2008年9月の日記
9月30日(火)雨
工事は最終日になった。
電設工事の見積書が、今頃出てきてビックリ。
最後にお客さんに笑ってもらえないのは、
いい仕事とは言えないと思うが。。
更に見積もるとのことで倉庫への水銀灯の移動は断念。
自力でやることにする。
奥を塗れば、手前も塗りたくなる。ペンキも見積りが出てきた。
これも自力でやることにする。
松本、新倉とともに、塗装用品一式、コンパネ等買い物に。
ペンキは徳田さんに購入してもらい届けてもらう。
一本の電話あり。20人の仕事が10月に受けられるかとの話。
ありがたい。快諾。
年末にかけての増員が、スポット仕事でムダにならない。
午後、吉田巌氏来社。近況を聞く。
川畑から声がかかる。「一年お疲れ様でした。」
「お疲れ様でした。一人減り、二人減る中で、川畑、扇野、本当に良くやってくれたよ。」
「10月から1月まで厳しい状況。2月の新規で穴埋めして、8月の新規で黒字化。」
「そうだ、第7期が終わった。激動の一年だった。」
「そして、12月からの長期の新規の準備で忙しいというこの数日。」「守られた。」
夜、一人残って、来月、来期の準備をする。
夜、篠塚さん納品で来社。雨の中、EVに試乗いただく。
9月29日(月)雨
物流レイアウトの打合せ。
定岡にたたき台を作製させて会議を行った。
よく考えられていたように思う。
その通り、シンプルでいい。
午後、得意先他7人来社。
年末始動の打合せ。
川畑の食いつき方を見てると、
本当に成長したと思う。
治具打合せでは、生産側の主張としっかりとしている。
何回も自分で組んでばらしているからできることだし、
その前のラインの現場に入り込んでいるからできることだ。
1Fの工事の状況を視察していただく。
作業台についても種々検討。幅が広い等。
次に現状のラインに対して、指摘事項を受ける。
「せっかく優秀な成績できてるんだから。」
川畑が細かく受ける。分かっていること。躾と管理の問題だ。
途中、定岡に合流させる。
定岡がどこまで分かっているだろうか。
人材の育成。躾。それが全てと言ってもいい。
力つけないと。
それにしても、川畑に集中している業務を振らないと、
まずいことになる。定岡頑張れ。そしてもう一人か二人。
現場の手は埋まっていないのに、管理職が忙しい。
男性が毎日のように面接に訪れるが、
管理をやりきる人間はそうはいない。
9月27日(土)晴れ
EVフェスティバルの申込みFAXと書類整理。
ひっ散らかしてた書類がやっと整理できた。
当日までに結構やることあるぞ。
ドライバーのミーティングも必要だし。
マシンは、ナンバー取得の後、ペイント。
ブレーキをディスクに、ステアリングギアBOXの交換。
シートベルトの設置。牽引ブラケット。
バッテリーの追加。セカンドシート設置。
うー。。
1F工事は終盤。床を貼り終るところまで来た。
パレットの入り口場所の変更も対応していただき、
いい具合になる。
午後小野塚さん来社。EVに乗っていただく。
9月26日(金)晴れ
棚卸について。
資材の使命は、
・実棚を合わせる。
・ラインを止めない。
・在庫を減らす。
朝、資材担当定岡に指摘をする。
「腹、決まってんのか!」
実棚の書類を渡せれるが、
どのくらいの意識で仕事したかくらいは、
見れば数字が物語っている。
「実棚が合うまでは、ラインを再開するな!」
そう言って、2日かけた。
プライドだよ。やり遂げるプロのプライドなんだよ。
そうすれば、製造現場に対しても、作業者に対しても、
たくさん注文が出てくるはずだ。
部品なんて落ちていようもんなら、
怒鳴り散らしているはずだよ。
腹が決まってないんだ!資材担当の!
テクニックの問題じゃないから言ってるんだ!
