MIYOSHI

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HIDEYOSHI DIARY

埼玉の電子機器組立及び製造工場、オリジナル防犯監視カメラや電気自動車製作のMIYOSHI社長、佐藤英吉の日記を掲載させて頂きます!

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2006年3月の日記

3月30日(木)晴れと風

この一ヶ月残業続きの検査チームと、
久しぶりに食事に行く。

楽しい中にも、厳しい言葉も飛び出した。
社長の顔が怖い。とクレームを受ける。

その通り!
この1ヶ月、鬼のような顔して、
ガツンガツンやってきた。

それなりに指摘も受けてきたが、
どうしようもなく押さえ切れなかった。

自分の境涯の問題。
会社が、問題、課題や目標を抱えているのは、
ずーッと続くこと。
それを抱えつつ現場でニコニコできるのは、
境涯が高くないとできない。

それともうひとつ。任せられる人材。

夕方、明日の棚卸を挟んで3日間製品を保管するのに、
どう対策を打つべきか気になって下に降りる。

と、すでに思ったとおりの対策をしていた。
先のことまで見えて来るようになった。
リーダーも、現場も毎日成長をしている。

安心して、ニコニコしててよさそう。

3月29日(水)晴れ

別のクレームで呼び出し。足立へ。

強風と乾燥で、季節の問題として、
一旦は限度の確認で打ち合わせ終了。

アクリルに対してのホコリの問題。

静電気とホコリ、風、湿度。

あらゆる解決法を探る。

倉庫の機密性、加湿、内部気圧、水撒き、
保護シート、風の動き、除電エアガン、ベンジンetc。

誰か、いい方法あったら教えてください。

現場は、一歩一歩成長。

3月28日(火)晴れ

昨夜からのクレーム対応で朝出発。

最悪の結果も覚悟しつつ、道中考える。
こちらの落ち度と、そうでない部分と。

組立て屋は、不良部材でも組んだらこちらの責任。

品証課長の判断に救われる。

よかれと思ってやっていいことと、いけないことと。

3月27日(月)晴れ

準備の甲斐あっていいスタートを切った。

1.5倍の生産。総勢34名。

それぞれのリーダーがガッチリ役割をこなして、
自分のやることが無くなった。

注意すべきところは全部先週言ってしまったし。。

午後ホコリのクレームが入るが、
名誉リーダーとリーダーで飛んだ。

自分がなすべきこと。。次の一手。

3月24日(金)晴れ

急休みや、言葉や、態度や、見積りや、
朝の掃除や、部材の入れ方や、電話や、
あらゆることに、一喜一憂の日々。

ぶれっぱなし。

何のための会社か?

それは、決めたこと。
ただ一点。貫くべし。

人は入っては辞めたり休んだりで、
一朝一夕には行かなかったが、
来週の増産準備完了。

川畑リーダーに拍手。
みんなに拍手!

3月22日(水)晴れのち雨

川畑リーダーへの叱咤、叱咤。

●出荷品の対応で自分の手が取られた上に、
トラックを待たせて叱られる。

管理者は、
まず最初の数台で全体にかかる時間を見極める。
その後、納期までに何人でかかれば間に合うのかを算出して、
取り掛かる。管理者はその出来栄えを確認する。

●保留品を3台車ためて叱られる。

NG・保留品は、入り口でシャットアウトすべし。
完成品になってからでは、場所もコストもかかる。
ライン担当者が判断できるものはラインで、
できないものは別のセクションで対応して、
NG・保留品は使用しないこと。

●人の無駄遣いで叱られる。

人材は人財。とにかく無駄にしないこと。
ラインの先生と生徒でうまく配置することで、
1名は朝から2Fに戻れた。

増産と品質向上との両立の時期。
ここで、25人のリーダー張るのは並大抵のことではない。

大変だけどチャンスだ。川畑頑張れ。

3月21日(火)晴れ

10時間。。

さあ、何でも来い!!

3月20日(月)晴れ

クレームで人格変わる。
クレームなくてもか?

