HIDEYOSHI DIARY

MIYOSHI代表、佐藤英吉の周りで巻き起こる日々の出来事から、
ちょっとした気付きや、深い学び、そして、驚きWOW!
そんな奮闘ぶりを20年間、ヒデヨシ日記に書き残しています。
「今日の学び」を常に己に言い聞かせ、人間革命していくために。

過去の日記のアーカイブはこちら



2009年4月の日記

4月30日(木)晴れ

「マネジメントが下手なんだ!
体がいくつあっても足りなくなるぞ!」

管理職のみの出勤。

朝、扇野の休みの間にあったことを確認する中で、
管理職が出勤していないと、動きが止まったり、
伝票の漏れが出たり、目が行き届かないための弊害があったり。

管理が、まだまだシステムになっていないことを痛感する。

「人に任せて、チェックを入れる。」
PLAN → DO → CHECKの中で、
自分が担当から外れることを前提に準備を進めておくように。
と、いつも言っている。

扇野の担当する多品種少量のところは、
たしかに難しいところだが、それが武器になる。

モノの出入りのルールも、NG対策も、コスト管理も、
「あたり前にやるべきことを、やっているところが強いんですよね。」
の言葉通りだ。

それでも、随分進化はしたのかも知れない。
パソコンも扱えなかった時代もあったのだから。

4月の評価会議。
自己評価と管理職評価の乖離があるのは、
評価項目はあるが、評価基準があいまいだからだとの管理職の意見。
では、次回給与の際に詳細を発表しようということになった。
ありネタを使うのは簡単だが、魂を入れようとするとこのプロセスを踏みたい。

5月の生産計画。
人とモノとカネを全部活かそうとするから、フリーズするのかな。
職業柄、社長というものは、無意識のうちに、いつもこのバランスをとっている。

人が必要です!
じゃあ原価はどうなる?
安い外注に出します!
品質は納期は大丈夫?
見積りを上げます!
それでは、仕事がもらえないね?

こんなことを、寝ても覚めても、自問自答してるんだから、
かなう訳がない。が、出来るようになってもらうしかない。

この自問自答の中で、頭の中で会議を済ませてしまってるんだから、
社長ワンマン工場の方が、レスポンスが良く、競争力がある。
と、捉えるべきか否か。

4月28日(火)晴れ

夜、松本に聞いてみる。

「残っている宿題は?」

「受け払い管理」です!
そうだな。後は?
「ありません。」
なに!自分で探せ!

と、訳の分からないことを言いながら、
課題を用意していない自分を反省する。

彼は、仕事が速い。が、まだまだ経験が足りない。

「一念に億劫の辛労を尽くせば・・」
彼を早く一人前にするにはどうすればいいかを、
自分自身がもっと、もっと悩まないと。

と同時に、スタッフに考えさせる癖をつけること。
理念を共有して、あとは任せるという部分。

分かっていて、分かっていないな。

夜、七星科学大島センター長来社。
種々勉強させていただく。

4月27日(月)晴れ

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MIYOSHI見学に25名来社。

三和電化様から、多数の参加あり。

パワーポイントでオリエンテーションの後、3チームに分かれて、
資材管理、生産管理、5S、カイゼン活動、EVの試乗をしていただく。

ご指摘を頂きたかったが、
隣の会社は良く見えるものである。むしろお褒めの言葉を頂戴した。

「きれいですね。」「管理がしっかりされてますね。」
「識別がしっかりできている。」「スペースを無駄遣いしていない。」
「社員の教育がしっかりされていますね。」
「手作りの現場や作業台がすごい。」
「コテを一段下げるなど、発想がやわらかいですね。」
「天井の使い方がうまい。」「もう一度見たい。」等々。

これだけ言っていただくと、説明する社員もニコニコである。

案内役の宮崎が、以下のように皆さんに言ったそうだ。
「うち(MIYOSHI)の社長は、
『できないことなんかひとつもないから、何でも提案しろ。』
って言うので、何でも言いたいこと言ってますよ。
だから、どんどん変わっていきます。
皆さんもドンドン言ったほうがいいですよ。」と。