午前、一人面接。
昼、東久留米にて組み配をやっていた社長から、
4,5年ぶりに電話をいただく。
仕事が薄いようだ。本格的になってきた。
フジラインさん静岡へ現着。
2時間も3時間も平気で待たせる現場の気持ちが分からない。
文句言えば、切られる。そういう時代か。
申し訳ない思いだ。
川畑は、作業者二人と青梅へ手直し作業へ。
村島さんのご主人から電話。心配。
はかりの手配。パーテーション検討。導電マット手配。
ガレージでの充電ポイントの依頼。明日の来客の準備。
作業台の詳細を打合せ。電動ドライバーの手配。
冬作業服の確認。
Bearsから電話。夕方取りに行く。
阿部さんは、明日のセミファイナルの準備で忙しい。
バスのナンバー取得は来週になりそうだ。
9月25日(木)
入り口のサッシの修復の見積りは、特注品のため22万円だった。
そんなにかかるならと、高速シャッターにしてしまえ。
そう思ったが、120万円。できるわけがない。
もとに戻すだけで、22万は高い。
新倉さん。3日かけてやってのけた。
はずして修正をして見事に完成。
新倉がいい仕事をした。
バスは、さらに距離を伸ばして41キロの新記録。
9月24日(水)
工事はペンキ塗りまで来ました。
昼、七星科学様へ納品かたがた、
距離をがっちり測ってみる。
片道13.5キロ。いける。何とかいける。
夜6時からの若手経営者の集いが、
狭山商工会議所が会場だ。
バスで行ってみることにする。
行きはヘッドライトを点灯しなくていい時間。
インジケーターは、ひとつも落ちなかった。
会議で発表していただいて、
2次会への送迎に使用して、
ヘッドライトをつけっぱなしでの帰り道。
無事に帰社。27キロ強、まだ余裕を残した。
9月22日(月)雨のち曇り
作業台の仕様決定。
金曜日の夜に川畑、新倉とともに買い物を終わらせ、
土曜日に新倉が試作を組んだ。
今日、皆で確認をして強度不足を改善しようと部材の追加購入。
午後、完成を見た。
一日、エレベーター工事のためやむを得ずラインを休みにしていたが、
大きな収穫になった。原材料費2万を切っての手作り作業台。
一気に皆で生産するための材料手配を終わらせた。
24日に入荷予定。
ビバホームが近いというのは、工場としても武器だと思う。
9月19日(金)晴れ
工事6日目。仕事が速い。
さて、1Fの作業場のレイアウト、
休憩室のレイアウトと必要なものなどを検討。
作業台が足りない。
ハイエースに乗って、サンプルをユニバーサル電気さんに借りに行く。
ズーズーしいにもほどがある。
が、ユニバーサル電気さんが先にトライをしていることが多いんだから、
教えてもらえるもんなら、教えてもらうしかない。
持ち帰って、新倉に市場価格調査に行かせて、夜には見積もりが上がった。
明日、続きをやることにする。
入り口のサッシの修理の見積りが上がってきてビックリ。高い。
夕方、七星科学さんが来社。
9月18日(木)雨
「雨だれ石をうがつ」
洋子おばあちゃん午後1時逝去。享年95歳。
平成元年に倒れて、半身不随になったおばあちゃんが、
20年間しっかりと生きぬいた。
医学部卒業のおばあちゃんは、書道の先生となり、
不自由になってからは、左手で絵を描いた。
「まだこれからが勉強です。」とついこの間まで言っていた。
午後、駆けつけた。
雨が降っていた。
昔、誕生日になるとプレゼントをくれた。
いつも、なにか手紙が入っていたが、ひとつだけ覚えていた言葉がある。
「雨だれ石をうがつ」と一言書いてくれていた。
どんな逆境にあっても、笑顔を絶やさず、こつこつと歩みを進めたおばあちゃん。
最後に見せてくれたのは、病床での屈託のない笑顔。
9月17日(水)晴れ
久米繊維工業の久米社長のブログで、
エレクトリックバスの紹介をしていただく。
http://kume.keikai.topblog.jp/blog/102/10010918.html
光栄です。
ありがとうございました。
そして、夜には真田教授よりメールをいただき、
NHKのディレクターから連絡がきますとのこと。
ありがたいこと。
