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HIDEYOSHI DIARY

埼玉の電子機器組立及び製造工場、オリジナル防犯監視カメラや電気自動車製作のMIYOSHI社長、佐藤英吉の日記を掲載させて頂きます!

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2006年1月の日記

1月31日(火)晴れのち雨

今月初めての得意先周り。

1社は、値下げキャンペーン。

この1ヶ月で入社してすぐに退社した人7人。

結局ラインの設定が厳しくて、
到底ついていけないと諦める。

1Fのライン7人。検査3人。資材1人。外注。
これはギリギリの設定。
これ以上減らしたらまわせないところまでのスピードでやってるし、
管理職も体使ってフル稼働してる状態。

これ以上いじると品質に影響する。
値下げって、どこけずりゃいいのか。

仕入れもないのだから、人件費削る以外に道はない。
でも決して高い人件費なんかかけてない。

したがって、値下げできない。

1月30日(月)晴れ

娘からのプレゼント。

「マッサージの割引券。」
結局、金取んのか!

手紙ありがたし。。

1月27日(金)晴れ

峠を越した。

2社分のスポット生産が、今日の納品で終了。

今回の仕事で、かなり力がついたし、
課題も見えてきた。

一番の課題は、
如何に早い段取りと片付けをするか。

得意先17社の仕事を、
「そば屋の出前」流に受けていくために。

コーディネーター松木さん来社。
弊社を気にしていただいてのこと。

ヒントを与えてくれる。

作業台全てにキャスターをつける。

仕事に応じて、レイアウト変更をどんどんやっていく。

基本は、立ち仕事。
立ち仕事の方が、腰にいいとのこと。
もちろん作業性も違う。

やってみるか。。

1月25日(水)晴れ

待ち合わせ場所に結局来なかった。
連絡もなし。サブリーダーの欠員。

雇う側として、会社の代表として、
種々考える。

仕事のキャパオーバーか。
給与か。仕事のすみ分けか。
声のかけ方か。プレッシャーか。
待遇についても、時間をとって対話をしてきたつもり。

働く側からもひとつ。

「辞めてしまう」という選択肢。

後を濁すか、濁さないのか。

その人の人生を思う。

1月24日(火)晴れ

朝の送迎からサブリーダーが一人逃げ出す。

日々たまっていた不満をぶちまけて。

探して、航空公園駅で話をする。

落ち着いてくると言い分が変わってきたが、
今日は休みになった。

それぞれが、今までの業務+αに挑戦中。

常に挑戦と成長が求められる職場。

頑張らないと弾き出される。
頑張りすぎると潰れる。

それをコントロールできるものは?

1月23日(月)雪が残る

さあ、出荷のピークの週。

ラインの新人研修がうまくいかない。
今日もも2名の新人研修。

1セクション160秒の工程が重いのか。
スピードが早いのか。
個人の能力の問題なのか。

2日目、3日目と時間がかかる。
年が明けて、まだ一人もクリアしていない。

一人は、無理なので辞めたいとの話。

ローラーコンベアで流す方法もありかと思うが、
これほど標準時間のはっきりする方法もない。

悩みどころ。

ほかでは、じっくり時間かけるのかな。

1月20日(金)晴れ

1Fで新人の研修が繰り返される中で、
中堅女性スタッフの動きが際立つ。

長崎さん。
ラインの中では、一番の経験者。
今は、2Fの仕事で納期に追われているが、
休み時間ごとに下に下りる。
今日は、2Fで6時まで残業した後に、
下で帰り際サブリーダーと打ち合わせをしていた。
任命された訳ではない。責任感。

及川さん。
先日午後のラインを7名から3名にして30台の目標。
気になって見に行くが、及川さん駆けずり回って、
7セクションの内、半分くらいこなす。
見事に34台の生産。
通常と違う生産体制にすれば当然ロスが出るはずが、
事前準備もなく、計算通りの生産をこなした。すごい。

宮崎さん。
まだ数ヶ月で、2Fの作業を任されるが、
1Fラインで自分の担当していた場所で研修。
どうにも気になって、下を見に行く。
自分で作業用グローブ購入も意識の現われか。

気持ちが品質をつくる。

1月19日(木)晴れ

朝、岐阜からのお客様。

資本金1億の会社の社長が来社されたのは、
初めてではなかろうか。軽自動車で登場。

4年前の赤字で頭を丸めたというその社長は、
パワー全開。でありながら謙虚だった。

今後ともよろしく!と握手をして帰っていかれた。

滞在時間は、ほんの20分くらい。

現場を見る、人と会うということを大事にされてのことと思うが、
こんな小さな下請けにまでしっかり足を運ばれることに経営の姿勢を感じる。

6社8製品の生産を同時に生産。
どれもこれも忙しい。

が、昨日まとまった12月の月次が気になる。
10月、11月より、忙しいのに利益高、率共に落ち込む。

得意先拡大、人材育成の時だから止む無しと見るか。

次にすること。
「切り換え力の強化と生産効率アップ。」
結局5Sからかな。道具を探す時間をゼロにする。

1月18日(水)晴れ

中国生まれの新人。
昨日までの2日間やってみたが、
どうにもラインについていけそうにない。

本人と話して昨日限りでということになってたが、
いやな予感が当たる。出勤してきた。
日本人にも伝わらない自分の日本語が、
中国人に伝わるわけもないが。。

昨日叱られたリーダーは、朝から人員の件で相談をしてきた。

自主清掃するものも復活してきた。

もともとそういう意識を持ってるんだ。
しっかり関わっていくことの大切さを感じる。

午前中にスケジュールの確認をする。

どの得意先も納期との戦いになってきた。
人が足りない。同じ言葉が管理職からも出る。

その現場に10時半から新人一名入るが、
品質スピード共にNG。
結局いればいいというもんじゃない。

午後来社のコーディネーター。
ここのところ作業に追われて、
如何に頭を使っていなかったか。
「社長は、夢を語れ!」「細かいことは現場に任せろ!」と。
たしかに。

そうは言っても今は、人材育成の時。
細かいことも確認をしていく。
工程配分の仕方。ドライバーのトルク管理。
端子圧着。ドライバーの扱い。識別。研修の進め方。
Eリングの止め方。ああ時間がない。