ハッと思った。ずいぶん前に言ったことだと思うが、
ちゃんと意識してくれていたんだ。
自分が思っているよりも、ちゃんと聞いているんだと思った。

終わった後、宮崎は他のスタッフに言っていた。
「自分が思っていることを言えばいいんだよ。」

現場の社員が思っていることを、お客様に披露したときに、
その会社の力量が分かるものだ。

救われた気がした。

4月24日(金)雨

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木製キーボードの進捗写真を喜市さんが送ってきてくれた。

今回はケヤキ。まだ値段はつきませんが、購入希望者は募集開始いたします。

朝礼。

今回のNG。私に関係ないと思っている人はいないと思いますが、
もし、ほっと胸をなでおろしている人がいたら、あらためてほしい。

MIYOSHIはチームです。

この屋根の下で起きていることで、あなたに関係のないことは何一つない。

それから、担当のセクションの人。落ち込んでいる暇はありません。

悔しい気持ちは分かるけれども、次へのステップが踏めないよ。
切り替えてみんなで知恵を絞って、恒久対策をたたき出していく。
それを横展開して、2度と同類の事故を起こさないようにする。

それから「失敗コスト」。

年間トータルで大変な額になる会社もある。

出てしまったものは仕方が無いが、引きずられてはいけない。
担当のセクションほど、もっとキビキビと対応しなさい。

品証の対応は早かった。あとは物流と作業だ。
MIYOSHIのスピードというのは、小走りだよ。以上朝礼。

松本に3Fの応援を指示する。

扇野が午後出荷の対応をしていて、
松本が来週の受入の準備をしているからだ。

これから「柔軟性」と「スピード」で、世界一を目指そうとしている会社だ。
たかが20人のチームで、これくらいのマネジメントは誰でもできないと。

昨日のうちに終わらせておく手もあった。

僕との約束の退社時間を優先させるべきか、生産計画を優先させるべきか。
翌日のボリュームで、管理職が悩んで判断した結果だ。完璧になんてできない。
昨夜残業して、今日が手空きになることもある。プライオリティのすり合わせ大事。

午前、別役さんと出かける。

午後、帰社し、協力会社を扇野と訪問。他社連携課題あり。

夕方、アールキューブの松永さん、森さんと東京国際大学へ。

阿部先生のご講演とのことで、事務局長との名詞交換もさせていただく。

23カ国からの留学生を受け入れ、アメリカにキャンバスをもつ素晴らしい大学だ。
特に留学生のレベルは、かなり高いと伺った。日本も勉強熱心な学生多い。

講演は、一年間学んできたことではあるが新鮮だった。学生も真剣に聞き入っていた。

終了後、松永さん、森さんも交えて、3期生の皆さんとの食事会。

出会いとは不思議なものだ。
たった1年で旧友のような、同郷の友のような気がする。
深夜に至り、体力的には大変だったろうが、松永さん、森さんにとってもいい出会いになったと思う。

阿部先生曰く、「会うことです。異業種で会うことが大事です。」と。

吉田さんの11連投。何勝何敗何分けだったか聞くの忘れた。

4月23日(木)晴れ

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「人の絆の中に幸福を見出す価値観の変化が、東西を問わず広がっている。
人間の強欲のままに暴走する市場主義の行き詰まりも、その流れを加速させる。
詩聖タゴールは、『すべてを与えるものが、すべてを手もとにおける』と。
他者に接し、他者に尽くす。その中に人は幸福を得る。
利他は即、利自となる。」新聞切り抜き。

「人のために火を灯す。」この行動だよ。この行動を重ねていこうよ。
「どうしたら、あの人、この人が喜んでくれるか。」僕もそうだ。みんなでやろう。
以上、朝礼。

近隣を訪問した。

三芳町で2社、朝霞で1社、新座で1社訪問。

忙しいところは、忙しい。取り組み次第と実感する。

「今部屋の一部を工房に改良して制作しています。」
喜市さんから、久々にメールが届いた。

かれこれ一年くらい前だったか。
テンキー付きのキーボードだったらほしいという方がいるとの情報で、
提案していたが、そろそろ動きだしたとのこと。元気そうで嬉しい。

栃木の喜市さんの周辺だけは、時間が止まっているような気さえする。

あと、3年くらいで仕上げましょうか。ぼちぼちと。

4月22日(水)晴れ

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「全部読ませていただきました。みな素直で非常にいい内容でした。
宿題でありながら、期日どおりに提出をされたことがとても大事なことです。
これは、納期であり約束だからです。まずは約束を守ることからです。
内容は、回を重ねれば深まっていきます。自分の現場を見る目も変わっていきます。」