午前は、昭和アロイ社長にわざわざお越しいただく。
日本オアシスの原社長とは、年末から始まる組立の治具の打合せ。
午後は、群馬へ。
急遽の納品で伊勢崎と、そして、1社訪問。
リーマンショックのせいでもないだろうに、
今日は、一日愚痴っぽかったなかなあ。反省。
9月16日(火)雨のち晴れ
TokyoFM スペイン坂スタジオ前にて
雨だったらどうしようかと思ったが、晴れ間が出てきた。
3時半工場でローダーに積んで、渋谷には5時到着。
6時半に石川と合流できたが、登場は7時20分頃との話。
しかも、テーマが「破綻」に変ったとか。
昨日のリーマンの破綻を受けてだろうが、
生放送は大変だ。
渋谷界隈を石川が運転してみる。
やはり、その加速とスピードにビックリする。
そのまま、スペイン坂スタジオ前に到着。
しばらくして、放送に望むが、
「破綻」のテーマから予定していたEVにつなぐのには、
相当無理があったかと思うが、聞いていた人にはどうだったろうか。
プロデューサー、ディレクターという人が出てこられて、
次回、スペイン坂からTokyoFM本社への実況中継の依頼があった。
ありがたいことだ。
9月13日(土)晴れ
2日でここまで仕上げるとは。
さすが、プロの仕事。早い。
16日のスペイン坂オンエアへは、
運転手付きのローダーで行くことに。
9月12日(金)晴れ
16日19時TokyoFMで、石川實がエレクトリックバスの紹介。
との話が、昨夜飛び込んできた。さあどうするか。。
渋谷のスペイン坂スタジオまでは、途中一回充電するようだから、
2泊で行くか。午後Bearsにて相談。
キャリアカーで運んで、渋谷界隈を走って、キャリアカーで帰ってくる。
これで行くか。1台のEVを走らせるのに、トラックが出動するという皮肉。
はたまたできるだけバッテリーを使わないように押して歩くか。
どなたか、いいバッテリーを提供してください。それと充電器。
EVで残った課題は、ほぼそこに絞られた。
午後Bearsにて打合せ、ナンバー取得の目処は立った。
ワーゲンレストアの第一人者阿部さんと、
日本EVクラブの技術のトップの薄井さんが協力とあっては、
あまりにも、環境が恵まれすぎている。
次は、ダブルキャブのピックアップか、
それとも、昨日エンジンの止まったダイハツか。
話は弾む。
工場では工事2日目。H鋼が搬入される。
「高くなったでしょ?」
「いやー参りました。3倍ですよ。」
2Fへ移動したラインはロスなく稼動。
今日で11831台の出荷を、納期遵守100%で終了した。
あれだけの垂直立上げで、満足に部材支給されない問題が起こる中で、
納期を100%遵守しきったことは、川畑と定岡の頑張りとMIYOSHIの力の結集と言える。
むちゃな仕事を受けてしまったが、これでまた力がついた。
9月11日(木)晴れ
いよいよ1Fの工事始まる。
阿部さんはさっそく陸運局へ。
継続審議となったが、交渉に4時間を費やしてくれた。
ありがたいことだ。
モーターのトルクが高すぎるのではないかとの指摘。
午後から、ビックサイトへ。
東芝のSCiBというバッテリー。
公表が本当だとしたら、ぜひともバスで実験をしたい。
残念ながら、展示はモックアップで実態がなかった。
話を聞いても、的を獲ていない。
ブースを出す意味が分からない。
葛飾のお客様にて打合せありとの電話が入り、急遽電車で向かう。
川畑が作成した作業指示書についての打合せ。
なのに、車で出た川畑は、外環でエンジントラブルに見舞われる。
さあ困った。資料もなければ担当もいない中で、打合せに突入。
一方川畑は、4時間かかって無事レッカーで会社に帰った。
「では、明日の朝までに完成させてください。」
と宿題をもらってしまった。えっ?明日の朝?
川畑に電話。夜10時から作業開始。
組立フロー、QC工程表、作業指示書の作製を手分けする。
午前3時半。完了。
約束した納期は守ります。100%。。今後も。たぶん。。ん。。
9月10日(水)晴れ
EV完成記念の集合写真をパチリ。
助っ人黒田さん、いいタイミングーっ!
