HIDEYOSHI DIARY

MIYOSHI代表、佐藤英吉の周りで巻き起こる日々の出来事から、
ちょっとした気付きや、深い学び、そして、驚きWOW!
そんな奮闘ぶりを20年間、ヒデヨシ日記に書き残しています。
「今日の学び」を常に己に言い聞かせ、人間革命していくために。

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2009年1月の日記

1月30日(金)雨

一月エンドを期限に目標達成目指してきたライン。
いよいよ、最終日。

昨日の結果からも、約10%アップが必達である。

朝から、緊張が走る。

落ちこぼれるかと思った作業者も、俄然スピードが上がった。

計画通りに行ってギリギリだ。トラブルがあれば失敗する。

16時。
へとへとになったスタッフが、でもやり切ったとの充実感の顔で出てきた。

「やりました!いきました!」 第一報を川畑が叫んだ。

よくやった。

「1月一杯で結果が出せなかったら、この仕事は断る。」
特に後半、仕事としているというよりも、戦っているという感じだった。

ひとつの結果を出した。が、これでも粗利は出ていない。
スピードの目安がついたとのこと。土俵に立ったということだ。

残念ながら、スピードに追いつかないと退社したスタッフもいる。

「早さと、目まぐるしく変化する仕事に、対応しきれない。」と、
管理職も一人、今日で退社になった。残念だ。

1ヶ月来ないと、変わったね。と言われるほど、
変化を続けてきた会社である。無理もない。

しかし、世間のあらゆる変化に柔軟に対応できる会社であるためには、
社員が対応できる柔軟性とスピードを持っている必要がある。

これから、求められる人材だ。

今日で42歳。ここからが勝負。
難しい時代になった。おもしろい時代になった。

1月29日(木)晴れ

悲しくなるような不誠実な対応。

世の中には狸がいるもんだ。
こういうご時世は、特に気をつけないといけない。

翻って自分はどうか。
絶対に上とか、下とかで態度を変えるようなことがないように。

できていないと反省する。

七星科学の大島センター長のところへ。種々ご指導いただく。
大島センター長も同じ考えだった。
下請けに対して、社員が不誠実な対応をとると絶対に許さない。

それから、ディスカッションの能力。これは、アメリカにかなり後れを取っている。
その力をつける必要があるし、その機会を増やす必要がある。同感である。

もう一社立ち寄り帰社。

賃金のバランスの問題。
数年暖めてきた人事考課の計画を実行に移そうと思う。

1月28日(水)晴れ

埼玉スーパーアリーナへ。

27社と名刺交換する。

受身のブースは残念ながら相手にされていない。
一昔前とは変わっているのが良く分かる。
いい技術だから、黙ってても来てくれるというのは、
大きな間違いだ。しっかり訴求することが必要だと思う。

