HIDEYOSHI DIARY

MIYOSHI代表、佐藤英吉の周りで巻き起こる日々の出来事から、
ちょっとした気付きや、深い学び、そして、驚きWOW!
そんな奮闘ぶりを20年間、ヒデヨシ日記に書き残しています。
「今日の学び」を常に己に言い聞かせ、人間革命していくために。

過去の日記のアーカイブはこちら



2006年7月の日記

7月31日(月)晴れ

社長が現場に入ってるようじゃ安心できない。

午後、三和の社長に言われる。

ご安心ください。
私は、現場に入った方が全体感に立てるのです。

特に、ラインの立上げ時期は、
一つ一つつぶしていきたいのです。

午前1社来社後食事。
午後2社1行来社。

その合間に朝の出荷オーダーに午前中に対応して、
午後は、2F1Fのラインの指示を出して、
夜は月末の締め業務。。。
人も時間も足りないのは事実。

こちらは足りないのに、4人出張先の工場では、
1日待機だったと言う。「待つのも仕事。」と言われて。
もうひとつの協力工場では、倍の人数をかけて仕事をしている。
ライバル工場では、同じ人数で半分の仕事しかこなせない。

これがMIYOSHIなら許されないこと。
現場に1人立てば2万円。2人立てば4万円が売上目標。
管理者は必死に手が空かない工夫をしないと。
他に儲けようがない分、単純明快手足で勝負。

「ブラックに載ってると思いますよ。」
なんて脅かしたのに、埼玉りそな融資を決めてきた。
かつて2行取引きは、武蔵野銀行でトライしたけど、
結局担当が替わって、何の意味も持たなくなった。

今回は、どうか。

夜10時タイムカードを睨んでの全員の査定終了。

7月28日(金)曇り

2F本格始動。

午後から流れる。

1番マレーシア。
2番バングラディッシュ。
3番聴覚障害者。
4番日本主婦。
入社2週間から2ヶ月位。

検査若手男子とベテラン男子。

梱包新人中年。

最初は、できたものを手直ししながら、
大事なポイントを、徐々に伝える。
頭から全部は教えない。

マジックチェックの意味。
線長、引き回しの仕方。
接触してはいけないところ。
梱包の際のピッキングの意味。
ここは言った事を守らないので、
残り部材数を、全部数えさせた。

午後、勢い増して動き出した。

最終検査はメーカーの立ち合い。
ファーストロットで、1台のみのNGに関心される。

ラインに自信が見え隠れし始めた。
ここまで行けばひと段落。

次はポカよけと、時間目標。
それぞれがストップウォッチで測定。
予定より2人増員になるか。

7月27日(木)曇り

新規プロジェクト立上げ。
一日和光へ。

会社内も新規立上げが重なった。
昨日までガッチリやったので任せた。

これで5つのプロジェクト。

和光順調に立ち上がる。

夕方帰社。

社内は、ひっちゃかめっちゃか。

人が足りない中で、8人の仕事を立ち上げてるので止む無し。
明日の段取りをやる。

40名。足りない。

7月26日(水)曇り

人材不足深刻。

現在40名で2名減確定。
毎日新人研修を行うも間に合うか。

2Fのラインほぼ決まった。
研修に挑む数人は、よく頑張っている。

77秒1日315回の仕事から、
480秒1日50回の仕事になり、
かなりのスキルアップになる。

一人は「昨日は、眠れなかった。」
と出勤してきた。

一人は仕事の写真を持ち帰って、
イメージトレーニングをしてきた。

思いが製品をつくるという視点から、
こういう人は、必ず昇給する。

一箇所で満足して、動きたくない人。
そのままでいいが、昇給はありえない。

これ昇給の基本中の基本。
「長い間いる」から昇給はありえない。

頑張れ!ここを乗り越えろ!

埼玉りそなが、何度も来た。
今日提案を出す。応えるかどうか。

7月25日

それでも前へ。

午前中、電話の多さに苛立つ。

午後も、苛立つ。夕方もっと苛立つ。

納期に追われるようになったら、
爆発すんのかな。

「みんな一生懸命やってんだから。」
その通り。

結局自分の思ったとおりにやらないと、
気がすまない性格なんだ。

7月24日(月)曇り

「お話があるんですが。。」

上場企業の生産管理経験者。
工場移転に伴う早期退職後、MIYOSHIに入社。

「いい条件のところが見つかったので辞めます。」

条件とは、
社会保険、給与15万、交通費。

入社時全員同じ条件で、
仕事の出来栄え次第で昇給をしていくやり方は、
社員希望の中途入社向けには、もはや通用しないか。

まして、景気上向いて労働力も売り手市場。

先週も含めて2人。指を加えて他社に取られた。

ちっくしょー!