レポートの件を朝礼にて。

来週27日の来社される三和電化さま工場見学の打合せ。

工場の案内を各担当がする。
担当は、3Fが宮崎、扇野
1・2Fが長崎、木村
資材が松本、EVが新倉。
私はカメラマン。

10時に出発して、神奈川へ。

途中立ち寄ったラーメン屋では、個性的な味付けにビックリ。
「社長!!このお店、カイゼン提案出したほうがいいんじゃないですか?」
と荻原さん。たしかに。

相模原部品工業さまにて、金型と成型の工程の勉強。

「みんな熱心ですね。」とお客様に言わせるほど、
今回連れてきたメンバーは、全員が食いついて見学した。

連れてきた甲斐があった。皆の姿勢を見てそう思った。

工場は、きっちり管理されていて、行き届いている。
ヒヤリハット報告書には、「気づいたときにすぐにメモ」とポストがある。

金型の修正から、成型、溶着、検品の工程を見学させていただいた。

最後に会議室にて、我々”組み立て屋”として知っておくべき、
一般的な成型品のNGの種類と原因について、詳しく勉強させていただく。

<一般的な成型のNGの種類とは>
オーバーパック
ショートショット
異物
シルバー
ひけ
ウェルドライン
うばわれ
白化などなど

原因は、温度、湿度、圧力、などなど。成型は奥が深い。
流出しない管理をされていることもすごいことだ。

16時半帰社。

Kプランニング河村社長より久しぶりにお電話いただく。

夜は、狭山商工会議所へ。

4月21日(火)小雨

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夜、新TAMA・AME経営塾発足。

阿部先生からは、以下のようなお話をいただく。

●「志」を大きく持ってもらいたいための塾。
少しでも、「器」を大きくできるよう。

●個人ではなくトータルの仲間としての力を発揮してもらいたい。
そのためには、会うことが大事。

●人生、師を持つことことの意味。
「師を持つことが人生を豊かにする。」

私も、そう教わったことがある。

「師匠の教えをまっすぐに実行してこそ、真の弟子。
師匠とは、常に弟子の模範となって先頭を走ってくださる存在。
その師匠に無我夢中でつき切っていこうと精進するのが弟子の道。」
と書いてあった。

懇親会では、ヨシダパッケージ吉田さんが口火を切ったために、
このブログの紹介をすることになった。

このブログは、起業のドタバタ惨劇を赤裸々に残す意義で始めたもの。
阿部塾長も読んでくださったようで、お恥ずかしい限りである。

1期2期の先輩方との交流もでき、今日お話を伺うだけでも非常に勉強になる。

さらに2次会で種々語り合うも、あっという間に時間が経ってしまった。

昨日、税理士との打合せから体調が悪くなったこの2日間だったが、
みんなと語りあって吹き返した感あり。

4月20日(月)晴れ

(208KB)

「レポートは出来てますか?」

みんなポケットから出してきた。

先週末の佐々木電材さまの工場見学。
レポートは、持ち帰っての宿題である。

みんな立派である。

「レポート提出も、納期といっしょです!」
とは言ったが、きちっと提出してきた姿勢に敬服。

今回は荻原さん、伊藤さん、及川さんの内容が、
特に素晴らしかった。

中には、日本語が苦手なスタッフもいる。
「良く頑張ったね!」と、声かけると、
「私が言ったことを、お父さん(旦那)に書いてもらったの。」との話。

前回は、娘の応援をもらった人もいる。

レポートの発想は、阿部塾から学んだことである。

見て聞いたことは、必ず自身の血肉になっていることは間違いない。
それをより確かなものにするために文章にする。

これは、いやなことだと思うがいずれ慣れる。

4月17日(金)晴れ

MIYOSHI業務の整理と5月の生産計画。
MIYOSHI業務のあり方を管理職と整理。

それと、5月の生産計画。
立ち上げに伴って、採用を実施するかしないか。
どれくらいの責任配分と人数配分にするか。

ハードルは高いが、やりがいはある。

4月16日(木)晴れ

(834KB)

佐々木電材さま工場見学。

大変お忙しい中お時間をいただき、
ハーネス加工の研修をさせていただく。

工程を見学させていただく中で、
特に良否の基準や、NGの仕組みなど、
組立て屋として知っておく必要があるところを、
NGのサンプルを実際に作っていただいて学んだ。