非常に印象に残った会社が数社あった。

栃木の会社は、
”オーケストラファクトリー”と謳っていた。
言わんとしているその気持ちよく分かる。
全国からの工場見学が絶えないという。

群馬の会社は、
0.5ミリのシャープペンの芯に0.2ミリの穴をドリルで空けている。
この社長が一生懸命で、説得力がある。

夜は、狭山商工会議所へ。

車業界の現況と、今後の対応について。

この2,3年生き残ったところに、旭日は昇る。ということか。

森下教授から、種々ご教示いただき、
先端工場数社の訪問を約束していただく。

まだまだ勉強したい。

1月27日(火)晴れ

「お客様対応は10分以内に!」

クレームに対してのアクションのとり方を朝礼で確認。

まずは、10分以内に状況の確認をして、
「これから原因究明と暫定対策を検討します。
1時間以内にご報告いたします。」と言いなさい。

10分以内に、「状況確認・対応開始」
1時間以内に、「原因究明・暫定対策実施」
12時間以内に、「不具合対策書発行」
24時間以内に、「恒久対策」を実施。

MIYOSHIのNGフローにも記載されているが、
特に、まずお客様に対して連絡をすることだ。

メールを受けっぱなしで、細かい対策を練り始めるのは、
お客様に対して失礼である。まず連絡をすること。

これは、折り返しの電話の依頼をされたときも同じ。
10分以内にお電話をする。以上朝礼。

日経新聞の阿部支局長からお誘いをいただき、
午後、大宮で日経懇話会に出席させていただく。

300名近い方々が出席されていたが、
ちょっと場違いのような気もした。

阿部支局長のフットワークに感銘。

1月26日(月)晴れ

「あいさつはこちらから!」

お客様は、不安な気持ちを持って来社される。

挨拶していいものかどうか、
黙ってたほうがいいのか。

こちらから、さわやかに挨拶してあげれば、
お客様は安心するもんだ。

朝礼で話した内容だが、
星製作所の星社長に教えていただいたことだ。

午後工場監査。

川畑から、資材フロー、NGフロー、生産管理の説明をさせていただき、
工場内をご案内する。

これまでの多くのお客様方から、育てていただいたお陰で、
ドキュメントも、工場内の表示も、足りないものはそうはない。

「どうか厳しくお願いします。」とお願いしたが、
お帰りの際には、「何もありません。とてもすばらしい工場です。」
との品証の方の言葉で終わった。

夕方には、ヨコタ社長がお見えになった。

今月のテーマを持った取り組みをご説明した。
一人一人の意識の高さがすごいとのお褒めの言葉をいただく。

1月24日(土)晴れ

川畑と出社。

1社来社され、来週の打合せ。

午後、吉田工業さまアールキューブさま訪問。

1月23日(木)晴れ

この数週間で、
プロ意識を感じるようになった。

品質は?
指差し確認。NGのフィードバック。
初回から4000台出荷でNGゼロだけのことはある。

スピードは?
10時半、12時、15時、最終の目標に対して、
自分の仕事が届いているのか。
ちゃんと感じながらやっている。
移動の時間も速くなった。自然とそうなるもんだ。

システム上の無駄があるが、あと1週間で管理職がどうするか。

「1月一杯で結果が出なかったら、本当に断るんですか?」
と、宮崎が聞いてきた。「断るよ。」
「そしたら、どうなるんですか?」「パーっと行って解散するか。」

今の1.5倍に1週間で行くとは思えないからやむを得まい。

が、ボランティアじゃない。
プロの仕事だから結果が出なければ報いを受けるのは仕方がない。

あと1週間。

埼玉のEMSというものが、生き残れるかどうかの実験である。

午後から、八王子へ。
世界最先端技術の本目社長と名刺交換をさせていただく。

星さんの話もおもしろい。お互いに会社に行き来することを約束。

1月22日(木)雨

昨日いただいた案件を、設備を持っている別の会社に紹介。

MIYOSHIでどうかとご紹介いただいたが、
もともと持っている会社をネットワークの中で紹介することのほうが、
お互いにメリットがある。訪問8社、電話4社。

経済は、戦争状態に入った。
可愛そうだが、運の悪いところから姿を消すことになる。

でも、それは決して人生の負けじゃない。
会社は死んで、また誕生するものだ。
特にオーナー経営者の方々には、どうか気を楽にして、ゆっくり休んで、
もう一回、立ち上がっていただきたいと思う。別のことでも何でもいい。

40年近く頑張ってきて、残ったものが借金だけと言うが、それは違う。
大勢の方々の生活を、人生を支えてこられた歴史を残されたのだから、
それでひとつの勝ちなのです。本当にお疲れ様でしたと言いたい。

会社の倒産は、人生の負けじゃない。
早い決断をされるところが増えてきた。むしろいいことだと思う。

ただ「生命尊厳」「人間主義」
この軸は、絶対にぶらしてはいけない。

1月21日(水)曇りのち雨

おととい、私の言い方がいけなかったと思うので、
もう一度、話しておきます。

「営業→見積→資材→生産
→検査→品証→出荷→客先」

仕事は、このサイクルで流れている。

これは循環していて、どこが止まってもいけない。

これまでは、このほんの一部の「生産」の中での多能だった。
それは、みんな頑張ってやってきた。
昨日はライン、今日は検査。
動かないほうが心身ともに楽である。
が、工場の都合でシフトを組んで、それをこなしてきた。

今度は、生産の枠を超えた多能である。
明日は、ラーメン屋をやっているかも知れない。
中小企業は、それくらいの柔軟性をもった会社しか生き残れない。

先日、ファーストリテーリングの柳井社長が、
「わが社は、大企業病に陥っている」と話した。

僕の考える大企業病とは、
「自身の枠からはみ出ることができない人種が増えることである。」
成長もせず、他部署とのオーバーラップがなく、硬直した組織。
能力が伸びず、柔軟性がないから、仕事は限られてくる。

