MIYOSHI

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HIDEYOSHI DIARY

埼玉の電子機器組立及び製造工場、オリジナル防犯監視カメラや電気自動車製作のMIYOSHI社長、佐藤英吉の日記を掲載させて頂きます!

過去の日記のアーカイブはこちら



2009年12月の日記

12月31日(木)晴れ

夜、谷本から宿題のメールが届く。

結論は、
「来年は『顧客満足の徹底追及・達成』がテーマかなと思います。・・・」と。
アチーブメント 青木社長のCDを聞いて

日経新聞より
「利潤動機なるものは、
利益そのものの意義を間違って神話化する危険がある。
利益は、個々の企業にとっても、社会にとっても必要である。
しかし、それは企業や企業活動にとって、目的ではなく、
制約条件である。利益は、企業活動や企業の意思決定にとって、
原因や理由や根拠ではなく、その妥当性の判断基準でしかない。」
ピータードラッカー

「我々は呼吸をしていないと生きていけないが、
呼吸をすることが目的だろうか。」神戸大 加護野教授

12月31日(木)晴れ

「利潤動機なるものは、
利益そのものの意義を間違って神話化する危険がある。
利益は、個々の企業にとっても、社会にとっても必要である。
しかし、それは企業や企業活動にとって、目的ではなく、
制約条件である。利益は、企業活動や企業の意思決定にとって、
原因や理由や根拠ではなく、その妥当性の判断基準でしかない。」
ピータードラッカー

「我々は呼吸をしていないと生きていけないが、
呼吸をすることが目的だろうか。」神戸大 加護野教授

12月30日(水)晴れ

「価格も品質だよ。」

その一言を伝えるために、
吉田さんが蘇州から電話してきた。

たしかにその通りだと思う。
ヘビー級のパンチをミニマム級の選手が受けたら死ぬ。
それを階級としてルールにしたのがボクシングだ。

と、ここまで書いて思った。
世の中の商売に、このルールがあるだろうか。
それは暗黙の中であるだけでないのである。

小さな町に大型店が出展されて、
商店街が一網打尽にされてしまう話はよく聞く。
(これも、ルールがあったのになくなったんだっけ)

今の世の中、
ヘビー級の選手が、ミニマム級のリングに上がって来て、
グローブ振り回したりしているような気もする。

だからどうしたらいいのかは分からない。

が、その小さな町の結末は、
「昔の商店街は良かった。」などと言い出すのだ。

少なくとも、
ヘビー級のリングに上がっちゃいけないということか。

後はどうする?

