HIDEYOSHI DIARY

MIYOSHI代表、佐藤英吉の周りで巻き起こる日々の出来事から、
ちょっとした気付きや、深い学び、そして、驚きWOW!
そんな奮闘ぶりを20年間、ヒデヨシ日記に書き残しています。
「今日の学び」を常に己に言い聞かせ、人間革命していくために。

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2006年2月の日記

2月28日(火)曇り

「息をしていることが生きている証拠なのではない。
知恵を働かせて、社会に功績を残し、
尽くす人こそ、生きている人である。」と。
タイの作家 シーブーラパー。

朝一で納品。金曜受け、月曜納品、火曜手直し。
手順書も一晩で作製して持参。間に合った。
社長、担当者に喜んでいただく。

本日、セコムの設置。

2月27日(月)晴れ

1F良くなったよ。

午後の部材入れ替えと共に、
さらにパワーアップ。

整理整頓バッチリの上に、
手順書の掲示や良品、不適合品入れの色分け。

皆の知恵を絞っていい現場になった。

明日、得意先にぜひ見てもらいたいなあ。

自分は、金曜受け月曜納品に行く。が、
基板取り外して、追加工になってしまった。

納期は1日延びたものの。。

思い切って、依頼の手順書まで仕上げる。

22時半完成。久しぶりの手順書作成。

既存の仕事を大事にすべしとの声。大事。

温故知新。。

2月24日(金)雨

朝電話が入る。

新規の作業指導と部材の引き取りで来てほしいと。

誰が行くか。リーダーは納期に追われて動けない。

自分が行くことにする。9時半到着。

図面のない治具3台の生産。
納期は、月曜日の午後。
出た。週末もらって週明けの納品。

その場で、ハーネスの図面を引いて、
その足で発注に行く。

会社にもどって、さっそく作業に。

午後は、1Fの環境改善。
川畑リーダーに任せた。

終わる頃に呼ばれて現場へ。

整理整頓、識別表示の皆の意識がはっきり変わった。

みんなでやったことが大きな意味を持った。

よく頑張った。

夕方、ハーネス完成。夜作業に没頭。

あれほど、作業にはまるな!とリーダー研修でやったばかり。

実は、自分の研修です。

基板実装。自信ないところを克服すべく。

じゃないと、しっかり語れないので。。

気がつくと11時。

2月23日(木)晴れ

昨日の夜のリーダー研修。

リーダーに求められる能力は、
1顧客満足
2利益貢献
3人材育成
4リーダーシップ
5カイゼン

現場の緊張感。目指すもの。
リーダー、サブリーダーに一体感あり。

この2日で現場は随分変わった。

午前中から、足立へ、川口へ。
久々の外回り。

新規の話も。

とにかく挑戦の時。

何でも受ける。

2月22日(水)晴れ

得意先の求める品質基準が変わる。

伴って社内も変える。
朝礼にて、
「これまでのやり方を否定してかかるかも知れません。」

遠慮していたのでは、前に進まない。

朝から、同じことを4度注意された作業者は、
ついに怒って帰ってしまった。

現場の工夫でかなりのレベルまでは来た。

その先は、先人の知恵を借りることになる。

結局、その辺の工場に成り下がるか。

30人。好き勝手やる訳にいかない。
ルールで縛りたくないが。。

2月21日(火)曇り

夕方出荷分の梱包作業。

ロッカーの梱包って始めてやったけど、
これはきつい。

検査、梱包、出荷って、
通常は組立てにちょっと付くオプション感覚だけど、
これは違う。

一仕事で、午後しっかりかかった。

午後には、嬉しい連絡。

出向している現場の会社から、
仕事を依頼したいとのこと。

仕事が営業するとはこのことだ。

出向メンバーに拍手!