これは、個人も同じことだ。

仕事がないんだから、皆さんは休まなきゃいけない。
でも、営業のおしりには火がついている。みんなでやればいいだけのことだ。

それは、必ず一人一人の財産になる。

いつの日か、MIYOSHIを離れて就職活動をしなきゃいけない日が来たとき、
あなたがやってきた経験は、全部血肉になっているはずである。

たとえ生産に戻ったとしても、他部署での経験は活かせることがたくさんある。

今、就職できずに人が溢れているが、狭い領域の仕事しかしてこなかった人は、
中小企業では使い道がない。だから行き先がないのである。

次回チャンスがあったときには、ぜひ手を上げてもらいたい。

以上朝礼。

午前インターンシップの件で打合せ。
吉田さん来社。

午後、協和精工様へ挨拶に。いつも変わらず、丁寧に対応いただき恐縮する。

会議室にあった創業理念に感動する。
「商品をわが娘と考え、お得意先を嫁ぎ先と感じるほどの思いに立てば、
そこから真心のこもった製品が生まれてくる。」

夜、高橋電子機器様へ。

1月20日(火)晴れ

部材ショートで、ラインが止まった。

管理職以外皆休みになってしまった。

AMデリバリー、昼小平へ。

小島氏と会い、今後製造業やEVについて、
種々語りあった。

夜、古田さんを訪れる。

1月19日(月)晴れ

自分は、経営者としての大事な資質を欠いているのではないか。
そう思わされる一日だった。

昼に3社訪問。うち1社は、パートの紹介で新規の名詞交換。

明日ラインが止まることが決まった。
従業員を休ませたくはない。よし、みんなで営業に出よう。
そう思って、名詞を地域ごとに整理してコピーし、準備をしてみた。
午後3時に発表。「明日は希望者で営業」と話した
たった一人も希望者が出てこなかった。