「絶対に勝ってみせる。」
数分で気持ちを切り替えた。

分かっている。
分かっているが、いつも最悪の事態を想定していて、
易々と最初から社員の条件など提示できない。

悔しい。が、仕方ない。

午前中、1社得意先へクレームを入れに行く。

部材支給予定を大幅に遅れているのに、
納期変わらず、コストダウンの要求。

管理職小林には、
「何があっても、うちがショックアブソーバーになって、
納期、品質を守っていくんだ。」と話しているが、
さすがに堪忍袋の緒が切れた。

小林を伴って、社長あてに行く。

「今日の朝の段階で、部材が揃っていないものを、
今日中に160台納めよとは、何事ですか!
しかも、約束しているにも関わらず、
いまだに揃ってないんですよ!」

社長は何も知らない。

部材10時50分到着。
18時半160台納品。
結局やった。

新看板の成果あり。
面接1名、内職希望2名。

7月22日(土)曇り

こんなの作ってみたけど、
見てくれるかなあ。。

どうにか人集まってもらわないと、
大変なことになりそうだ。

2Fのレイアウトを大幅に変更。

5月のキャスター取付が多いに力を発揮した。

ラインの1番から梱包までを一本のラインに。

結局、台車は前加工以外一切使わないことになった。

ここまで作ると、ラインが動くのが楽しみ。

1Fでは、急休み対応で及川さんが、
休み予定を変更して出勤してくれた。

いつも、ゴミ捨てや台所の掃除も積極的に取り組んでくれる。

この思いが、本当にありがたい。

7月21日(金)雨

朝から、4名が出向。
挨拶に行ったあと、東村山へ部材引取り。

戻って、2Fで新規製品もくもくとつくる。
5台完成。

思えば、先代社長、松本さん、
その次は、それぞれの管理職。

ラインの組立てはいつも人に任せて、
出来上がったラインにケチだけつけて来た。

今回はガッチリやってみようと思う。

間違いを起こさない工夫。
モノを取りにいかなくていい工夫。
出来栄えにばらつきのない様にする工夫。

品質と効率。量産会社の力の見せ所。

21日。新しい体制の出発。

7月20日(木)雨

2Fの検査設備のセッティングと、
作業についての打ち合わせ。
一日かかる。

明日入社予定者のキャンセル。
明日からの出向先との食い違い。
人の不足深刻。求人の申し込み。

忙しさの入り口。

7月19日(水)雨

午前値決め。

これでいかないと将来続かないと。
厳しい要求。

U字の底辺をいく、
もともとぼろ儲けなんてできないこの業界。

無理な単価を受ければ、
最後は、品質に影響するか経営に影響する。

午後、派遣会社の社長からのお願いあり。

大手の仕事が決まるかどうかの瀬戸際。
一人をそちらに行かさせてほしいと。

同席の川畑リーダーが切れる。
「なめてんですか!」

30歳で独立して奮闘している社長なので、
微力ながら応援させてもらっていた。

普通じゃ考えられないお願いも、
自分だから許されると思ったらしい。

自分にも、気をかけてくれる先輩が何人もいる。
その人とどう接するか。考えさせられた。

7月18日(火)雨

ラインセッティング。

一日かけて、2Fのラインセッティングと作業配分。

2Fに活気が戻る。

7月15日(土)晴れ

経営者49名のお話を伺った。
朝9時から、夜7時まで。

大変なご苦労を乗り越えて、
上場を目指す先輩。
はちゃめちゃな創業の後輩。

師匠と題目。

ここを核にする以外、
不撓不屈の戦いにならない。

自分など、
まだまだ始まったばかり。

すばらしい仲間。感謝。

7月14日(金)今日も暑い

10人休み。3時から11人休み。

よく動いてるよ、このライン。

偉いのは、川畑リーダーだ。
愚痴のひとつも言わずに、
もくもくと対応する。