昼休み前、工場前にてEV完成の記念撮影。
黒田さんには、種々お願いをする。
会社案内、HP写真、作業指示書作成、Newsリリース等々。
ものづくりの経験は浅い。
が、一芸に秀でるというのは大きな財産だ。
いい仕事をした。
日中、別役さんと何度もやり取りする。
来週以降の体勢だ。真剣だ。
しっかりサポートをしてあげたい。そういう力をつけないと。
「人のために火を灯せば・我がまえ明らかなるが如し」
やはり、これがMIYOSHIの経営理念ではないか。
ここが一番魂が入る仕事ができる。
人に喜んでもらうことだ。
明日からの1F工事のための準備。
これだけの大イベントも川畑に任せる。
全部ハイと受け止めてきた成果は、ここで花が開きつつある。
たいしたもんだ。そう感じる。
言い訳や頑固でつき返してきたら、この仕事っぷりにはなっていないと思う。
「俺たち馬鹿は、仕事をなろうていかにゃいかん。返事は0.2秒。」
生意気を言うようになってから停滞は始まる。俺も同じだ。
9月9日(火)晴れ
かっこいい。これがキーワード。
子どもたちに、かっこいい大人を見てもらうこと。
そんな語らいをしたのは、久米繊維工業の久米社長。
ご丁寧にメッセージ入りの書籍をご持参いただく。
「いつか来た道」に帰ることのないよう、
3本ではどうか。受託、OEM、自社。
久米さんのなせる業だろうか。
昔から語り合ってきたような気がする。
自分の思っていることが、この人にはなぜわかるのだろうか。。
先輩に対して失礼だが、非常に反応が早い。
頂いた書籍で、答えが分かった。
「考えすぎて動けない人のための『すぐやる!』技術」
日本実業出版社 ¥1200
このフィーリングが、不思議とピッタリ合う。
三和電化の山根社長が小暮さんと来社。
バッテリーと充電についての打合せ。
Bearsの阿部さんが初めて、エレクトリックバスのハンドルを握る。
スピードと加速に感動していた。
ドラッグレース・ワールドチャンピオンに言われると鼻も高い。
テクノサクセスの清水社長にも乗ってもらった。
朝から、川畑・定岡に対して厳しく注意をする。
決めた社内ルールを守れないのに言い訳などない。
管理職は、現場の全権を委任されている。
みんなで決めたことは、人を使っても、時間を使っても、
金を使っても、やるべきである。
その上で、やりにくい状況があれば、カイゼン提案をすればいい。
だまってやらないのは、一番まずい。命とりだ。
9月8日(月)晴れ
TAMAコーディネータの北村さん来社。
PRレポート製作のための来社だが、
たくさんのヒントをいただく。
QCDでも、数値を絡めた表現でインパクト出せる。
八百屋さんの鮮度。
待ってるだけじゃ三振かフォアボール。
バットは振らなきゃ当たらない。
教育。しくみが大事。
係数をかけて取引先の管理。
等々非常に勉強になる。
エレクトリックEVにて、
別役さんとアールキューブさんへ。
今後のことで、無理を聞いていただく。
今日ラインを止めた不足部材が明朝も入らないことが判明。
お客様に確認すると15時でラインが止まるとのこと。
川畑から、部材を取りに行ってもいいですか?と。
夜7時、定岡を連れて群馬へ出発。
お客様の手配ミスとはいえ、
うちの資材管理もあまい。
「えっ?この時間からですか?」
ビックリされながらも、お客様からは大変に喜ばれた。
最後はどんなことがあってもお客様に迷惑をかけない。
喜んでいただくという姿勢は、どこにも負けないつもりである。
9月6日(土)曇り
『如実知見』
「人間」−この一点で会い、語り、友情を結び、信頼を築く。
「大誠実」の人間外交。
今日の新聞。
根本がここにあり。
9月5日(金)晴れ
さすが小島氏、動きが早い。
こちらが、皆さんへのお知らせも終わってないうちから、
取材の第一号を連れてきた。
なかなか馴れないもので大変である。
試運転にはビックリしたようで、感動をされていた。
バスは、写真映りがいい。どこから撮っても絵になる。
午前中一杯かかり終了。
午後、川越へ別役さんと1社訪問。
夕方には、見積りとサンプル提出で久米川へ。
午前も午後も感じたことだが、
出てきた人の対応で、会社がだいたい分かる。
営業や社長だけが営業じゃない。
対応したスタッフ全員が営業なんだ。