ワイヤーバレル、インシュレーションバレル、クリンプハイト。
みんなレポート提出もあるためか、真剣に聞いていた。

佐々木社長に感謝である。

我々としては、知っておくことが必要である。

これが、すばやいNG対応につながるし、
お客様への安心につながる。

組み立て屋に関係のない情報はない。

4月15日(水)晴れ

同じ町内でお互いを知らないというので、
入間でマッチング。

紹介すればMIYOSHIの仕事が減るかも知れないが、
競争力がなければ、どちらにしてもいずれ仕事は取られるものだ。

6社訪問。

製造業は、地獄絵巻になっている。

休ませるしかない会社もあり、
掃除やペンキで現場カイゼンやって、
人材育成と言って勉強会やって、
時間を稼いだからと言ってGW明けが保証されていない。

経営者は、悩んでいる。

資金繰り、労務、営業、いっぺんに来た。

現場は、指示を待っている。
仕事量が無ければすることがないので指示を待つ。
社長は手一杯で指示も出せないので、考えろと言う。
現場は仕事を作り始める。
が、この仕事は価値創造と言えるかどうかは疑問だ。

日本の中小企業の足元はこんなに弱いものかと思う。

町の八百屋さんはどうだったろうか。

資金繰りも、労務も、営業も、仕入れも、
いっぺんにお父ちゃんが考え、お母ちゃんと対応している。
そこに何かヒントはあるのか、ないのか。

家族経営がいいという訳じゃない。
売上が厳しいので辞めてくれという訳にもいかない。
一人倒れたら大変だ。

家族だから辞めてくれという訳にもいかず大変です
という声も聞く。

第一回段取り選手権表彰式

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●表彰式

「途中でルールが変わるようないい加減な段取り選手権でしたが、
大変お疲れ様でした。

全てのチームが標準を上回る大健闘でした。

そもそもライン組みが30分でできるということは、
この数年間の積み重ねでもあります。
統一規格の作業台、キャスターなどなど。

Aチームは、リーダーシップとフットワークが光った。
Bチームは、しっかり分業されていてロスが少なかった。
Dチームは、3人の分担がしっかりされていて、フットワークも良かった。
Cチームは、分業できていたが、ミスでの手直しが目立った。

また、見ることがこんなに楽しいとは思いませんでした。

見るのとやるのと大違いということと、
見ることでかなり勉強になったと思います。

第2回ではさらにバージョンアップした大会にしたいと思います。」

段取り選手権Cチーム

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●4番手は優勝宣言をしていたC松本チーム。(松本、木村、伊藤、ポリィ)

分業していたが、配分の関係だろうか、
新人の手待ちが発生しロスがでる。

「NGトレー静電対策されてないよー!」「作業台の脚ロック掛かってないよう!」
物言いのレベルが高くなってきた。

片付12分57秒 段取33分56秒 ハンディ込み合計52分53秒

よって、Dチームの優勝!!!

段取り選手権Dチーム

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●3番手はD新倉チーム、3人編成。(新倉、仲よね、朋子)

4人にしないと可哀相ではないかとの話も出たが、
4人と3人の違いとしてもデータが欲しかったので、やってみた。

分業がますます良く出来ていて、動きも速い。

「ライン踏んでるよー!」「指示書が違うぞー!」
と、だんだん外野からの声援とも、ものいいとも言えぬ声が大きくなる。

片付12分50秒 段取32分22秒 ハンディ入れて3人で割り返して合計36分54秒

段取り選手権Bチーム

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●長崎率いる4人チームが2番手。(長崎、飯高、諏佐、山崎)

最初のチームを見て入念に打合せ済み。
さっきとはまったく違い音がしない。
走り回らないしなやかな動き。

分業をしっかりさせているのだ。早い!

片付10分24秒 段取30分13秒 2番手のハンディ込みで合計44分37秒

段取り選手権Aチーム

(885KB)

●宮崎率いる4人のAチームが先頭。(宮崎、荻原、研一、タニザ)

他チームの様子が見れず、準備できないAチームは、
宮崎の圧倒的なリーダーシップでチームを率いた。

「研ちゃん治具はー!!」(大爆笑)宮崎の声がいい。
が、分業が完全ではないためにロスが出る。

最初のチームは、大変だ。よくやったと思う。

片付15分52秒 段取39分28秒 合計55分20秒
いきなり管理職が想定した標準タイムを割った。

第一回段取り選手権!!

