MIYOSHI

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HIDEYOSHI DIARY

埼玉の電子機器組立及び製造工場、オリジナル防犯監視カメラや電気自動車製作のMIYOSHI社長、佐藤英吉の日記を掲載させて頂きます!

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2008年4月の日記

4月30日(水)

管理職の仕事は、”しくみ”作り。

不良を作らない「しくみ」。
ムダのない早く作る「しくみ」。
人材育成の「しくみ」。
やることは一杯ある。

そこに気がつかない。

オペレーション、作業に追われちゃいけない。

28日、30日は、結局全員休んでもらって、
管理職だけの出勤になった。

カイゼンのチャンス。

と思っていたのは、自分だけか。

30日の夕方になった。

今月の売上も把握できてない。

2日間かけて、現場は変ってない。

「2日間かけて何やってたんだ!作業だろ!
カイゼンはやったのか!気がつかないんだったら
自分の時間使ってでも、ものづくりをもっと勉強しろ!」

気がつかないというのは、勉強不足なんだ。

頑張ってるんだけどなあ。

4月25日(金)晴れ

「宿命」。その言葉でしか説明できない。

朝生で、ワーキングプアの問題。

頑張っても、1日5000円しかもらえない若者の話。

ガッツが足りないんだという熟年層の話。

熟年層の話にうなずく自分がいたが、ふと思う。
若い彼も30年前だったら充分に貰えていたんじゃないか。

ガッツがあるやつないやつ。今も昔もいたはず。

かつて田原総一郎が言っていたことがある。
日本は、会社の中で仕事をしなくなった上の層を、
低賃金の若者が支えていることに問題がある。

今働いている人間が、高い賃金をもらうべきだ。と。

しかし、
国が悪い、政治が悪い、会社が悪い、上司が悪い。
と言ったところで、彼が生きているうちに変わる保障もない。

目を真っ赤にして、唇震わせて、怒りちぎっている若者。

こんな現代に生を受けた彼が不運でした。そういうことか。。

経済はあまりに複雑で、誰のせいとか簡単じゃない。

誰のせいであっても、彼が不幸であることは確かなようだ。

彼の不幸の本質は、その宿命さえも自分の力で変えられるということを、
信じることができないということ。その一点にある。

「宿命」。それは、あきらめの法理じゃない。
「宿命転換」という戦いの始まりなんだ。

どうか、彼に分かってほしい。そしてその熟年の方にも。

4月24日(木)雨

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「組立屋さんですよね?家具できます?」

「はっ、はい・・・」

「職人がいるんですよね。どこへも行くんですよね。」

「はっ、はい・・・」

やりました。家具。

と言っても、

キットで、組立てサービスがないので、
組み立てて搬入してほしいとの個人からの依頼。

工場に直送してもらい、できた家具を搬入する。

お客様にとっては、慣れない組立ては時間がかかるし、
ゴミも出る。

ホームセンターだと組立てサービスがあるが、
この通販にはないのだそうだ。

ハイエース1tロングで2回分の量を、今日納品した。

これ商売になるかな。

「何でもやる」にも、ほどがあるか。

弊社は、電子機器製造工場です。

4月23日(水)晴れ

「百聞は一見に如かず。」松本と福島白河へ。

リチウムイオン電池について。

ついつい長居してしまう。

金子さんには、技術力だけじゃない何か。

「また会いたい」って思わせる何かがあるなあ。

往復で約400キロ。無事帰社。

その足で、狭山商工会議所へ。

自分の頭の悪さ、回転の鈍さ痛感。

4月22日(火)晴れ

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プロなら頭を使え!

「QCDをクリアしているのに泣いているお客さんがいた。
なぜか分かるか?」

みんなはプロなんだ。川畑、扇野の部下じゃない。
任されたら、自分がお客さんを喜ばさないといけない。

今の仕事が、お客さんを喜ばしているのか、泣かしているのか。

せっかく頑張っているんだ。どうしても、喜んでもらいたい。

プラスαだよ!プラスα!言われたことだけやって、
時間がきたから帰りますじゃないんだ!プロだろ!やり遂げろ!

早いことなのか。変化の報告か。急な対応か。
約束したQCD以外に、お客さんが望んでいることが何なのか。

想像力を働かせるんだ!頭を使うんだよ!