昨日の大風で倉庫の製品に土ぼこりが。
見逃して出荷して、クレームになる。

午前中までは持った生命力が、
このクレームで一気に尽きた。
1Fへ飛んで行き発狂する。

全品返品になる。

担当は、夜遅くまで対応する。

大事なことは、思いをひとつにすること。

片手間にはできない。

ねぎらう?

現場を指摘するだけで一日終わってしまう。

できない。経営者の資質の問題か?

3月16日(木)晴れ

親孝行。

「みんな立派になって、
親をバカにした人を見返しなさい。
ものごとは簡単にいかない。
乗り越える勇気を持ちなさい!」

師匠。原点。ありがたし。

小さな自分を反省する。
今日から出発。

午前中から雲がかかるが、
午後1時過ぎ、体育館がパッと明るくなる。
太陽の光が降り注いだ。
フィリピンから、中国から来賓。

帰り道、先輩社長の苦悩を伺う。
しかし、必ず乗りえられると感じる。

3月15日(水)晴れ

気になることは、増産への準備。

現場に行っては口を出し、
2Fに居よう、外に出ようと思ってもついつい。

川畑リーダーは、一人得意先へ。
不具合対策書の提出。
得意先の品証あてに一人で出掛けたリーダーは、
MIYOSHI始まって依頼だ。

向かってる途中から、
今日も叱られてしまったが、
間違いなく日々成長している。

「可愛いから叱るのだ。」なんてよく言われたが、
どこに行っても通用する人材になってほしいと、
強く思うゆえだ。

1Fの検査チーム2人にも檄を飛ばした。
「何でリーダーと喧嘩しないんだ!
MIYOSHIの品質決めんのは、ここだろうが!」
関、谷本。二人とも、一生懸命やっている。

あるところまで行ったら、社長はロマンだけ語れと言われた。
なかなかできない。そもそもMIYOSHIのロマンとは?