同行した海野さんは、
そのレベルの高さとパワーに圧倒された様子を、
教えてくれた。

新田からは、宿題のメールが届いた。
「一番印象に残ったのは人生の目標の話でした。・・・」
偉い!約束を守ることが誠実の一歩である。

今日は、高校バスケット ウィンターカップの決勝を見た。
明成高校は、とうとう優勝してしまった。

後半最後の6分で、「突撃開始だ!」の監督の声で色を変えた。
「カメレオン・バスケット」というのだそうだ。

佐藤監督は、
「やるべきことをやれば勝てるということが証明できました。」
と優勝インタビューで語る。

外国人留学生もいない、背も小さいこのチーム。

見たことあるが、鬼コーチだ。
「たまたまできたフリーがフリーじゃないんだよ!
つくってフリーなんだ!」と怒鳴っていた。

創部たった5年で全国制覇を果たす監督には、
そのやるべきことがはっきりしていて、一日中唱えてるんだろうなと思った。

12月29日(火)晴れ

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10時、秩父の埼玉富士さま訪問。

ウェルカムボードをご用意いただき恐縮。
ピリッとした会社だ。入り口から、
経営企画室の皆様が立って出迎えていただく。

現場も徹底した5Sと見える化が、
「5S頑張ろう!」とか「見える化しよう!」とかいう標語もなしで、
現場からビンビンと伝わってくる。

量産と少量の共存。金属加工、成形、基板実装、組立。。
理想の工場だ。

二ノ宮製作所の二ノ宮取締役を訪問。
まず、「のだめカンタービレ」。
いや、タイトルがピンとこなかっただけで、家族はみんな大好きでした。
ということなんですが。。

長瀞のそばを食べて、帰社。

夕方、管理職・社員と、12月訪問した205社の報告とともに、
今後のMIYOSHIについて語り合う。

いくつかキーワードが出て、次回は年明け早々に。

「守りと攻め。既存を大事に。新規は協力会社を通じて。」谷本
「MIYOSHIの強みがお客さま要求に重ならないと仕事にならない。」木村
「オールラウンダーは、人を限定。基礎は必要。明年早々に。」扇野
「スポットは、切れるたびにリセットされるのがロス。」新田
「コストダウン提案のスペシャリスト。」佐藤

や「EVについて」などなど。

12月28日(月)晴れ

谷本と都内へ出かけるものの、
お客さまの近くまで来たところで、
「やっぱ行くのを止めよう。」と行って通り過ぎた。

別件の電話で、
お客さまが必ずしも満足していただいてない雰囲気を感じ、
何をしに行くのかを見失っていたからだ。

「我々に任せてください。」
と言いながら結果的に満足していただいてないとしたら、
そりゃ詐欺だよね。

「仕事ください」っていうのは、物乞い営業だ。

ハッと思って、
吉田さんから26日にいただいてメールを読み返した。

年末にカレンダー持って挨拶に来る営業が、
あなたに仕事が出ていないという現実に気がついていない。

そういう営業が世の中には多い。

営業とは、お客さまに価値を提供する提案作業だ。
さしたる提案事項もないまま行くのは物乞い営業だ。

そう思ったので、もう一度情報を整理して、
結局お昼直前にお邪魔した。
皆、降りてきてくださって恐縮した。

このお客さまに喜んでいただくための我々の提案とは?

それを持って、年明けにお邪魔することを約束した。

夕方、新宿にて打ち合わせ。

●明成高校のバスケットで感じたこと。

走れる選手は走らせる。中途半端はだめ。
ピッカピカに磨いたスピードは使える。
ガードが外から、内から点を取りにいける。
監督の仕事は、選手を活かすこと。
明確なビジョンがあるから、信頼感がある。

12月26日(土)

午前中は、会社にて業務。

新谷社長が来日との情報を吉田社長がくれて、
夕方急遽川崎へ。

食事しながら、近況報告。

ワンストップの要求が高まっているのは、中国も同じ。
組立屋としては、成形や金型などとの強い連携が必要だ。

まだ計画生産が前提の中国で、
すでにLTの短縮に挑戦されていると伺う。

さすがに、レベルの高い工場である。

そういえば、初めてお会いして2ヶ月。
そんな話になった。随分とお付き合いさせていただいているような気もする。

吉田家にもお邪魔させていただいて、
吉田さんのお父さんにもお会いできた。

中国の情報、タイやベトナムの話。

なんとなく、父に相対しているような不思議な感覚だった。
父と同じ昭和15年生まれと後で伺った。

阿部塾長からメールを頂戴する。
明年の年賀状に阿部塾長来社時の写真を掲載させていただくことに、
快諾していただいた。

12月25日(金)晴れ

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「今年は、厳しい一年でした。
そのつど目標を発表しトライしてきましたが、
前提が崩れていくことが多く、軌道修正を繰り返してきた。