以上、朝礼。

言っている矢先に、
残念ながら、日中出かけている間に、今日出荷に問題が出た。
任せることの難しさ。お客様に迷惑かけたら終わりだ。反省しきり。

夜、小島氏来社。
モーターのぶら下がったバスを見に来た。
経営、人材、種々語り合う。

21時から内野さんと打合せ。深夜に至る。
さあ、大改革だ。MIYOSHIスタンダードの構築急務。

4月21日(月)晴れ

ホンダが車をつくるのにどれだけ苦労したか。
あんた知ってるか?トヨタ、日産にいじめられて。。

それでも、金があったからできたんだ。

あんた、遊びにしておきなさい!
リチウムは、もう一段上の技術だよ。

2000万くらいあんの?
お金があまって、あまってしょうがないというならいいが、
そうじゃないんだったら、鉛にしておきなさい。

コントローラだって、壊しちゃうんだよ。矩形波だから。

水曜日に会うことになった。

4月19日(土)曇り

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Bears集合!!

エンジンから、フライホイールをはずし、
モーター側にセット。やっぱり簡単には外れなかった。

位置決めは、職人の仕事のようだ。

これで、持ち帰れば、車には取り付く計算だ。

アダプターの精度がよく、一切加工が発生しなかった。

これは、いい。

あとはバッテリーだ。
昨日のリチウムの交渉では、300万はかかる。
が、スペースと距離の課題で、あきらめきれない。

夜、東松山へ。
ひびきさんの開店準備に呼んでいただく。

「周囲の期待10%上回る毎日を。
人から感謝されることに仕事の醍醐味。」
日経より 森精機 森社長の言葉

4月18日(金)雨

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朝から川畑とともに蓮田へ。

いくつかのテーマを胸に、先輩のところへご指導をいただきに伺う。
お忙しいところ、貴重なお時間を頂戴し恐縮、感謝。

谷口専務のところは、伺うたびに感動を覚える。

いつも変化している。挑戦をしている。

「トップの軸がぶれないように。」重い言葉だ。

帰って、現場の仕事の終わり方に川畑が憤慨。

「躾」か「責任感」か。

<EVプロジェクト情報>
エンジンの真ん中のナット?が外れないので、
積んで阿部さんのところへ持っていくことにした。

エンジンも重たいが、モーターも重たい。

右からモーター、エンジン、松本さん。

お疲れ様でした。

4月17日 ガレージ情報

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これが、41歳のバスのエンジンです。
私と同い年です。もちろん取って置きます。

極寒の中を、雪が振り込むバスに乗ってきたのに。。

せっかく暖かくなったのに、
このまま乗りたい気持ちで一杯です。

4月17日(木)雨

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陣痛から3時間で出産。

41歳のエンジンが産まれました。

プロなら15分の作業でしょうが、
素人がつくるEVがテーマなので。。

夜、バッテリーの件で検討。
リチウムがあきらめきれない。。。

得意様各位

こんなことばっかりやっているわけではありません。

今日一日の中で、ほんの一瞬、皆が手伝った写真です。
御社様の納期、品質、価格には影響ございませんので、
ご安心ください。

それにしても、皆の目が光ってたなあ。
本当は、みんなこれやりたいんだろうなあ。

4月16日(水)晴れ

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ここを乗り切れるか。今日のテーマ。
「川畑の休み。」

心配で一応午前中は社内をウロウロしてみたが、
みんな自覚持ってやっているのを見届けて出かけた。

「なんだ、川畑いないほうがいい動きしてるじゃん。」

前に日経ベンチャーの特集に載せていただいた。
「任せることの落とし穴」というテーマだったけど、
そう言えば、結論を忘れた。

指導することで人は育つが、
いないことでしか自覚は生まれない。

前に、建築現場の仕事をしていたときの自分がそうだった。
親方にくっついてやっている時は、次の休み時間しか気にしていなかった自分が、
「じゃあ、後は任せたから、一人残ってくれ。俺は次の現場に行くから。」
と一人残されてからが、本当の仕事の始まりだった。

午後、税理士と3月の数字まとめ。

夜、得意先から嬉しい相談を受ける。緊張が走る。
この半年で、生まれ変わるような改革が、成長が必要だ。
チャンスは、そうそう訪れるものではない。

ガレージでは、エンジンを下ろす手はずが整った。

今世紀中には、エンジン降ろして、来世紀中には出来上がるだろうか。

4月15日(火)晴れ

「人生には、用意されたものなどない。
すべて努力し、戦って勝ち取らねばならない。
まさに、ここにこそ、人生の素晴らしさがあるのだ。」
モンゴルの文学者 ロドイダムバ

「多くの人々が団結したとき、
何事にも勝利し、何事をも獲得することができる。」同

「意志がある人には、能力がある。
目的がある人には、道が開かれる。」モンゴルの箴言

ジャッキとウマを阿部さんが搬入してくれる。
先日のレースで全国優勝を飾り、
200キロオーバー記録も勝ち取った阿部さん。
おめでとうございます!!