その意識の徹底がされていないところは、
残念ながら伸びる可能性は薄いと思う。
社長が徹底しきれなければ問題があるし、
スタッフの意識が低ければそれも問題だ。
お客さんを大事にしない会社ならさらに問題だ。
50人100人のたかが小さい会社。
全員に目が行き届かなくてどうする。
この競争社会で仕事くださいって言うんだったら、
現場をちゃんとやれ!と言いたい。
とわが社を省みる。
夕方、BEARSで塗料の調合をいただく。
本日、EVクラブの筑波1時間耐久の申込み完了。
メカニック兼任のドライバーが8人。
ダイハツチームとの戦いになるか?いやならない。
9月4日(木)夕方どしゃ振り
別役さんが一社連れてきてくれる。
設計から製造まで、FAの一貫製造会社。
薄井さんへ電話。
ナンバー取得の打合せを阿部さんのところで来週することに。
昼は、狭山にてエスイーの尾澤社長、
ニッシンの手塚社長と食事。
新社屋の建設、新事業の構想など、
アグレッシブな話に刺激を受ける。
現場では、「QCD+ST」をやってきたとのこと。
Sは、スキル。Tは、テクノロジー。
技能と技術を、付加価値と。さすが。
わが社には、何か。
帰社すると、協和の鈴木さんが待っていて運送会社を紹介してくれる。
金型屋さんを紹介してほしいとのことで、ミクロ精工さんへ行く。
夜、石川實から電話あり。
11月3日のドライバーエントリーの件。
「10年前の車は乗り換えないで、
そのまま乗っているほうが環境への負荷がかからない。」
と、アメリカでの研究結果があったという。
これが本当だとすると、コンバートEVはさらに先を行くことになる。
9月末のスペイン坂スタジオでの番組では特集するので、
持ってきて欲しいとのオーダーが入る。行けても帰れない。
9月3日(水)晴れ
AM6時、朝の会でMIYOSHIに集合。
皆にエレクトリック・バスに試乗いただき、記念写真。
今期の予測、今後のMIYOSHIの課題方向性などを議論いただく。
自社製品を持たない以上、ファーストコンタクトで印象に残る一行が必要。
「○○」ですごいMIYOSHI。と中学生にも分かる表現がなければ、
今度の読売の取材にインパクトを与えきれないと指摘を受ける。
多品種も量産もこなす工場。
得意先60社を越す組み立て屋。
どれも、パンチがない。
「ライン変形の特許」を持つMIYOSHI。はどうか。
”気づき”が付加価値であれば、カイゼン提案を実績集にできないか。
異業種の若手集団の朝の会。今回が第80回になった。日疋さんに感謝。
午後は、電車で五反田TOCビルへ。
大関さんの紹介で、日本インカ様をご紹介いただく。
ありがたいことだ。まずは会うこと。語り合うこと。
9月2日(火)晴れ
午前は近所を回る。景気のいい話なし。
午後、フジライン露木社長と別役さんとともに、
三谷製作所様へお邪魔する。
若い社長の紳士な姿勢に学ぶ。
従業員が目を見て挨拶をしてくださる。
気持ちのいいものだ。
帰社して、打合せ。
露木社長から、何度も感謝の意を述べられ恐縮する。
お互いさまだし、大先輩だ。
夜、バスのタイヤ交換で阿部さんのところへ。
いつものブラック缶コーヒーいただきながら、
結局長居してしまう。
バスのデザインイラストを数枚見せられた。
ワクワクしてきた。早く塗りたい。
9月1日(月)晴れ
サービスとは一体何なのか?
お客様が大損害を被った。
「目の前の一人を喜ばす。」
現場では、QCDで応えようと必死だった。
支給部材の遅れで、昼止めて夜動かすことも想定し、
何とか品質を保ちつつ、納期を間に合わせてきた。
部材の品質に現場の一人が疑問を持つ。
が、お客様がOKを出す。頭には納期があったはず。
結果、部材に問題があり全品回収となる。
部材手配もお客様、品質の最終判断もお客様。
我々の責任は問われない。
が、お客様は喜べない結果となった。
これは非常に難しい問題である。
損得ではどうか。
我々には非がないのだから、支払いはされるはず。
だが、その損害を引き受けるお客様はそれどころではない。
責任も問われない、もらう権利もある我々が結果として、
損害を被る可能性がある。
「最終のお客様がどう思うか。」
この想像力がサービスではないのか。
世界のEMSに欠けているもの、それが想像力なのではないか。