設立当初は借金をして給料を払う状況になれば、会社は辞めようと思っていた。

それが変わった瞬間がある。それは数年前。
給与がなくてもこの会社に来たいという人がいたことです。
MIYOSHIには、そう思っている社員がいた。

その日から私は、みんなのために会社を残そうと思った。
そして、みんなで頑張って結果を出してきた。
今も、その気持ちは変わりません。

みんなのため。だから、会社のために犠牲にはしない。
みんなのためにMIYOSHIを舞台として使っていただく。

いつか、「MIYOSHIにいたお陰で、私の人生幸せでした。」
そう言ってもらえるように。そう思ってます。

そのために日々挑戦です。

世間は厳しい状況です。来年もさらに厳しくなる。

どうか、みんなの智慧を結集していただき、来年良い結果を残そう。

本当に一年間お世話になりました。」以上朝礼。

金子さん、橋本さん、山田さん、朋子さんに年賀状の宛名書きを手伝ってもらう。

「みんな大事なお客さまなので、どうか愛を込めてね。」一生懸命に書いてくれた。
名詞の整理で、ちょっとハプニングあり。

谷本と私は午後、野火止製作所の川上社長のところへ。

200社目のカレンダーを手渡す。

訪問累計は本日で、201社に。。

12月24日(木)晴れ

朝8時半谷本と出発。

9時半海野技研さま到着で、
海野社長とともに3社を訪問させていただく。

カズクラフト 藤田社長
プロセスTARO 牧社長
オオグシ 大串社長

それぞれに、高い技術を持ちながら、
よい経営をされていて、勉強になる。

海野社長には、半日を完全に使っていただき大変恐縮である。

午後から、阿部塾でまだお邪魔していない会社など、
12社訪問させていただいた。

米山社長から電話をいただき、
島田社長からはメールを頂戴した。

本日で累計197社訪問。そこから感じることを含めて、
扇野、木村、谷本とMIYOSHIの将来について語り合う。

12月23日(水)晴れ

「誰が見ていなくとも 地道に友と語り
友を励まし 友に慕われる
心の王者の人生たれ」師匠のメッセージ

後輩たちの音楽祭に招待頂き、
全国一位の筝曲部やブラスバンド、
コーラスに感動をする。

「♪平和を目指すは何のため
輝く友の道ひらく 未来に羽ばたけ君と僕♪」

「負けじ魂ここにあり」などなど。。

師匠は、
「大学は、大学にいけなかった人のためにある。」
「人生最後の事業は教育」とおっしゃった。

私も、まったく同感である。
そのご構想に少しでも貢献したい。

「人生は、何のためにあるか。」
徹底的に語り合い、彼らが、中学・高校時代に志を固め、
社会に出て挫折も経験し、もう一度この原点に帰ってくる。

中学高校時代の教育が、人生にどのような影響を与えるか。
人生の原点をつくるのは、間違いなくこの時代である。

そして、未来の日本は、彼ら青年の姿を見れば分かる。
そのために、我々に何ができるのか。

後輩たちの一生懸命で、真剣な姿に、
私自身も決意を新たにさせていただいた。

心から感謝の思いで一杯である。

12月22日(火)晴れ

朝、西武新宿線にて新宿へ。

9時。東京信友様にて打ち合わせ。

午後、ヒューグルエレクトロニクス様へ。

扇野と新田が車にて納品に合流。

新田からのメール、
「社長にも朝礼で言われていたのですが、
検査は1台が出来上がった時点でまず検査をする!
もしそこでNGが出た場合すばやい対応が出来る。
<中略>
今回の反省点をしない様、まずは1台。
そして作業指導の中で聞くだけではなく自分でやってみる!
これはどの作業をする時もこの事を忘れずにしていきます。
お疲れ様でした。」日報を回覧している他社を学び、
今日から、CCで管理職に入れてもらうようにした。

電車での移動時間があったので、読書が進んだ。
「日本でいちばん大切にしたい会社」ほとんど読めた。

その中で、5人に対する使命と責任と。
①社員とその家族を幸せにする
②外注先・下請け企業とその社員を幸せにする
③顧客を幸せにする
④社会を幸せにする
⑤株主を幸せにする

八王子にて阿部塾の役員会

終了後、阿部塾長には、
61歳からの社会還元とは?との問いかけに、
「青春・朱夏・白秋・玄冬」を通して話してくださった。

調べてみると、 年代 論語 ① 青春 :16歳~30代前半 学を志す ② 朱夏前半:30代前半~40代後半 身を立てる / 惑わず 後半:40代後半~50代後半 天命を知る ③ 白秋 :50代後半~60代後半 耳に従う ④ 玄冬 :60代後半~ 矩を超えず
との記述があり。