バッテリーBOXの図面を薄井さんが送ってくれた。

EVクラブからは、EVの現況レポートを送付いただく。

まずは、エンジン降ろして、モーターの積み込みだ。

AM一社扇野とともに納品。

単品ものの組配は、スタッフ不足を痛感。

量産・小ロット・単品。

量産での課題は、資材管理。
小ロットでの課題は、品質維持と高効率化。
単品は当分、協力会社を紹介するに留めようと思う。

増えつつある50台、100台という小ロットの生産管理に課題あり。

作業を細かく配分して、その都度管理職のチェックを入れる方法には、
限界がある。

もう一度、勉強のために外に出ようと思う。

4月14日(月)晴れ

仕事の終わり方が悪い!

専用治工具にしない。

「次があるから。」
と、仕事が終わる度に、ドライバーもニッパも、
専用の箱に入れてしまっている。

一般工具治具は、終わったら元に戻す。
専用工具治具は、取引先別棚にまとめておく。
人に見つからないために隠しておくなんてのは、
もってのほかだ!

支給部材は、棚卸して返却する。

現場は、次の段取りができるように、
何も無い状態をつくっておく。

ここまでやって片付けだ。

1Fの現場にある引き出しは、
全部箱にガサッとあけて、ひっくり返して使えないようにした。
数ヶ月捜してたニッパが出てきた。

隠すな!見えるように。誰でも捜せるように!