3月14日(火)晴れ

朝礼の内容が変わった。
不具合対策書の内容が変わった。
夜残って、製品組立の研修。

やるべきことがわからなきゃ、
やる気が空回り。

リーダーを育てるというのは、
作業者を育てることより何倍も難しい。

得意先来社。
増産準備に概ね喜んでいただく。

3月13日(月)晴れ

コーディネーター松木氏来社。

ロス対策について1Fラインの弱点を相談。

工程ごとのタイムが出ているかと言われる。
ついつい嫌味を言ってしまう。

「そんなの机上の空論でしょ!」
大先輩に失礼なこと言った。

効率アップと品質の向上。
でも、金と時間のかかる対策はしたくない。
それが本音。

盗めるところだけ盗みたい。
言われるままに現場を振り回されるには、
その人に対して相当の信頼がないとできない。

これまで、コーディネーターとか、
コンサルタントとか何人も会ってきたが、
金にならないと逃げ出したり、
机上の空論を振りかざして終わっていた。

だから、すみません。

3月10日(金)小雨

小松電気の社長に来社いただく。

紹介の紹介で、
「大変だ。6000台の手直しに人を出してほしい。」
との依頼に4名が飛んで一ヶ月。

4名の仕事で勝ち取った信頼でいくつかの仕事を頂き、
今度は、それを社内の管理職が休日出勤で乗り越えた。
ますます依頼がくる。

大変多忙な社長にお越しいただくのは、なかなか実現しなかったが、
見積り問題を理由にやっとお越しいただくことができた。

いつも笑顔で一人一人に話しかけられる姿が印象的。
細かなところに目を光らせつつも、大胆な構想を実現されていく。

知り合って一ヶ月の私なんどに、
開けっぴろげにいろんな話をしていただいた。

かなり無理をされている様子。
お体に気をつけていただきたい。

午前、1Fの不具合ビスの欠品発生。
リーダー、サブリーダーが足立に飛んだ。

これも大事な勉強。あえて自分は行かない。
リーダーの成長を祈る。

夕方、派遣会社社長来社。
増員の5名を任せてほしいと。承諾。
急休みには、最後は自分が対応します。と。

そういう言葉待ってました。お願いします。

一人になってもやり遂げる覚悟と、
協力がないとできない感謝と。。

3月9日(木)晴れ

「一人ではやっていけない自信があります!」

小野塚さんが紹介してくれた加藤氏。
建築会社を立ち上げて奮闘されている彼との話は、
共通するとことがたくさんある。

一人ではやっていけない自信。名言だなあ。

夜、管理職扇野氏との討論になった。
見積もりの考え方の相違で。。

量産もやれば、小ロットもやる。
大きいものもあれば、小さいものもある。
見積りの仕方は微妙に違う。

熱くなって、余計なことまで言ったかな。

一生懸命頑張ってるのは分かってるんだけど。。

3月8日(水)晴れ

それぞれの行く道に違いありとも、
その心意気たるや、並々ならぬものあり。朝の会。

やりたいからやるのが自営業。
何ものにも縛られる必要ない。

楽しく思えることだったら、徹して挑戦。
頑張れ、矢部さん。

1社最後の在庫、治具の返却に都内へ。
中国に負けた仕事。

単価だけで勝負の時代は終わった。

”安いからMIYOSHI”は脱却したい。

夜も仕事の依頼あり。単価の確認をする。

13社の生産と人員配置。
工場長の必要性を感じる。

3月7日(火)曇り

新人の中国人、待ち合わせ場所に来ない。

待ち合わせの時間間違いと分かり迎えに行くと、
今度はバスに乗ってしまったという。

結局待ち合わせ場所に戻ってもらって、
やっと会社に到着。

言ってることが通じてないという社内の苦情。

面接担当者の資格なし。

今月後半の増産の打ち合わせのときにも、
入社の人員について苦言が出る。

よく分かります。が。。

人事担当者を募集します。

1Fのクレームについて、夜ミーティング。
意識は決して低くない。システム構築を更に。

3月6日(月)晴れ

0.8ミリのチップ交換からロッカーまで、
組める組み立て屋になった。

チップ交換は土曜日、約束の時間よりも早めに納めた。
責任者はOKなのに、担当者からOKが出ない。

現場に届けた2人が手直しを始める。
夕方までかかって作業。

「何でも受けりゃいいってもんじゃない。」
たしかに。

しかし、
受けなけりゃ得意先が大変なことになっていた。
それを分かっていて何もしないなんてできない。

まだまだ、仕事を選べる分際じゃない。
断れる分際じゃない。

この心意気がいつまで続くものか。。

いつの日か、おいしい仕事にめぐり合った時に、
忘れちゃうんだろうな。。

1Fで大量生産をしておきながら、
2Fで常に新しいことに挑戦している。
「やめときゃいいのに。」
そう言われても、やめない。

3月3日(金)晴れ

えらい仕事受けちゃったなあ。

週末受けて週明けに納める、とはよくやってきたが、
前日夜に受けて、翌日午前中仕上げるなんて。

断らないってのもどうか。
3社の協力会社から断られて、自分でやることになった。

ある会社からは、
「なんでも受けりゃいいってもんじゃないよ。」
なんて言われながら考えた。
「まだ、断れる身分じゃない。」

今日の朝になっても、依頼主の社長から、
「何とかお願いします。」と頭を下げられた。

基板チップ交換200枚。
受けて立ってくれた管理職偉いと思う。

夜受けるより方法はないのか。
どこかに取りに行けないのか?
瑞穂に行けば、50枚はもらえると言う。

飛んでもらってくる。
午後一から始めて、夕方ファーストロット納める。

夜、10時半120枚完成。見通しがついた。

すぐやる課4名の偉業。

3月1日(水)雨

朝、コーディネーター来社。

現場の変わりように感心していただく。
現場のリーダーもサブリーダーも聞く。
「何かあったら教えてください。」
この姿勢があれば大丈夫と思う。

コーディネーター曰く。
最後は、コア技術を活かせる仕事を取ってくること。
コア技術とは戦略。戦略とは、選択と集中。メリハリとも言う。

我々のコア技術とは?

昼に新規の電話あり。

午後は、別の新規の打ち合わせ。
頼りにされることは喜ばしいこと。
力になれるように。