくれた。

15時、MYLJ柳沢さん来社。スポット作業の立上げ確認。

トレーや組立に関するHPからの問い合わせが、
徐々に増えつつある。即対応でお客様に喜んでいただけるよう。

相模原にて阿部塾。TAMA協会担当の5分ごとのプレゼン。 

●今後の製造現場に要求されるものは、益々大きくなりつつある。
オールラウンドプレーヤーが必要なのである。

●多品種少量にシフトするということは、単純化平準化をしにくくなるということである。
その中で、現場が対応できる力を持つか、単純化できる人間が引っ張りダコになるか。

夜、木村からの報告

「(朝の管理職ミーティングについて)
目標方法を考えて行く時間がスポット作業でもこなせる環境を作る事が今大事な事と思います。
その為の準備・ネットワーク作りをしてきた事が問われる月であると思います。」
(中略)
「結果を出す事の重さに対しての対応に考えがまだまとまりきっていません。」

それもそのはず、経営者がまとまっていないのだから。