(911KB)

第一回段取り選手権!!

「世界一のEMSになるには、『柔軟性』『スピード』は、必須条件になります。
そのためには、片付けと段取りのスピードが如何に上げるかがポイントです。
とはいえ今回は第一回ですから、楽しんでやりましょう。
やりながら、ロスを見つけてカイゼンにつなげていきたいと思います。
参加者以外は、1Fで業務との話もありましたが、見たほうが勉強になると思います。

目的は、勝ち負けではありません。後半のチームは、いいところはドンドン真似してください。
その代わりハンディを背負うこととします。頑張ってください。」以上朝礼。

くじ引きで順番を決める。宮崎チームが先頭。

緊張で昨日寝付けなかった人もいる。

スタートの前に少し時間を置いた。
すぐに各チームの真剣な打合せが始まった。

段取りと言っても、ドライバーのビットセットやトルク調整、
半田ごての温度調整とリストへの記入。
作業指示書を掲示し、NGトレー、静電対策、作業台の並び。
コンベアと各作業台の照明をONするところまで。

終わってからのチェックではなく、NGは段取り中に指摘されるので、
どんどん時間のロスになる。いよいよ、スタート。

4月13日(月)晴れ

午前、三芳内で2社訪問。

これまでに入ったことのない路地だった。

倉井さんのマッチングなしでは、絶対に出会えない。
近所でも知らない会社・工場がまだまだあると思う。

こちらへもお越しいただく約束をする。

管理職は、「第一回段取り選手権」の準備。

ルールは、以下の通り。
●今日発表のチームで時間を競う。
●片付けラップ+段取りラップの合計で順位付け。
●審判員は、扇野と木村。
●チェック項目は12項目で随時指摘をする。
●優勝チームには、社長賞。

夕方の30分を使って、チーム毎に明日の作戦会議を開いた。

4月10日(金)

段取り選手権準備。

考え方。チーム編成。ルール等々。
管理職と打合せ。

4月9日(木)晴れ

(241KB)

ファーストコンタクトが大事。

「この数日で、お客様が来社された時に分かりやすいように、
駐車場や事務所への案内板を作ってもらいました。
そこでひとつ、みんなにお願いがあります。

お客様が来社されると、皆元気に挨拶をしてくれてますが、
もう一歩踏み込んで、最初に会った人が案内をしてもらいたい。
最初に会った人、ファーストコンタクトが大事なんです。

『こんにちは!事務所ですか?どうぞこちらへ!』
階段の下まででもいいです。
可能ならスリッパを出すところまで案内してあげてください。

私には一社お手本の会社があります。
フジムラ製作所。この精密板金加工工場の事務所は2階の奥です。
うちといっしょです。

いつも、最初に現場に顔を出すことになるので、申し訳ないなと思っていると、
むこうから職人さんが元気に声をかけてくれるんです。

『こんにちは!どうぞ2階へ!』たったそれだけなんですが、
ものすごく気持ちがいいんです。お忙しいのにすみません。という気持ちと共に、
『ああ、現場の人がこういう姿勢なら、きっといい仕事するだろうな。』と思います。

環境も整えます。後は、どうか一人一人がそういう気持ちでお客様をお迎えしてください。
お願いいたします。」以上朝礼。

評価制度で始めての給与。
一人一人に評価内容を説明する。

じっくり検討を重ねてきた評価とはいえ、
数字に単純にできるものでもないので非常に難しい。

上がっている人も、下がっている人も、
100%納得とはいかないかも知れない。

評価の項目があっても、基準をしっかり決めていかないと、
「じゃあ、どうしたらいいんですか?」という話になりかねない。

今回は、評価のついていない項目の中から、
4月のテーマを決めて頑張ろうね。と話した。

つくづく
「学校の先生は、大変だなあ」と思った。
まだテストがあるから、やりやすいか。

今までの自分の独断と偏見よりはフェアになっていると信ずる。

高橋電子機器高橋社長様来社。

夕方、飯能へ。エスエス技研斉藤さんを訪問。
斉藤さんの元気な話を聞いて安心した。

あらためて、吉田パッケージさんの行動力に圧倒される。

期限を切って、自身を追い込んでいくその姿勢には、
ストイック青木社長に通ずるものを感じる。

夜、斉藤さんからメールがあり、遅くになってしまったが返信した。

添付した日経の記事は、昨晩同級生の玉野氏にもらったもの。
「長の一念」とのくだりを、斉藤さんは痛切に感じたようだ。

僕も悩んだことが何回もあるが、ここが原点になっている。

「何で協力してくれないんだろう。」ではなく、
「たとえ一人になってもやってみせる。」との
「長の一念」が定まった時に、不思議と協力者が現れてくるものである。
そして、その協力者に対して「感謝」の思いがわいてくる。