このリズムに埋もれていくことは許されない。

1月17日(火)曇り

急休み1名、急早退1名。

人が足りない状態が続く。
リーダーが頭を抱えてシフトを検討する。
しかし肝心のライン担当がタバコを吸ってる。

怒り心頭。
「2Fがどんな思いで1Fに人を降ろしてるか分かってんのか!
1Fに人取られた分、残業してカバーしてんじゃねーか!
それでも1Fは帰ってんじゃねーか!
『人が足りません。』じゃねーだろ!
タバコ吸ってる場合じゃねえんだよ!
真剣に考えろ!」

「急休みは誰のせいなんだ!」
「誰のせいでもありません。」
「そうだろうが。じゃあ『人が足りません』て、
俺に申請すれば済む問題じゃあねーだろうが!」

また、やってしまった。
本当は、深い意味では自分のせいなのだが。。

一番安定して製造をしている1F。
何にも優先して配置をしてきた弊害か。

1Fと2Fとの意識相違をなくしたい。
「部材入りましたよ。」と電話があれば、
「はい。今取りに行きます!」という2Fの姿勢は、
1ヶ月も先の生産計画がたっていて、
部材切れの心配がない1Fとは天地雲泥の差がある。

その分、1Fのラインの設定は相当厳しいものたが。。

日中は、3人面接。一人見学。
全員採用。

1Fの前加工の標準時間を明示して、
新人の研修と適性判断を兼ねることにした。

1月16日(月)晴れ

新しい派遣会社TGIの初日。

金曜日に下見に来た1名が来ない。

年末から営業に来ていた。
11月12月の人不足と、派遣会社の対応に、
「派遣会社なんてみんないっしょでしょ。」
なんて不満を漏らしていたら、
「うちは違います。サラリーマンの営業と違って、
会社がかかってますから。」なんて胸張ったのがここだった。

でも、結局いっしょ以下だ。
来るべき人が来ないことなんか日常茶飯事。
問題は、それを営業が掌握してるかどうか。
連絡を入れてくるかどうか。

今日は、下見の時点で難色を示していたということすらも、
こちらに伝えていなかった。

最初から来ないことが分かっていたのに連絡をよこさなかった。

契約を解除させていただいた。

こんな低次元のところで戦ってるのが今の派遣会社。

何度も言うけど、うちは違うと言うところは出てきてもらいたい。

これから売り手市場だから、派遣会社も楽するんだろうな。

昨日の求人の反応4名。23万部で4名。やはり売り手市場だな。

どこも人が足りないと言い出した。

1月14日(土)雨

リーダーの要件とは?
作業しながらまとめてみる。

作業者の評価基準は、
品質・スピード・多能性・責任感・協調性。

では、リーダーの要件は?
顧客満足・利益貢献・人材育成・リーダーシップ・カイゼン
かな?

これをはっきりさせてあげないと、作業者と全然違うからなあ。

今日までの目標終了までに、結局夕方6時までかかった。

小ロットの切り替え、段取りが今月の利益構造にどう影響するか。。

夕方一人懇談。夜川越にてまた一人懇談。

どうか乗り越えられますように。

1月13日(金)晴れ

2Fの生産が追いつかない。

10時に提案。1Fを停めて2Fへ人を送り込む。

11人生産の1Fを半分にして生産を続行する。

片や2Fでは、3社の仕事に人が散って作業を進める。

1Fの先行した在庫があったためにできたことだが、
何よりスタッフの気持ちが嬉しい。

いつも残業できない人まで、残って進めてくれた。

朝礼では、不良についての確認。
欠品防止のピッキングを徹底してやるようにと。

リーダーに大事なことは、
「人間をどこまでも信頼して、腕をどこまでも疑うこと。」
この人に任せたから大丈夫はありえない。
まして、新人に仕事をお願いした時は、
出来栄えの確認を何重にもする必要がある。

1Fが朝の自主清掃をする人がいなくなった。
何かの気持ちの現われか。悲しい。

1月11日(水)晴れ

急休み3人。

そのうち2人は朝の連絡なし。
こういう裏切り行為をまともに受けて、
それでも笑顔でスタートできるほど人間できてない。
SBSいい加減にしてもらいたい。

でも現場にいる人はちゃんと来た人。
迷惑をかけてる上に、この不機嫌顔を見せる訳にいかない。

朝6時は、弓削田醤油さんにてミーティング。

新たなトライに刺激受ける。

川畑氏の2Fへの異動間近。

それぞれが新しい責任を担って引継ぎを受ける。

間違いなく幹が太くなっていることを感じる。

1月10日(火)晴れ

全員元気に出勤。胸をなでおろす。

今日は、無理せずにボチボチと。
なんて始めたもののそんな訳にいかない。
トップギア。

新規の部材もどしどし入ってきた。

3時から新年のお茶会にしようなんて甘かった。

1月末の新規の話も電話が入る。

いいスタートが切れたかな。。

と共に、言いようの知れない緊張感。
この緊張感ここのところずっと。。

1月6日(金)晴れ

1.1の義母の逝去。
1.2下阪
1.3通夜
1.4告別式
1.5上京

150名の参列者に、生前の振る舞いを思う。
お疲れ様でした。
本当にありがとうございました。