片や、1Fの新規製品打ち合わせを、
午前中2時間かけてじっくり。

帰りがけに現場を見て指摘を受ける。

分かることと、やることと。。

リーダー中心に午後一同ミーティング。
指摘事項は、すぐに対応。

その上で夕方、もう一度サブリーダーで確認。

28日までにどこまでできるか。やるか。

どうせなら、アッと言わせたい。

2月20日(月)晴れのち雨

岐阜から、品証部長来社。

完成品のチェック。

夕方までに終了。

指摘事項1点で、一応お褒めをいただく。
さすが小林リーダーのチェックと感じる。

夕方にはセコムとの打ち合わせ。

その間にタウンエースノアの中古車到着。
ぼろぼろデリカお疲れ様でした。

夜は、男性陣に残ってもらって明日出荷の準備。

この仕事の進め方に不満あり。

爆発する前に、現場を離れる。

いつまでやるんだろう。。

リーダーシップ。。

2月17日(金)小雨

足立へ直行。9時到着。

昨日の不適合の問題で、
不具合対策書を持参して訪問した。

製造責任者と品証に対策書の内容を説明していく。
ざっくり、「ちゃんとやってました。が出てしまいました。」
という内容に仕上がってしまった対策書。

対策項目が2点。
「部材変更の周知徹底。
保留品置き場とは別に、ライン上保留品BOXの設置。」
対策項目が少ないのでは、との指摘もあった。

真剣に対応してることは伝わったか。。

品質については、リーダー全員が基本を分かっていることが大事。
研修の必要性を感じる。

午後は、川越税務署へ。

先日の調査について上司が話を聞きたいと。

今回は、言わせてもらおうと、気合を入れて到着。

パーテーションで仕切られた打ち合わせ場所で、
統括部長相手に熱意こもった演説をやってしまった。
内容は、「教育論」。

「その熱意は分かりました。
本来税務署は、法律に基づいて判断するところで、
話で動くところでではありませんが、今回は理解しました。」
と、ご理解をいただいた。

前回は、相当ストレスになったが、
今回は、いいストレス発散になった。

前回訪問した調査官は不服の面持ちだった。

2月16日(木)曇りのち雨

21時半からの品質会議。

1Fにて旧部材混入の不適合を3連発。

夕方4時半、ラインストップして内容確認。

まずは、その一台について。
理論値在庫とのズレについて。
新旧入れ替えの手順について。

あらゆる可能性を探った。

現場の意識が高いだけに悔しい。

こんな悔しい思いをさせないで済む方法を、
提供してあげられなかったのか。

自分自身一人のリーダーとして反省する。

と共に、現場のリーダーには学んでほしい。

意識とともに、仕組みづくりの大切さを。。

2月15日(水)暑い

急部材が1台混じっているとのクレーム。

聞いてる限り、
部材の新旧入れ替えの際の手順は間違っていない。

落ちた部材を拾ったか、もともと混じっていたのか。

1Fのラインを止めた。手持ち部材の全品検査。
完成品の全品検査。

落ちた部材の確認。
ライン周辺に保留品はないか。

保留品については、
後で保留品置き場に持っていくルールを止めて、
ラインテーブルに「NG箱」を設置した。

○は使用して、×と△はNG箱に放り込む。
NG箱内は、リーダーが確認する。
30分はロスッたが、大事なこと。

品質は全てに優先。

ロッカーは、4台完成。

夕方以降、検査チーム他、
他のセクションの応援をいやな顔ひとつせずやってくれる。
ありがたいことだ。

夕方、セコムの営業、支店長との涙の対話。

2月14日(火)晴れ

小林、扇野、長崎、飯高、佐藤の5名。
スペシャルチームで、3列2本、1列2本完成。

夜は、明日出荷分の受配電板9台の組立て検査梱包。
谷本氏10時まで残ってくれて完成。

「おいおい今日って、
野郎二人でこんな時間までやってる場合か。」

2月13日(月)晴れ

新規の組み立て開始。

板金のかたまりのロッカー。
扱うものがだんだん重くなってきた。
岐阜から作業指導に来ていただく。

夕方までかかって、1台完成。
20日までにあと20台。

間に合うか。。緊急ミーティング。
他の仕事で外注展開できるものを探す。
5人分の手を確保した。
フットワークのいい外注ありがたい。

川畑リーダーはギックリから今日復帰。
痛みひかず無理はできない。

周囲の忙しさに悔しさ、苛立ちもあるだろうが、
ここはじっくり治してください。

今後、怪我した後輩の気持ちを分かるために、
大事な経験だと思って。。

2月10日(金)晴れ

一人一人面談。

ラインの抱えている課題をしっかり把握している。
力ついてきたと思う。その意識に感謝。

午後には、出向先のスタッフへ給与を持参した。
段取りのことや、流れの仕事の配分のこと。
品質のこと、効率のことを気にしながら仕事を進めている。
自然のうちに身についてるのだと思う。