発展組織に共通して言えることは、この「長の一念」が定まっていることだ。

4月9日(木)晴れ

ファーストコンタクトが大事。

「この数日で、お客様が来社された時に分かりやすいように、
駐車場や事務所への案内板を作ってもらいました。
そこでひとつ、みんなにお願いがあります。

お客様が来社されると、皆元気に挨拶をしてくれてますが、
もう一歩踏み込んで、最初に会った人が案内をしてもらいたい。
最初に会った人、ファーストコンタクトが大事なんです。

『こんにちは!事務所ですか?どうぞこちらへ!』
階段の下まででもいいです。
可能ならスリッパを出すところまで案内してあげてください。

私には一社お手本の会社があります。
フジムラ製作所。この精密板金加工工場の事務所は2階の奥です。
うちといっしょです。

いつも、最初に現場に顔を出すことになるので、申し訳ないなと思っていると、
むこうから職人さんが元気に声をかけてくれるんです。

『こんにちは!どうぞ2階へ!』たったそれだけなんですが、
ものすごく気持ちがいいんです。お忙しいのにすみません。という気持ちと共に、
『ああ、現場の人がこういう姿勢なら、きっといい仕事するだろうな。』と思います。

環境も整えます。後は、どうか一人一人がそういう気持ちでお客様をお迎えしてください。
お願いいたします。」以上朝礼。

評価制度で始めての給与。
一人一人に評価内容を説明する。

じっくり検討を重ねてきた評価とはいえ、
数字に単純にできるものでもないので非常に難しい。

上がっている人も、下がっている人も、
100%納得とはいかないかも知れない。

評価の項目があっても、基準をしっかり決めていかないと、
「じゃあ、どうしたらいいんですか?」という話になりかねない。

今回は、評価のついていない項目の中から、
4月のテーマを決めて頑張ろうね。と話した。

つくづく
「学校の先生は、大変だなあ」と思った。
まだテストがあるから、やりやすいか。

今までの自分の独断と偏見よりはフェアになっていると信ずる。

高橋電子機器高橋社長様来社。

夕方、飯能へ。エスエス技研斉藤さんを訪問。
斉藤さんの元気な話を聞いて安心した。

あらためて、吉田パッケージさんの行動力に圧倒される。

期限を切って、自身を追い込んでいくその姿勢には、
ストイック青木社長に通ずるものを感じる。

夜、斉藤さんからメールがあり、遅くになってしまったが返信した。

添付した日経の記事は、昨晩同級生の玉野氏にもらったもの。
「長の一念」とのくだりを、斉藤さんは痛切に感じたようだ。

僕も悩んだことが何回もあるが、ここが原点になっている。

「何で協力してくれないんだろう。」ではなく、
「たとえ一人になってもやってみせる。」との
「長の一念」が定まった時に、不思議と協力者が現れてくるものである。
そして、その協力者に対して「感謝」の思いがわいてくる。

発展組織に共通して言えることは、この「長の一念」が定まっていることだ。

4月8日(水)晴れ

(245KB)

午後から、母校入学式に出席させていただく。

ご苦労をされて弁護士になられた先輩。
海外を飛び回るオーケストラのコンダクターから、開発会社を立ち上げた先輩。
大バス会社の社長。中国へコーヒーの輸出を始めた社長。
などなど、いろんな大先輩と話が出来た。

中学高校時代に人生の原点を持った人は強い。

夜には、同窓生で食事会。

玉野社長、黒田社長、川本社長、篠塚常務としゃべりまくった。

どういう訳だか、みんなストイックだ。タフだ。

4月7日(火)晴れ

(139KB)