12月21日(月)晴れ

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用意してきた話ができない。
そういう朝礼が何日も続く。

朝、はんしん所沢へ。

午前、鷺宮の斉藤さんを訪問。
部品トレーや組立の話で再度訪問することに。

ミニモの五十嵐社長が1967のワーゲンで来社。
同じ42年前に製造されたワーゲンがMIYOSHIで再開。

片や爆音で、片や無音で。。。

EVを運転していただく。

さすが、バスに乗っている人には、
この加速と静かさがよく分っていただける。

若い五十嵐社長なれど、果敢に挑戦されている様子を伺う。

よい刺激をいただき、再会を約束。

1月は前半が手空きで、後半が手が足りない。
作業時間を貯金する方法ってないだろうか。

夜のやり取りで、我々の使命をもう一度考えさせられる。

高い品質、低コスト、短いLT、小ロット。

谷本帰社。

ここへ来て、
「下請けさんの社長が年配でもう辞めるって言うんだよ。」
という話をボツボツ聞くようになった。

仕事が動いている様が分かる。

12月19日(土)晴れ

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夜、吉田家参上。

家族みんなで、
遠いところを3時間かけて遊びに来てくださった。

本当に可愛い子供たち。

人生の目的について語り合う。

吉田さん、これからはゲーテを読む。と。

12月18日(金)寒い

10時半に出発して、谷本と多摩方面へ。

石川電気様。ご謙遜されていたが、
いい現場をつくっていらっしゃった。

目立った仕掛りや、手待ちや、
物流のムダなどもないので、
小島さんの言うとおり、
残るは、細かいカイゼン項目だと思う。

システムをつくった人が偉い。そう思った。

午後、テクニカ様、海野技研様、星製作所様、
菊池製作所様、TSS様、相模原部品工業様へ。

海野さんからは、来週のマッチングのセットをしていただく。

星社長は大変に忙しそう。元気でよかった。

相模原部品工業様では、島田社長にご挨拶。
来年の見通しや今後の取り組みなど。
MIYOSHIが総合的に仕事をいただく方向であることに期待を寄せられた。

車中電話が入り、来週から新しいプロジェクトが開始に。
8年間通った会社から、初めて受注を受けることになった。
しかも、マッチングも適って。。しっかりと期待に応えたい。

短いながらも積み重ねたご縁と経験が、
人様のお役に立てるようにと願うばかりである。

期待は高まっている。
最終組立の現場がMIYOSHIにあるのだから。

もっともっと力をつける必要がある。

12月17日(木)晴れ

「テーマを持って仕事に取り組みなさい。」

例えば今日稼動する仕事は11種類。
一日に4台の現場もあれば、800台の現場もある。

当然生産文化が違うので、一般的には違う会社が受ける仕事を、
同じスタッフが、同じ屋根の下で行うのだから、
一口に多能工と言っても、簡単には育たないのが現実である。

「皆が今入っている現場は、必ずしも慣れた仕事ではありません。
が、テーマを持って取り組んでほしい。そして一発で決めてほしい。

一度教わったこと、一度覚えたことを次につなげていく。
プロ意識があれば、当然そうなります。

お手伝いのつもりで現場に入れば、何年もかかる。

残念ながら、スポットの仕事で結果が出ていない。

じゃあ、次のロット時に同じスタッフが受けたときには、
大丈夫です!と言えるように今回しっかり習得しておくこと。
カイゼンしておくこと。これが大事です。

皆さんはプロです。
お手伝い根性で現場に入らないように。」

朝、相模原部品土井様来社にて立会い。

10時、池羽さんと石川電気 橋本様小島様来社。
工場をご案内する。

小島さんの顔の広いのにはビックリした。
ものづくりを本当に良くご存知である。

いい出会いが出来たと思う。池羽さんに感謝。

明日伺う約束をさせていただく。

午後、テクノサクセス様へ。
明年の予定など。。新宿へ。

谷本からのメールの冒頭は、
「今日のドライブ情報は以下の通りです。 訪問:14社:三芳/大井/狭山/所沢/ふじみ野/坂戸・・・・」

有力情報のない日は、反省を込めてドライブとか、都内観光とか書いてくる。
おもしろいやつ。

本日までの訪問件数163社。

12月16日(水)晴れ

午前、フジライン様、安田電子様訪問。

吉田社長と電話でつながり依頼ごとをする。
その約1時間後に、詳細にわたるレポートをメールにて送っていただく。

自分は、移動中の電話を利用したにも関わらず、
忙しい吉田社長から、このようなレスポンスで返されるとは、
心の底から恐縮するとともに、サプライズとはこういうことかと思った。