昼には、先日帰ってしまったリーダーが来社。
反省していて、職場への復帰を希望した。

責任を投げ出して放棄したのだから許される話じゃない。
もとより、会社の人不足と絡めて復帰を認めるわけにいかない。
とは分かっていつつも、
「リーダー職外して、減給して、別のセクションで。
それでもぜひと言うなら、態度を確認してもいいか。」
なんて方向に傾いていた。

管理職集めて相談。
それは違うと一蹴された。
会社の都合で筋を曲げることになる。
どこかで、会社の都合を考えていたみたいだ。

一日で退職した人が給与を取りに来た。
恐縮してお茶菓子を持参されたが、
お持ち帰りいただいた。

リーダーのなすべき仕事。
一度確認する必要あり。

2月9日(木)晴れ

朝から陣痛。今度は右側。

所沢駅到着。座薬は会社だ。
病院へ駆け込むか、会社に急ぐか。

会社に急いだ。
到着するとトラックの運ちゃんに捕まる。
「ここに置いときましたから、伝票です。」
「ハイ。うっ。」

冷蔵庫の封筒から座薬取り出す。
トイレへ。挿入技術結構衰えてない。

落ち着いてきた。

9時ラインスタートしてすぐにミーティング。
結局人が足りない。

午前中病院へ行かせてもらう。
待合室が一杯でびっくり。
インフルエンザっぽい人、人、人。

あわててマスクを買いに行く。
倒れるわけにいかない。

「尿管結石の痛みです。」
「あたりです。血尿バリバリですね。」

午後はラインへ。

夜10時2度目の陣痛。
転げまわった。何かの罰か。

2月8日(水)晴れ

一人リタイヤ。
昨日までラインに挑戦していた男性が退職した。
「入社前は、いろんなことやってきましたから。」
と胸を張っていた。
すぐに2Fの仕事だったので、
標準時間内に上がってるのかどうか分からない。
見るからに品質標準以下、スピード遅い。

1Fの仕事も大丈夫ですと言い切っていた。
が、どうにも追いついてこない。

昨日の夕方懇談する。
頑張るとおっしゃるのであれば待ちます。
でも一人でできるようにならなければ困ります。

いろいろやってきたかどうかじゃない。
現実に目の前のラインをクリアできるかどうか。
昨夜電話があり、「無理なので辞めます。」との電話だった。

朝礼にて1Fラインの品質について確認。

増産に備えて研修を行っているために、
品質が安定してこない。

もちろん検査で捕まえねばならないが、
スルーしたものが出てしまった。

検査にプレッシャーがかかる。

2分40秒の工程。
自分は分かってるから覚えるのに時間はかからないが、
トラブっても取り返せるほどの時間はない。
コストとの戦いだから、品質に影響しないギリギリのスピードで生産する。