自分がイメージしていたものから、どんどんかけはなれていくような気がする。

この小さな会社で、一人の気持ちも汲み取れない情けない経営者に成り下がったか。

一から出直しだ。頭を冷やそうと、都内へ出た。

1月17日(土)晴れ

川畑と阿部経営塾に出席。

部材ショートによるライン停止の可能性がでて、
向かう車中で、二人ともあまり落ち着かない。

世間の量産レートは、ギリギリまできている。

ラインなんか一日止めようもんなら、
その分取り戻すのに、1ヶ月はかかる。

我々はどこを目指すのか。

伊藤社長のお話は、衝撃だった。

経営理念こそ、我々と同じベクトルだが、
理念に基づいた行動力のすさまじさには感服した。

川畑と意見交換をした。

「ポジショニング」 「オンリーワン」 「提案力」 「実行力」

さあ、MIYOSHIは、どこへ行くのか。

1月16日(金)晴れ

武井部長来社。

朝の朝礼から見ていただく。

午前中いっぱいかけて、種々ご指摘をいただきながら、
工場のあるべき姿、労務人事、組織、経営者。等々語り合う。

午後、三芳商工会へ。夕方さいしんが来社。

1社見積もり依頼あり。

川畑に全て任せるが、量産現場の苦しさを知ってからは、
見積もりが、やりにくくなったようだ。

安けりゃ後で現場が苦労するし、高けりゃ仕事がもらえない。

組立で、その頃合いを分かるには時間がかかるが、
1年以上、毎日粗利の管理をし続けてきたことで、
川畑と扇野は、そこそこできるようになったのではないか。

見積もって、人員確保して、部材受けて、生産して、
品質保って、納期守って、粗利を確認して。

営業、労務、資材、製造、品証、物流、経営。
全部一人でやり遂げて、初めて理解できるもの。

理解できると、見積もりは、余計やりにくくなる。

夜は、久米川にて篠塚さんと会う。

1月15日(木)晴れ

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「佐藤さんねえ。

素直な感想言わしてもらうとねえ、
僕の話を聞くみんなの姿勢がねえ・・

あれは素晴らしかったよ。」阿部塾長来社。

キリンビバレッジ社長から、経済研究所を立ち上げ、
現在経営塾の塾長として、3期生として鍛えていただいている。

できの悪い塾生で大変恐縮だが、毎回の講義や出会いは、
度肝を抜かれる思いである。ついていくのがやっとだ。

今回、15日に阿部先生をお迎えするにあたって、
社内では、いくつかのサプライズを準備させていただいた。

自動販売機は、サントリーからキリンに前日に変更。
ウェルカムボード、コンバートEV、現場のパートの案内。

そして、従業員にも隠して準備してきた、
株式会社MIYOSHIを、全員集まった席で発表。

思いを感じていただいたようで、身に余るご講評をいただいた。

「この会社は、伸びる会社です。なぜならば、
①経営者のビジョンがはっきりしている。
②管理職がそれをよく理解して行動をしている。
③現場のマナーが非常にいい。」

その上で、ご指摘いただいたのは、
「MIYOSHIで働いていくということが、将来どうつながっていくのか。
それを語っていきなさい。皆で共有しなさい。夢がないといつか疲れる。
それと、電気自動車を今後どうしていくのか。これも語りあっていきなさい。」

午後、朝霞へ。マッチングの仲介役のつもりだが、ちょっと的外れか。

夜、大宮の賀詞交換会へ。

1月15日(木)晴れ

お世話になった皆様方へ

拝啓 厳寒の候 益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素は、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、弊社儀 この度 有限会社改め 株式会社とし
平成21年1月15日より、
「株式会社MIYOSHI」としてスタートいたしました。

百年に一度と言われる未曾有の危機に際し、弊社は小さくとも、
「世界一お客様に喜んでいただくものづくり」を目指し、
従業員一同、日々研鑽と努力を重ねております。

有限会社MIYOSHIより皆様方にご愛顧頂いて参りましたこと、
心より深謝申し上げ、
これを機に尚一層の努力を重ねていく所存でございます。
今後共、何卒倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますよう
よろしくお願い申し上げます。 敬具

1月14日(水)晴れ

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水上、湯沢、津南とスキーエリアを越えて、十日町へ。

スキー。今年もいけないかなあ。いや行きたい。何としても。

川畑、長崎、川合と共に、新潟の工場の見学に伺う。

貴重なお時間を頂戴し、見学をさせていただく中で、
考えさせられることが多いにあった。

セルかラインか。

昨日も今日も朝礼で吼えたが、そもそもシステムをしっかり作っていないのに、
頑張れも何もあったものじゃないと反省した。「生産技術力」の差だ。

それと、物事を始めるときの考え方。
骨から初めて肉付けをするのか、骨も肉も用意してそぎ落としていくのか。
前者の方が、利益は出る。後者の方がお客様は喜ぶ。

プリウスを一日借りた。スタッドレス履いて24時間1万円は安いと思った。

この車はすごい。加速も高速の安定も燃費も。

18時帰社。

1月13日(火)晴れ

「『僕は、減給はしたくない。』

レベルを上げよう。

ものづくりのパイがどんなに小さくなっても、
最後の一社には、仕事は残る。

だから、世界一になる必要がある。

一人一人が世界一の品質と、世界一のスピードと。
世の中は、首切ることで調整をしているが、
私は、首切りも減給もしたくない。

その代わり、どこにも負けないレベルにしたい。

だから厳しいことを言います。ついて来れない人は去ってください。

うちは、少数精鋭で行きます。」

以上。朝礼。

朝、長根部長来社。

午前、山根社長来社。弊社の挑戦を見ていただく。

昼、銀行へ。

午後、清水社長来社。

夕方、役所へ。

1月9日(金)寒い小雨

朝、アサヒ様へ。

管理についての打合せ。

競争力が求められる。

ひとえに、
①シンプルなシステムづくりと、
②管理職の手際とスピード
に掛かっている。

そこができないと、現場に負担を強いることになる。
非常に厳しいが、東京近郊で仕事する以上、
スピードは、世界一が前提だ。

夕方、司法書士と打合せ。

1月8日(木)晴れ

1.15阿部先生来社の案内役発表。

EV山崎。現場長崎・宮崎。物流定岡。管理川畑。

一人15分程度の案内をさせていただいて、
11時半に全員食堂に集合し、先生のご講評をいただく。

大企業の社長が来社されて、パートが案内するというのは、
失礼を承知の上で、普通はやらないことだが、先生からは、
「カンパニーとは仲間の意。従業員を経営者と見る。
情報をオープンにしなさい。」 と教わってきた。
その通りにできているかは、従業員が案内するでわかる。