その他、移動中はほとんど電話にあてた。
贈り物への御礼、銀行とのやり取り、来週のスケジュール、明日のスケジュール。

午後、新神戸電機様、秋山製作所様、サクサプレシジョン様、
富士オートメーション様、日本オアシス様、アクロス様、
以上8社訪問。

12月15日(火)晴れ

朝、新宿にて斉藤社長と打ち合わせ。

午後、都内の取引先へ。

足立区
大都技研様 飯島製作所様、三基様を訪問。

その後、北区の大都製作所 佐藤様を訪問。

谷本は、11社訪問。
品川/太田/中央/千代田/目黒/新宿

今日までの累計133社。あと67社。

谷本から、今日の報告とともに明日のスケジュール案が深夜に届く。
「私はここに行きますから、社長はここへ行くように。
これやらないと200社に届きませんよ。」との内容。

頼もしい限りだし、ありがたいことだ。

サンプル部品トレーが不足して催促。

そろそろ不在が目立つようになる。年末のご挨拶の時期になった。

阿部塾生から、
青木社長のブログに写真が載ったとの連絡あり。

http://www.achibook.co.jp/blog/

12月14日(月)晴れ

朝、7時半谷本と日光へ出発。

大日光エンジニアリングさま訪問。

LTが短くなり、ロットがまとまらず、
途切れがちの仕事量はどこも変わらない。

埼玉県内でのアウトアウトがありえるとの話。

流石取締役からは、
中国内でのアウトアウトの可能性を探りたい。
との話をいただく。

ハマ電子さまへ。
社長と初めてお会いでき、情報交換させていただく。

特化して他メーカーにも安心していただくという手法は、
今後も広がるのではないか。

いろいろとトライをされており、刺激をいただいた。

協和精工 谷口専務を訪問。

種々ご指導いただく。
「自社の強いところと弱いところをしっかり分析しなさい。
弱いところで強くしないといけない所とそうでないところを決めなさい。
見ていてMIYOSHIの強みはレスポンスだよ。
前日の夜に留守電に入れておいて、『私出ます!』っていうんだから。」

「現場の人数に、1.○倍できるリーダーそうがいるかどうか。」

「たくさん周るのは、いいことだ。出来る出来ないは社長の判断。」

「必ず、MIYOSHIサイズに合った仕事がある。」

「時間がかかる。ちゃんとやっていればそういう時が来る。」

「業界が違えば、文化が違う。これはどうしようもない。」

「5Sだよ。それが全てだ。」

12月12日(土)晴れ

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午後から、八王子にて阿部経営塾。

阿部塾長からは、研修を振り返ってまとめをいただく。

阿部塾長は一貫しているのに、聞いている私は、
いつも新鮮なのは、学習能力の無さからくるものか。

「リガルジョイントの社長の話を通して、夢を語る大切さ。」
「自分を見つめなおすいい機会。原点の話。」
「良い時は、弱いところが見えない。
悪いときこそ、会社の弱いところが見えてくる。
変革をやらない手はない。その時に大事なことは、
安易な解決に向かっていないかということです。」
「扁桃腺と虫歯の違い。
変えてはいけないものと、変えないといけないもの。」
「見直した先に夢が開ける。痛みは率先して受け入れる。
リーダーとは、難しいとき、苦しい時に必要。」
「消費者は、全コストの負担者。」との水口先生の話。

一度は伺ったはずなのに、全て新鮮である。

アチーブメントの青木社長の迫力の講義を久しぶりに伺う。

今回は、タイムマネジメント。
「人生は、時間戦略でプロデュースできる。」との話。
「世の中には、偶然の法則に身を任せている人がいる。」
「人間には、自己実現本能がある。」
「棺桶に入るときに納得できる人生だったか。」
「『時間』そのものは管理できない。」
「自己実現できる仕組みをつくり上げること。」
「人生の目的が変われば、人生の質が変わる。」
「良い会社は簡単に言うと自主自立の社員。」
「目標設定は、アベレージになってしまう。」
「経営の成功タイプは、朝型。」
「自分のプロフィットに見合った仕事をせよ。」
「部下のto doを把握しているか」
「仕事の情報はオープンに。」