自分は、昨日からの草むしり。

現場は忙しいのに外で草むしり。

いつかの親父を思い出す。

午後からは、ラインへ。

夕方、川畑リーダーを叱りつけてしまう。

問題への対処の仕方。

「これまでが、そうだったから。」と。

そうじゃない。目の前で起こっていることには、
全部意味を問え!「何で。何のため。」

自分で、納得のいく現場をつくれと。

ちょっと言い過ぎた。

それぞれ良さがある。自分とは違う。

急ぎすぎるのかな。

じっとしていられない自分。

毎日変化していないと満足できない。

たとえば、
あと10年同じ業態で行く自信がない。

病気かも。

7月13日(木)暑い

始まったら早いなあ。

昨日、半日で整地して、
今朝始めたアスファルトは午前中に終わった。
午後一時には、乗ってもいいんだって。

それやってる間に、
派遣会社最年少取締役の平井氏と懇談。

そもそも昨日、「今日限りで取引を止めます!」
と宣言したもんだから大騒ぎになってしまった。

「社長出せ!」と電話したものの不在で専務が出た。
「取引止めることは決めましたが、
最後に一言言っておきたかったんで。」と話すと、
夕方、営業部長が飛んできた。

営業がしょっちゅう変わること。
ホウレンソウが出来ないこと。

スタッフには居てもらわないと困るが、
御社との取引は止めたい。と帰ってもらった。

今度は、スタッフだ。
MIYOSHIには居たいが、
週払いなど派遣会社を通さないといけない事情もある。

3人のスタッフが昨夜、派遣会社に直談判しに行った。

それで今日の取締役平井氏の登場となった。

平井さんが来れば、話しは違う。
彼は、誠実だ。
ちゃんと、ホウレンソウするし、ちゃんと謝る。

平井さんが担当すると言うので、昨日のことはなかったことにした。

所詮、人間だよ。会社じゃないんだ。

うちもおんなじ。
会社としてよりも前に、人間として信用してもらわないと。

だから、
適当にあしらわれてるのを感じると本当に頭に来る。
先日も警備会社を一社、なかったことにしてもらって、
慌てて支店長が飛んでくるという一幕があった。

お客さんが多いとそうなるのかな。
飛んでくるくらいだったら、最初から気を使っておけばいいんだ。

人間だ。会社の代表の哲学だ。現場に行けば分かる。

7月13日(木)晴れ

決まったら早いなあ。。

7月11日(火)曇り

社長は、不動産と人事で7割。

親父が、
「あそこに新しい看板出たな。」とか、
「あそこには、何が建つんだ。」とか、
よく言ってたな。

今は、プレハブ建設プロジェクトのリーダーとして、
土建屋さんとプレハブ屋さんとの間に挟まれている。

それでも、少しでも安くあげないといけないし、
誰かにただ任せりゃいいってもんじゃない。

人事も同様。

ハローワークから昨日入社の男性は、
実はヘルニアでしたと今日退社。
先週入社の派遣は、腱鞘炎ということでリタイヤ。

今週多めだったはずの人が、ボロボロと減る。

7月10日(月)晴れ

大入り袋!

朝礼で話したけど、
あまり反応なかったかな。

どうなんだろ。

頑張った時に、できるだけタイムリーに、
感謝の思い伝えたいんだけど。
6月までの四半期速報もとに、
手当て考えるのって画期的じゃない?

意味が伝わってないかな。

あまり考えないようにしよ。

7月9日(日)

土曜日にプレハブ決着。

日曜日にアスファルトが決着した。

9月までのプロジェクトで、
早急にプレハブを建てる作戦。

アスファルトは、見積りが高く見通しが立たなかったが、
日曜日に紹介された業者で一発決定。

来週の月曜日には、プレハブが立つ方向で決着した。

先手先手。全業者がすぐやる課。

7月7日(金)曇り

蚊取り線香は、絶対に買わない!