うちがやらなきゃいけないことは、山ほどあるぞ。

以上、朝礼。

4月12日(土)晴れ

自分は、1Fで自分が受けた仕事をこなしたが、
川畑は、不良部材対応で孤軍奮闘。

朝から、ヤマトのセンター引取り、
協力会社へ飛んだが、
昼には急遽戻って段取り換え、検品出荷。

川畑の2日間の対応ぶりは立派だった。
「すみません。お陰で助かりました。」お客様の声。

一方、
きっと任せるためにあえて現場を空けたのだろうが、
川畑の期待は大きく裏切られたようだ。
ベテランスタッフが何人もいるのに。

考えさせられる一日だった。

今起きている現状、今取り組んでいる仕事が、何なのか。

ベテランが何人いてもダメなものはダメなのかあ。

管理職不在でも、変わって対応する意識の高い人間。
黙って待ってちゃダメか。

土曜日出てくれただけでも感謝かなあ。
欲張りすぎかなあ。

同じ作業者なら、給与に差をつけることもないか。

自分の姿勢の反映ととらえるべきか。

部長、課長だの部署・役職たくさんつくって、
責任逃れと、なすりつけのつまらない会社にだけはしたくない。

年末から大きなプロジェクトの話。

もし、常時50人を超える会社になったら、
まったく違う動きになるのだろうか。

人材だ。育てることだ。
それには、自分が成長することだ。

4月11日(金)晴れ

青梅入間2往復。

数社の社長と懇談させていただく。

日記は書き続けてきたが、
形にならない、表現できないことに、
苛立ちすら覚える。

点と点が線で結びつかない。

その日のベストを尽くそうとやってきたが、
昨日と今日とでは、判断が変わってきている。

そこに普遍的な何かがあるはずなのに、
それがまとめられない。表現できない。

頭が悪いのだろうが、春だから尚更かな。

4月10日(木)雨

川畑が手順書を作成。

これが初めてだと言う。
が、自分でやろうとする心意気がある。

まだまだ勉強すべきことが山ほどある。

「ものづくり」の幅と奥行き。

我々ができていると勘違いしていることは、
そのうちのほんの一部分に過ぎない。

分かったような口を利くには、
私を含めて30年早い。

現場の人間には、いろんなことを学んでほしい。
全部勉強なんだ。目先の損得で判断するな。

あらゆる仕事がひと段落して、数字がよくない。

4月9日(水)晴れ

息子の入学式でお休みをいただく。

今日のシフトもかなり苦しいが、
これほど安心して会社を不在にできることもなかった。

任せられる管理職がいるからだ。

食らいついてきてくれた二人に心から感謝。

4月8日(火)大雨

4人が日立ハイテクへ。

大雨の中、無事帰還。
お疲れ様でした。

「人の為に灯りをともせば、
我がまえ明らかなるが如し。」

この気持ちを大事にしてほしい。
最後は、自分のためなんだから。

夜、都内での仕事の要請。受ける。

4月7日(月)晴れ

夜、川畑、扇野と3月実績をまとめる。

2月を上回り、一人あたり売上高は過去最高。
請求書は、15社分。
一番構成の大きいところでも、50%を超えない。

安定した仕事を外注展開し、
急な対応・スポットを中で受けた。

小回りを利かせて、新規の仕事を受けやすく。
利益は薄くなるが、リスク回避にはなっている。

4月の予測を2人に聞く。

即座に答えが返ってくる。すごい。
1年前にはできなかったことだ。
いつも意識をしていないとできない。

毎日の売上・利益の作業日報で、自然と身についたのだろう。

実績は1円単位。予測は10万円単位。

だいたいを知りたい時と、きっちりまとめたい時。
「ざっくりでいいから・・・」
トップは大勢を知りたいから、こういうことが多い。

サラリーマン時代、自分はこれが苦手だった。
上司に言われて、まとめに時間がかかって、
提出したときには、すでに次の展開になっていることが多かった。

早く知りたいのか、きっちり知りたいのか。
こういう呼吸がお互いに分かるようになってきた。心地よい。

4月4日(金)晴れ

午後、日本EVクラブの小平ガレージへ。

薄井さんに感謝。

バッテリーBOXをどうするか。
バスの下にどうつけるか。

ベンツのEVにも試乗させていただく。

自分と松本がこうしている間も、
1社には、川畑と村島が行き、
1社は来社されて扇野と打合せ。

やればできるもんだ。

が、その隅々に神経が行き届いていることが大事だ。

そのためには、声をかけること。

朝礼終了後、4名に来週3日間の出向の話をする。

別役さんが困ってるんだから、どげんかせんと。

4月3日(木)晴れ

終わり方をキチッと。

紛失と自損。に問題あり。

何で最後にお客様怒らせるかなあ。

ロット無事終了してキチッとパッケージして、
棚卸して、現品票つけて、明細作って。
失礼のないようにやったつもりが。。

報告すると、1社から残部材の数量に対してクレーム。

もう1社からは、自損品に対してクレーム。

せっかく数ヶ月、厳しい要求に対しても頑張って応えて来て、
喜んでいただいていたのに、最後にクレームで終わるかなあ。

「また会いたい。」
そう終われるのが、最高の営業なのに。

管理職からひとつ先に任せたときの仕事に課題あり。
もうワンステージ上がらないと。

お客様の顔が思い浮かぶか?

「笑っているのか」「泣いているのか」

最後に笑ってもら為に僕たちは頑張ってるんだ。
せっかく頑張ってるんだから。。

50社も仕事してれば、ルールも基準も多くて、
報連相のタイミングを失うことがある。

報告が遅いと対処できない。

とにかく現場は、情報を発信し続けること。

ほとんどのことが、早く対処することで解決したり、
お客様を怒らせないですんだりする。

『言いにくいことほど、早く報連相せよ。』

そして、迷ったら戻るところは、
この仕事で、お客様が「笑っているのか。」
はたまた、「泣いているのか。」。

そこに帰りなさい。

喜ばすことが我々の仕事なのだから。

4月2日(水)晴れ

朝の会で情報交換。

こんにゃくの原価は2倍に。
建築確認で苦戦。
食品偽装対応。
景気。初めての赤字決算。

あらゆるしわ寄せが零細に。
厳しい戦いを強いられている。

厳しいときにしかできないことがある。

4月1日(火)強風

「目の前の一人を喜ばすこと。」

会社満足の構造理解のために、
粗利益を毎日出す日報が定着してもうすぐ一年。

顧客満足と会社(私)満足の両立を目指してきたが、
管理職は利益の構造を理解できたし、現場にも意思は浸透した。

今日の4月1日。もう一度原点に返りたい。

目の前の一人に喜んでもらうために自分にできること。

Q品質、Cコスト、D納期はもとより、
そこにプラスα何ができるか。

朝礼にて。

近所で事件があり、前の通りが通行止め。
TVにてニュースも報じられた。

午後、新規のお客様来社。5月の仕事になりそう。
みんな口コミだ。目の前の仕事を一生懸命やることだ。

大さん来社。
久々に種々語り合う。楽しい。