その上で。。
作業ムラの多い人。
教えた手順を守れない人。
同じミスを繰り返す人。
スピードの上がらない人。

検査リーダー、ラインリーダーの腕の見せどころだ。
よく頑張ってると思う。もう一歩だ。頑張れ。

2月7日(火)曇り雪積もってる

朝、派遣先へ直行。

4名無事に到着。
社長に挨拶して現場へ。

現場は昨日も12時まで作業をしていたとのことで、
朝からの段取りができているようではなかった。

一人一人に丁寧に説明してもらう。

手を空けてじっとしてることに慣れてないうちのスタッフには、
じっと待つほうがきついような感じ。

とにかく、流れをつくるまではつらい。
採用して、現場で教えて、チェックする。
間違いがあれば手直しをする。
辞めてしまえば、やり直し。

うちのメンバーは1Fのラインをマスターして、
2Fでオールラウンドで活躍するメンバー。
手前味噌だが、頼りにされるはず。

年商こそ違うが、30名と同じような規模の会社は、勉強になる。

全員現場の組立て専門のMIYOSHIも捨てたもんじゃないと振り返る。

戻ってみれば、自分のところが大変。
4名抜けた穴。大きい。

2月6日(月)曇り

昨年通勤中にけがをしてリハビリ中の松本氏。

午前中相手側の保険会社営業と、
こちらの社労士、そして奥さんで打ち合わせ。

当初国保を使用して治療をしたことで、
労災と相手側の保険と国保でややこしくなったために、
一同に会して整理をするためだった。

どうも、相手の保険会社にいいようにやられた感もあったので、
一喝するつもりでもあった。が、そうでもなかった。

とにかく労災でも、通勤中の第3者に過失のある怪我ということで、
非常にややこしい。奥さんは泣き出してしまった。

午後3時。吉川電機さんの紹介で1社訪問。

2月一杯の納期が厳しい。
「12名ほど新たに採用して対応しないと間に合わない、
助けてくれ。」と社長。

「帰って、検討します。」と言い残して帰社。
すぐに、リーダー会議。
「困ってるから助けたい。」4名の人選をする。

ひとりひとり事務所にて状況を説明する。
「納期に追われて大変な会社がある。
明日から1ヶ月行ってくれないか。」
4名とも快諾してくれた。

相談受けて、17時間後に経験者4名を派遣できる会社があるだろうか。。
「明日朝から男性2名、女性2名計4名行きます。」
「うわー!助かるよー!」社長は喜んでくれた。

この4名に拍手を贈りたい。

2月3日(金)晴れ

税務調査2日目。

朝から得意先まわりで、税理士が対応。

11時過ぎに帰社。

事務所缶詰めの調査官より質問。

「キーボードは?」

「車両297000円は、一括損金計上の書類がなかった。」

「取りに来ない給与の件。」

パソコンのお気に入りチェック。
ゴミ箱もチェック。

「個人の通帳は問題ありました?」
「いいえ。ありません。」
と聞くのが精一杯の嫌味。

牢屋は入った人にしか分からないと言うが、
税務調査も受けた人にしか分からない。

疑いかけられる人と話すのは、本当に疲れる。
2日の予定が、1.5日で終了。脱力感。

2月2日(木)快晴

初めての税務調査。

川越の石田という調査官10時来社。
身分証明は、ちらっとしか見せない。

どんな会社ですか?から始めるが、
手元には会社のHPのプリントがある。

30分くらい話して、工場案内をする。
が、あまり案内のしがいもない。

どうやってレスポンスを保ってるか、
効率の改善をしてるか、ものづくりの苦労をしてるか。
そんなこと、どうでもいいという空気が伝わるからだ。

帳簿のチェックに入ったところで席を外した。
信頼してくれない人と話をするのはいやなもんだ。

うちの税理士平井さんは、税務署の人間以上に、
帳簿や、数字のまとめにはうるさい。

是認100%と胸を張るだけあって堂々としたものだ。
結構かっこよかった。

経理だって、現金1円合わなきゃ大騒ぎしてんのに、
何を探ろうって言うんだろう。

夕方、事務所の空気が重い。
「人の入れ替わりが激しいようですが、
退社した人の給与は残ってませんか?」と聞かれる。
「ちゃんと取ってあります。」
「総額でいくらありますか?」
「ここに封筒でありますけど、計算するんですか?」
「全部出してもらっていいですか?」
全部確認し始めた。

後で聞くと、現金支給なので取りに来ない場合、
取っておくのはいいのだが、
時効を過ぎると不払いで雑収入にすべきものとのこと。
そのまま置いておくと簿外資産とみなされると。

あとは、弁護士に支払った相談料。
月々じゃないから怪しいと決め付けた。

挙句の果てに、
「明日は、個人の通帳を全部持ってきて下さい。」と。
「はあ?」
いい加減頭にきた。

問題なければ見せられるでしょ。と言う論理だろうが。。
個人の通帳なんて、人に見せる機会あるだろうか。

これも、売上を個人の通帳に振り込ませてはいないか、
確認するのだそうだ。そんなもん、あるわけないだろ!
人にお咎め受けるのが一番嫌いなんだ。

本当にいやな思いした一日だった。

2月1日(水)雨

たまげたなあ。

行く道がそれぞれ違うからなあ。
一気に走るときも確かに必要だよな。
頑張れ。成功を祈る。
できることは何でもさせてもらいます。
以上朝の会の感想。

出張作業の依頼あり。
経験者3名程度。前向きに検討する。
単に得意先を増やせばいいというものでもない。
このままで言い訳がない。
とにかく困ったときに手を差し伸べてあげないと、
こちらの都合で仕事してたって明日はない。

夜、1社電話あり。
若手経営者の厳しい現況を聞く。

その後、何度も電話を入れる。
頑張れ。でも無理すんな。