随所に、如何に社員を愛しているかが伝わってくる。
全国の学生がアチーブメントで仕事がしたいと思う理由が分かる。

そして、アンチエイジングの話も飛び出す。

ふと、今日の新聞の記事を思い出す。

今、来日中のM・ゴルバチョフにあてて綴った、
在りし日のライサ夫人の言葉。

「私がいつも願うことは、
主人が知り合った若い頃のままでいてほしいということです。
勇敢でたくましく、かつ心優しく。
そして、好きな歌をまた歌えるように、
好きな詩を朗読できるように、
今までのように屈託なく笑えるように、願っています。」
やさしい女性である。

そして、強い人であられた。
「人生には、さまざまな痛手があります。
しかし、『達成できる何か』はあります!
何か『実現できる夢』は必ずあるのです!
だから、最後に勝利する人とは、
たとえ転んでも、立ち上がり、再び前に進む人です。」

終了後の交流会では、吉田社長とともに、
中国訪問の発表の機会をいただく。

アチーブメントの河合さん、小川さん、深井さん。
皆、優秀である。志がしっかりしている。感謝。

12月11日(金)雨

明年の仕事の工程監査で3社来社。

新田の研修という意味も込めて、
木村が丁寧にしっかりと準備をしてきた。

お陰で、お客様には安心していただいて、
お帰りいただく。

「MIYOSHIさんは品質が良いので助かってます。」
とのお言葉もいただき、現場にも励みになった。

午後、日刊工業新聞の田窪さん来社され取材。
工場改革、中国工場の状況と、木製キーボードの話題。

夕方、及川さん来社。ゆっくり話できず残念。

夜、清水社長来社され種々懇談。

19時、「急遽お願いしたいことがある。」と、
小松電気様から2名来社。

急だが、明日基板実装をお願いできないかと。

半田の作業者で思い浮かべて、
飯高に電話してみる。
「明日ですか?いいですよ。」

留守電に入れた宮崎からも電話が入る。
「私も、大丈夫ですよ。」と。

扇野も木村も「私が行きます。」と言ってくれた。

本当にありがたいことだ。

せっぱ詰まって困った様子のお二人は、
安堵の様子でお帰りになる。

12月10日(木)晴れ

「MIYOSHIには、あなたがいるから、仕事を出すんです。」
全員がそう言われるようになろう。

我々は、松下でも、日立でもない。
MIYOSHIがブランドじゃない。
一人一人がブランドなんです。

今までの仕事もそうやって、次につながって来た。
人なんです。

昨日、お客様を迎える姿勢で厳しい指摘をしました。

我々の目指す世界一は、顧客満足世界一です。
あなたがどういう気持ちでお客様をお迎えするか。

それが、トイレ掃除だし、挨拶だし、準備だし、品質なんです。

お客様は、そこを見てるんです。感じてるんです。

それぞれの立場で、「あなたがいるから。」と言われるようになろう。

以上朝礼。

昼まで給与支給。

昨日の工場監査の結果をメールにて頂戴する。
前回を上回りランクを上げていただく。御礼のメール送付。

午後、不在時にお客様あり。
アーク様来社。明日の準備の確認。
朝日ハンズの宮原社長来社。
夜、電話にて種々情報交換。

「MIYOSHIさんは、皆元気ですね。特に女性が」と。

12月9日(水)晴れ

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㈱Snack&Drink様から、配当350円いただく。
そして、もう一社から400円の配当。
中学生による、ビズキッズでの投資の配当。

ダメでしょ、ふつうにもらって帰って来ちゃ。
寄付とかしないと。帰ってきて気がついたけど。

アイ・イー・シー様3名来社で、工程監査。
種々情報交換をさせていただく。

夜、アジアの武井部長を訪れ、
中国訪問の報告をさせていただきながら、
今後の製造業の方向性を伺う。

谷本が深夜にくれたメール
「お疲れ様です。 今後MIYOSHIが進む道は過去のヒデヨシ日記に満載なのではないですか? そんな気がします」

12月8日(火)晴れ

(636KB)