日中3社訪問。どちらも厳しい業況。

●今日から、5S管理の手法を変更。

毎週水曜日の写真担当を、
タイムカードスライド制に変更。

これで、週一回の担当が全員に回る。
「写真を撮るのでなく、現場で注意しては?」
との提案も出たが、とにかく1周、全員がやってみることにした。

●計画からコスト管理せよ。

明日のシフトを作業日報に落とし込むときに、
粗利の計画までしておきなさい。

粗利の計画の成り立たないシフトは組んではいけません。

粗利の出ないシフトを組むときには、
誰が何のために何時間費やすのかを明確にしなさい。

そして、それはルーティンワークではなく、
明日の利益をつくる業務であることを確認しなさい。

なんとなく負けました。はダメです。
粗利が出ないのは、仕事が無いからではない。

皆がなんとなく忙しいと言っていながら、
利益の出ない構造は、絶対に許されない。

夜、ホワイトボードの使用法を討議。
MIYOSHI業務に沿った内容で、ホワイトボードに展開できないか。

MIYOSHI日報なる、コスト管理の日報を作成した。
今日の数字をあてはめてみた。差異はない。明日からテスト。

一人の6時間8時間の使い道を、全部管理する。
前日の計画から、粗利・分レートまで自動計算させる。

出かけているときは、この日報をメール添付してもらい報告をもらう。
粗利の仕組みを理解することが大事だ。

●欠品対策をデータと目との両面から管理せよ

昨日の反省の上に立って、データからのアラームが。
簡単に上がる方法を検討。イエローカードの作製をすることに。

4月6日(月)晴れ

(227KB)

午前、篠原工業さま訪問。

午後は、社員全員で広栄社さま工場見学。

その前に朝礼にて、水曜日に提出してもらうレポートの説明。
「感想」「MIYOSHIに取り入れたいこと」「工場への提案」の3つ。

提案など僭越だが、その視点で見ていくことが訓練になる。

見学させていただく意義は以下の3点。

●基板実装の流れを勉強させていただく

我々組立の仕事は、
基板・ハーネス・筐体の組み合わせである。

最終アッセンブリーの使命は、
まず入荷部品の良否判定にある。

受入検品というものが指示書になくとも、
良否の見極めと、不適合品の原因追求のヒントくらいは出せないと、
組立屋の付加価値にならないからである。

●5S管理された工場を勉強させていただく

全員に何かを感じ取ってもらいたい。

●生産・資材・品証の管理システムの勉強

管理職に勉強をしてもらいたい。

大変お忙しい中、安部取締役に丁寧にご説明をいただいた。

これまでと違い、レポートを書かないといけないからか、
メモを片手に、皆食い入るように見ていた。

識別について「これは、大丈夫でしょうか?」と指摘するような声が出て恐縮した。
が、そういう視点で見れるようになったということだ。

提出は、水曜日の朝。持ち帰っての宿題である。
全員提出なるか。。

4月5日(日)晴れ

(948KB)