朝礼で熱くなる。

「ボールペンを最後まで使ったことがある人?」
3分の1位の人の手が上がる。

もし、使える鉛筆を捨てた次の日に、
「お母さん、鉛筆買って。」
って言われたら、買いますか?
買いませんね。。

ボールペンも、蚊取り線香も使い切るまで買いません。
蚊取り線香は、昨シーズンが終わるときにはありました。
それがどういう訳か無くなってしまいました。

ラインを停めて、全員で探そうかとも思ってます。

ボールペンなんか買えば50円です。
高い安いの問題じゃないんです。

先日見学させていただいた大先輩の会社。

きちっと整理整頓されていて、
古い棚を大事に使ってる。
かっこいいと思った。

ギリギリまで使って使命を果たしたら、
ゴミ箱へ「贈」ってあげる。
そしたら購入して、また大事に使う。

そういう意識で、支給部材、購入部材、工具、
備品、設備と接してほしいんです。

「蚊取り線香は、今シーズンは絶対に買いません!」

声がかれるかと思った。

7月6日(木)晴れ

おい!掃除しろーッ!!

朝、1Fのトイレに入ってたら大声が。

川合さんの声かと思う。

出たションベンもすっきりしたが、
この掛け声で、さらにすっきりした。

川合さんは、管理職でもリーダーでもない。

確かに現場では、ベテランの部類に入ったが、
気持ちのいい掛け声だ。こういうの大好き。

誰から言われたわけでも、
言わなきゃいけないから言うわけでもない。

50分から始まる自主清掃。
さすがに、まったくやらない人は居なくなったが、
一生懸命やる人もいれば、ポーズの人もいる。

自分は、こういうところをいつもきっちり見ている。
その姿勢が、必ず仕事に現れるからだ。

川合さんは立派だと思う。
ちなみに女性です。

7月5日(水)雨

やる気ある経営者との話は、
緊張感もあるし、楽しい。

6時の会、次回は発表だ。

貰う見積りは高くて、
出す見積りは下げろと言われる。

ここで、ちゃんとやっておかないと。

それぞれの仕事が独立して利益を出せる構造にしておかないと、
後で大変なことになる。

こちらで儲けて、こちらで食って。
それは、ダメ。一社一社ちゃんと整理していく。

あたり前の見積りを出して、
ダメならあきらめる。

きちっと仕事してれば、
分かってくれるはず。

午後は、お金の話ばかりで少々疲れた。

7月4日(火)曇り

9:00プレハブ打ち合わせ。

新プロジェクトでのスペースの問題。
仮説プレハブを用意する必要が出てきた。
30〜40坪。見積り次第。

地べたも、砂利のまま使用するわけにいかない。

午後、「大入り袋」を見つけて購入。

10枚入り80円。

第3四半期、今期始めて利益目標突破で、
「大入り袋」手当てを出そうと考えた。

給与袋の中に、さらに大入袋を入れる。
決算でもないので、僅かだが、
頑張った見返りは、その瞬間に。

頑張ったとは、
「少ない人数で、多くの仕事をすること。」

そして、急休みをした人は予定額の半分にする。
これまで急休みについては、何の対処もできなかったが、
これで分かったもらいたい。

「人を増やしてほしい」
一辺倒の管理者がいなくなることを望む。

現場にも、少しだけコスト意識が生まれることを期待する。

品質を保ちつつ、常に効率アップの挑戦をし続ける現場にしたい。

スタッフには、まだ内緒。。

7月3日(月)晴れ

中田の引退。

真剣勝負が故の軸がぶれない戦いに学ぶ。

朝礼では、
9時から、5時まで仕事して、
現場がきれいになる人と、
だんだん散らかっていく人の話から、
5Sについて語る。

どう使うか、何ものか分からないものは、
NGボックスに入れて、リーダーが片付ける。
分からないままにしておかない。

これをする人が半分以上いると、
常に整理整頓の行き届いた現場に、
半分以下だと、
定期的に大掃除の必要な現場になっていく。

午前中、一人面接、タイムカード締めと査定。

昼から、和光へ。4社にて打ち合わせして、
3社でMIYOSHIへ戻ってくる。

大筋の方向性決まる。

7月2日(日)晴れ

「しかめっ面は、傲慢の表れ。
不機嫌は、怠け者の証拠である。
深刻な表情は、臆病者の印だ。

くよくよする暇があったら、
思い切って前へ進め!
晴れ晴れと動いてみることだ。
『賢者はよろこび愚者は退く』である。
猛然と動いて、決然と語って、敢然と戦う。s
生命の息吹で、悩みなど全部、
吹き飛ばしていくのだ。」

痛快なご指導。感謝。決意。行動。