秩父中川機器製作所へ。

ただのプレス屋ではない。
90社から2社に残った実績をもつ。

中国、タイ、宮崎に工場。

海外ではボーダーレス。
海外から日本の受注につながるケースが増えた。

日本はすでにアジアの一部との位置づけ。

中国工場は中国向け。タイは世界向け。

中川社長。
「やってくれたやつがいる。
そいつがいなくなったらもう出来ない。
だから、技術は個人の持ち物だと思っている。
もっと磨こうという風土をつくることが会社の役割。」
ときっぱりと言われた。

「日本には基礎がある。中国はそれを嫌がる。
似ているものは出来る。が、企画にはまらない。」

「だいたいでいいのが中国の市場。
だが、世界がそうではない。
5ミクロンまで出せても、3ミクロンが出せない。」

移動倉庫など、一言で言い表せない工夫の後がある。

夕方、野菜工房へ。
クリーンルームを野菜工場にして、レタスの365作を行っている。

夜、意見交換会。秩父の活気にはビックリした。

12月7日(月)晴れ

朝8時、エスイーさんへ。
新しい試みが始まる。

帰社後朝礼。

午前、三芳・所沢で5社訪問。

仕組みの省力化、コストダウンがテーマになり、
MIYOSHIに任せたいとの話が持ち上がる。

板金加工、塗装から組み立てまで、
任せてもらうことで、輸送、管理のコスト削減になる。
近々見積りをすることになった。

横田社長とばったり会い昼食。

午後、埼玉の島田さんと共に、
中小企業診断士の秋山さん来社。
経営革新の打ち合わせ。

随分といろんな話をした。

起業の志の話まで。

松下、日立などのリーダー。
SONYなどのニッチャー。
船井などのフォロア。の話など。

11月4日(金)晴れ

私が整理整頓の写真当番。

昨日、写真を撮りながら、
皆が、片付けようと意識をしていることを強く感じる。

それでも、棚の2段目などたくさん写真を撮り、
朝礼にて、「決して、隠すような整頓をしないように。」
とお願いする。

整理整頓は、片付ける先がポイントになる。
隠すことじゃない。むしろ、見えていることが大事。

メッキの件で、午前中動く。

午後から、朝霞、和光へ。

8社訪問。

谷本との累計57社訪問。あと143社。

業界は非常に厳しい状況であるが、
忙しい会社もある。

夜、少量生産のMIYOSHIの取り組みについて、
管理職と話し合う。

12月3日(木)雨

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「赤が点いたら恥かしいと思え。」

私は、この会社を残したい。
なぜなら、頑張る皆がいるからです。

私の会社じゃない。あなたの会社なんです。

先日、東莞工場の状況を確認しました。
MIYOSHIの立ち位置は、もっと考えなければいけません。
が、少なくとも「このままで良い」は無くなった。

今、今日あなたが何をテーマにして仕事をするのか?
それを明確にしてますか?