本日の聖教に竹原先生のトークが掲載。
「元気な企業のあいうえお」も、復習させていただいた。

「起業すると心配が絶えない。
それがトップの仕事と思って楽しめ。」
松下幸之助

「厳しい状況を打開する鍵は、
あなたが休むことではなく、
出勤することですよ。

そして、価値を残すことです。
そういう人材に育つことです。」
土曜日のメモ

4月3日(金)晴れ

MIYOSHIスタンダードの会議を行う。

組織について。
今後の理想のMIYOSHIの組織体制をどうするのか。

お客様担当のリーダーに対して、生産、資材、品証の横串を刺す組織との案だが、
生産、資材、品証の日々のオペレーションに一人を費やせるのかとなった。

量産分レート¥30をもらえる時代はとっくに過ぎた。
管理にコストのかかる工場はいらないよ。との市場からのメッセージだ。

まして我々のような小さな会社が、
事務所に座っている管理職が何人もいるようでは、
見積り競争力があるとは思えない。

が、社長以下全員現場という会社で、
管理の行き届いた会社はない。

お客様の要望がわがままなのは百も承知だ。
そのわがままを実現できる会社が生き残るのだ。

それを実現するシステムが「MIYOSHIスタンダード」。

扇野と松本は、何でもいいです。との発言。
投げやりでなく前向きの何でもいいですだ。

木村にはピンと来ないかも知れない。

毎日、毎日粗利計算をしてきた扇野は、
安い見積りから、現場で粗利をたたき出す厳しさを、
嫌と言うほど味わっている。鼻が利くようになったのだ。

難しいがやっていくしかない。

見積りから、出荷、請求までの仕事の流れを整理する。
ここに必要な帳票を汎用性を持たせてあらかじめ用意し、
立ち上げのスピードを持たせようという狙い。

松本がたたき台を用意して、議長を務めた。

ひとつひとつの事例にあてはめて見ていく。

落ち着くところは、レイアウトでは

夜、管理職評価の打合せ。

初めてということもあり、
自己評価は、ゼロ点から満点まで、
なかりバラつきがあった。

どちらがいいということではない。
振り返ることが大事なのである。
そして、来月の課題・目標を自分で決めることが大事なのである。

これを一覧にして、昨日遅くまで残っていただいて、
丁寧に管理職からの評価をしていった。相当悩んだようだ。

これをもとに今日、さらにすり合わせをした。
さすがに一緒に仕事をしている管理職。よく見ている。
バランスは言うことがないので、ほぼそのまま会社としての評価とした。

自己評価から上がる人と、下がる人とが同数になった。

来週、一人ずつフィードバック。

4月2日(木)晴れ

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先日の新規ラインについて。

今回の生産での課題を吸い上げ、次の生産へのカイゼン提案を出し合う。

現場で一工程ごとに丁寧に。
今がベストではないんだということを、分かってほしいからである。

自分の担当した工程が終わると後ずさりする人がいる。
「もっと前に来て見なさい!聞きなさい!」と言う。
みんなで意見を出し合うということが大事だ。
あなたに関係のないことは、この会社にいる限りひとつもない。

管理職が、決め付けてものを言い出したので遮った。

管理職教育でもある。「工程カイゼンは現場の声を聞きなさい。」
みんなが意見を出しやすいように楽しい雰囲気をつくる必要があるし、
何を言ってもいいんだというヒントを出してあげる必要もある。
ポイントがずれてきた時には修正し、切り上げるタイミングも必要だ。

こうやって現場というものは作っていくもんなんだということを、
分かっておいてほしいし、そして、これを瞬時に判断する力をつけていきたい。

終わってから、人数を絞って会議室で、次ロットのライン構成を検討。
QとDについては、評価をいただいた。問題はCだ。

ホワイトボードに、見積りから書き出してゆく。
かけられる人数・時間と生産数との関係。
目標をどこに置くのか。そこから、最良タクトを見極める。

「はい計算して!」管理職は分かっているが、松本はピンと来ない。

そこからやっとライン構成へ。

このプロセスをリーダーまでは、分かっておく必要がある。

それが絵に描いた餅でないかどうかを判断する能力は経験による。
これがいわゆる「鼻が利く」ということだと思う。

企業の生き死にの話を毎日聞く。

こんな残酷な業況をどう説明すればいいか。

松本が「新入社員育成マニュアル」を作製。

4月1日(水)夜大雨

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朝の会。

随所で、ひびきさんのスケジュール管理や、
人材育成の話題になる。関心する。
「年商目標をどこに置くかですよ。」
と言いながら、億劫の辛労を尽くして、
事業に取り組んでいる。

今日も、二人の新入社員の入社式に急いだ。
手を抜かない。

帰社途中、昨日の見積り案件で電話をいただく。ひとつ勉強になる。

昼前に礼人さん来社。あわただしく現場を見てもらう。
ゆっくりしてもらえなかったのが残念。

午後、立会いの実地棚卸。

「指摘事項ゼロ。」を目標に、
昨日、松本中心に準備してきた甲斐あり。

松本にとっては、始めての最初から最後までの責任ある仕事。
本人は、ほっと胸をなでおろした。

今日も、理想の組織のあり方を話し合ったが、
いずれにしても、資材管理の重要性は増すばかり。
資材システム構築担当の松本への期待は大きい。

そして、品質保証システム、生産管理システムの
MIYOSHIスタンダードを4月中に整理して5月に望みたい。

それは、心理学的に、人間工学的に自然で、シンプルなシステム。
ルールでがんじがらめのものとは違うもの。

別役さんが、中尾さん須藤さんと来社。懇談。頑張れ。

夕方、株式会社エクサスの長根社長設立の挨拶に来社。
今年設立にふさわしい、いい名前だと思う。
最初の半年を滑り出せれば、いい結果につながると信じる。
しっかりと連携して、ネットワークで期待に応えていきたい。