失礼を承知で、ご判断をいただきたい。

朝礼終わって、飯能へ。ニッシン様、エスイー様訪問。

ある会社の異業種への展開の話を伺い、はっとした。

自身の頭が凝り固まりつつあることを。

午後、アサヒ様来社。

資材管理オペレーションの確認。

うちの管理はもっともっと力つけないと、周囲を喜ばせるなどほど遠い。

「成功をおさめた人びとのすべてに共通に認められる点が一つある。
それは彼らが因果律を信じていたということだ。」エマソン(アメリカ)

1月7日(水)晴れ

朝6時。弓削多醤油様にて会議。

3年前の計画を、上回る実績に感心する。
衣・食・住のうち、「食」だけは業況が違うようだ。

異業種は勉強になる。

午後、山口様来社。
昨年からの願いがやっとかない。
EVの売り方で盛り上がった。

6社に新年のご挨拶。
どこも厳しい状況で、政策や経済の話で持ちきり。

敗戦という未曾有の危難の中で迎えた昭和21年の正月、
時の東大総長南原繁博士はラジオを通じて訴えた。
「制度組織の改革にも増して、内面的な革命-
人間の思惟と精神の革命-がなされなければならぬ」
博士は、それを「人間革命」と意義づけられた。

夜のTokyoFMで石川實が叫ぶ。
「ダメじゃないかと思うのは『感情』。
いや大丈夫だ!と思ったところから『意識』になる。
笑いましょう。」いいこと言うねえ。

「あなたがその人生から何を得たかではなく、
人生において、何を与えたかなのである。」
ドイツ ヴァイツゼッカー大統領

1月6日(火)晴れ

「徹底した人材育成の一年に。」

去年、箱はつくった。

今年は、どこを切っても世界一という、人材をつくる一年にしたい。

僕は、世界一の経営者になる必要があるし、管理職も世界一、
そして、プレイヤーも世界一である必要がある。以上朝礼。

先日、ファーストリテーリングの柳井社長が、
「日本一には意味がない、世界一でないと。」
のような意味のことをおっしゃっていた気がするが、
その意味を実感する。そこそこではだめなんだ。
圧倒的に強くないと。

製造業も世界を相手に戦っている意識を忘れると、
痛い目に会うことになる。

量産の1Fは、徹底したスピードとの戦い。
スポットの3Fは、スキルが求められる。

どこを切っても、さすがと言わせる仕事になっていなければ、
置いていかれることになる。

今日も、新年のご挨拶のお客様が多数来社。出かけられない。

こちらから出向かないといけないのに、申し訳ない。

朝8時のミーティングで、
管理職に、今週と来週の一日あたりの粗利目標を命ずる。

夕方、お客さまとのやり取りで反省。

まず、自分の力をつけよ。

1月5日(月)晴れ

「どうか、今日は一日無事故で。」
皆、元気に出勤でまず安心。

木村の首に、ストップウォッチ。

仕事初めの朝礼で、
木村の首にストップウォッチが下がっていた。

いいことだ。量産はタイムとの戦い。意気込み。

面接希望者の電話がものすごく多い。
例年なら、ありえないことだ。

今年は、会社同士も戦いだが、
人材も、戦いになる。

いい人材が世の中にあふれ出したとき、
井の中の蛙で成長が止まった人は、覚悟しないといけない。

新年のご挨拶。行こうにも、来社される方が多く出れなくなった。

ありがたいことだが、待ち受けている場合ではない。

夕方来社された長根さんとともに、戸田へ。そして、和光へ。
遅くまで語り合い、初日から濃い一日になった。

大森さん、佐藤さん、パナさん、ありがとうございました。

2009年元旦

おめでとう!!

石川實が、就職を勝ち取った。

昨年の困難を乗り越えて、
見事に勝ち取った。よくやった。

元旦の放送で、聞けて一安心。

「苦難に耐えて真剣に学びゆけ!
体も強く、頭も強い、英知の人材と育ちゆけ」
周恩来総理が後輩学生に贈った箴言。

「一人の人間が、危機を恐れず挑み続けていくならば、
必ず目的を達することができる。」後輩の温家宝総理