赤の点いているセクションは、人のせいじゃない。
製造としての実力が足りないんだと自覚してください。
黄色ブルーにする努力が足りないんです。

それぞれがです。営業も、管理職も、作業者も。
環境のせい、人のせいにしたまま最後は自分が痛い目に合う。

私はこれしか出来ませんと言っているスタッフは、
やがて要らなくなります。自分の時間使ってでも勉強してください。

この機会に積極的にチャレンジするんです。
力をつけて、垂直に立ち上げるんです。

プロならば、「赤がついたら恥かしい」と思ってください。

以上、朝礼。

カレンダー持って都内へ。
2社訪問で東莞工場→MIYOSHIの取り組みの打ち合わせ。
サンプルを中国へ送ることになった。

新宿へ。開発の宿題をいただき豊島へ。21時帰社。

谷本は、ヨシダパッケージ様にてサンプルをお預かりしに。
忙しい中、吉田社長と種々懇談させていただいたようで、
「吉田社長すごいですね。」と谷本から電話が入った。

その後、横浜のキシヤマインダストリー様へ。

昨日の日経の記事に、自社開発のソーラーEVスタンドが掲載され、
昨夜、失礼ながら電話をさせていただいた。

環境への思いなどで意気投合して、「ぜひお会いしたいですね。」
となったので、今日谷本に会社案内だけでもお届けするようにと。

「MIYOSHIさんは、おもしろい取り組みをされてますね。」
とのお言葉をいただいたよう。お会いできる日が楽しみ。

12月2日(水)晴れ

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朝の会で6時川越。

日疋さんの言葉はいつも重い。

「鈴木さんが何をしたいかを考えておく必要があるよ。
商売をしたいのなら何のため?
家族を食べさせないとというなら別の道もあるのに、
車屋だというなら、なぜ車屋なのか?
仕方がないから車屋だと、仕方のない車屋になっちゃうよ。」

家族外従業員のゼロと1との違い。

金子さんの一言は、
「内3外7で悩んだ方がいい。
ラーメン屋にしない理由。それが経営理念だよ。」

経営者の使命は、メッセージをつくること。
例:グーグルは、
「世界中の情報を整理すること」

または、アップルのスティーブンジョーンズ。

などなど、第95回まで来た朝の会。
 

終了後、狭山エスイーさんへ。

マコトさん七星科学さんへ立ち寄り帰社。

相模原部品工業さまと来年の打ち合わせ。

夕方から、晃栄さん、篠原さん、創伸さんへ。

12月1日(火)晴れ

午前3時間、ライン止めてミーティング。

写真と動画を通じて、中国工場の紹介をした後に、
全員発言をしてもらう。

山田からは、予習した日記の感想が、
「吉田社長の言葉は、もっともだと思います。」

鈴木「他にどんな仕事してるのか見たい。」

伊藤「動画でもっと見たい。」

金子「動画すごい。もっと見たい。手際いい。マグネットすごい。」

小久保「作業細分化、怪我の心配。」

長崎「会社の規模。5Sすっきり。一人の工数少ないメリットあり。」

朋子「中国恐るべし。」

研一「だんだん変わってきてる」

飯高「動画でもっと見たい。帽子の色。」

中本「中国、10年前なら安いと聞いたが今は?」

橋本「現場見て勉強したい。自社開発治具すごい!」

新倉「実際に見てみたい。ロボットのコスト?」

宮崎「ラインにたまらないタクトバランスが凄い。」

佐藤「フルオートはあるか?間隔が狭い。装置作る場所見たい。」

新田「ロボット入った上で、ラインつまっていないのが凄い。
コストは合うのか?工数の割りに人が多いのでは?LT短いもの対応できるか?」

木村「量産ライン準備の時間と費用は?昔の中国のイメージと違う。
人でなくロボットを使うメリットは?作業者教育にかける時間?帽子は遠くから見える。」

谷本「量産が国内に残らない意味が分かる。MIYOSHIは検品、手直し、違う業態か?」

山崎「宴会部長として、現場を見たい。」

諏佐「自分の目で見てみたい。」

扇野「どの程度スポットに対応できるのか?技術力あり。MIYOSHIは違うことをしないといけない。」

荻原「ライン見てみたい。高順位の女性リーダーとの違いは?」

横山「現場みたい。NGの管理はどうしているか?」

仲與根「NGはすぐに修理すべき。」

全員の前での発言だから、恥ずかしいとかあったろうが、
今、読み返してみると、みんな良い意見だと思った。
 
その後に、MIYOSHIの立ち位置について問うた。

諏佐「自社ブランド」中本「メンテナンス、アフターサービス」
宮崎「技術いっしょなら検査しかない。MIYOSHIは技術高める必要あり。」
小久保「中国の仲立ち」長崎「急ぎ仕事しかない。組みたて屋じゃない仕事。まったく違う仕事。」
新田「検査しか残らない。」木村「基板チップ交換など」
扇野「大事なことは、お客様が何を求めているのか。全部対応しようとしていると限度がある。
技術・知識は個人レベルで身につけてほしい。お客様のニーズに応える。営業はそれを拾え。
対応力が大事。」

午後から、谷本と短時間で作戦会議。カレンダー片手に谷本5社。自分が9社訪問。