MIYOSHI

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HIDEYOSHI DIARY

埼玉の電子機器組立及び製造工場、オリジナル防犯監視カメラや電気自動車製作のMIYOSHI社長、佐藤英吉の日記を掲載させて頂きます!

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2005年4月の日記

4月28日(木)夏日

今日も走った。

GW前の渋滞の中、あえて走る。

9時出発→所沢の銀行
→足立に部材引取り→北区に集金
→戸田で待ち合わせしてサンプル引取り
→和光へ届け→帰社→従業員を航空公園へ
→所沢の銀行へ→所沢の取引先へ届け物
→和光へ届け物→帰社→ソファーへ倒れ込む

4月27日(水)晴れ

社労士さんとの打ち合わせ。

心理学者の話が印象に残る。
賃金はモチベーションに影響しない。
低すぎる賃金がやる気に影響しても、
昇給が必ずしもやる気の向上につながらないというのだ。

早く言ってよ。と思ったが、最近勉強したそうだ。

その通り。
以前の自分は違ったが、
賃金は、フェアであることが大事。
相対評価でいい。

モチベーションは、絶対評価だ。
本人が会社から必要とされているか。
それが伝わっているか。
今の仕事が価値を生んでいるか。
それを実感できたか。

午後から、最近めっきり仕事が減ってしまった取引先へ。

これまで、部材を中国で調達して、国内でアッセンブリーだったが、
新製品からアッセンブリーも中国へ移してコストダウンを図っていると。
トータル1/3くらいだろうか。。

「せめて梱包だけでも」と話ながら、
頭の中ではまったく違うことを考えていた。

そこにぶら下がって生きていこうとは思わない。

しっかり準備して動かす大きなロットは中国で。
イレギュラーで急で小さなロットは日本で。
後者を取り込んでいけばいいってもんでもない。

まったく違った生き方がある。。

その後2社訪問。
渋滞の中で100キロ走る。疲れた。

4月26日(火)晴れのちどしゃ

ここのところの愚痴文句に天が怒ったか。。

午後からのどしゃ降り。
あっという間に水溜り状態になった。

からっと晴れて、気持ちのいい空気になる。

平穏な空気に、出掛ける予定を午前中に済ませた。
行き帰りの車中は、昨日の脱線事故のニュース。

なんということか。
会社が何にプライオリティをおいているか。
安全よりも効率、競争、成果などが前面に出ていた結果なのか。
こういうことを未然に防ぐ空気がなかったのだろうか。

我々は、「品質第一」ということになるが、
その時々では、納期優先に見えたり、
コストに注目をしていたりで軸がぶれることがある。

どれも大事だが、
現場が「品質第一」に安心して取り組めるように、
リーダーと自分が、その他のことをしっかりカバーしておかねば。。

4月25日(月)晴れ

月曜日。急休み2名。
これくらい覚悟しときゃなきゃやってられない。

休みの状況を携帯で知らせて、
ラインナップは、リーダーにまかせた。

朝から検査に入る。

自分が現場に入る理由は二つ。
ひとつは、そのセクションの仕事を経験してデータに活かしたり、
不良改善、効率改善をするため。

もうひとつは手伝い。
あるセクションだけ残業にならないように、
一作業者として手伝いに入る。

本来は、後者が理由で現場に入るのは喜ぶことではないが。。

その結果、計算通り検査セクションはラインに遅れることなく、
ほぼラインと同時に終了した。が。。。

上がったのは、ラインに遅れること1時間。
別の仕事があったにしても、
それにかかる時間は自分の予想で30分。

もう頭にきた!また発狂してしまった。

管理者であれ、作業者であれ、
一定時間に多くの仕事をするように努めるべきだ。

うちは、いつの間にかそれが当たり前になっていて、
だらだら残業する習慣がない。

時間で稼ぐのでなく、昇給させて時給で稼いでほしい。

4月22日(金)晴れ

川口、足立とまわる。

帰社してリーダーに苦言を放って、また後悔する。
ちゃんと取引先と連絡を取り合って進めている内容。
どちらの選択をしてもそんなに大きな問題でもないことを、
なぜ自分の思ったお通りにやらせようとするのか。反省。

WEDGEという雑誌の5月号。

マーケティング研究会の塾長が記事を書いた際に、
私のことを覚えていただいて、会社名、氏名も入れていただいた。

記事のタイトルは、
「会社は大きくするな!躍進する小さなモノづくり企業」。
大きくしたくてもできないんだけどな~。。

ありがとうございます。藤さま。

4月21日(木)晴れ

東村山、青梅、入間とまわった。

お世話になった先輩社長と初めて飲んだ。

こちらの地元の秋津を、
どういう訳か、良くご存知。

まず、立ち飲み屋さんに行く。
お店に入れないお客さんが道端で飲んでるのに、
ぐいぐいと入っていった。

カウンターしかない狭い店で、
尚且つ半身になる位しかスペースがない。
皆、ダークダックス状態で飲んでいる。

飲み物は他店と変わらないが、
つまみが安い。一本90円の焼き鳥を2本頼む。

くるまでに煮込みを食べた。うまい。

焼き鳥が出てきてたまげた。でかい。
前に3本頼んだ社長が、2本にしとけと店の人に言われたそうだ。
そりゃそうだ。2本食べてお腹一杯になった。

ホッピー200円も頼んでみた。
不思議な飲み物だった。

それにしても幸せな感じ。
気取ることなんてできないこの店。

お客さんどうしだって、顔見りゃ噴出すしかない感じの込みよう。

「ハイもっと詰めて!」「お客さんこっち向いてくれる?」
威勢のいいおばちゃんが仕切る。

「お客さん酔っ払ってるから帰ってくれ!」
なんて、酔っ払いを追い返してしまう飲み屋。

なんだかいいじゃないのこの店。

社長曰く。「頑張ってる店が多いよね秋津。」と。
地元にいながら全然気が付かなかった。

一杯飲み屋。割烹。ケーキ屋。八百屋。ラーメン屋。

よく見るとそれぞれが頑張ってる。
お客さんに喜んでもらおうと一生懸命やっている姿勢が、
食を通して、伝わってくるそうだ。

これは、駅ビルにしてチェーン店ばかり入ったら、
感じられないもの。たしかにそうだ。勉強。

それにしても、立って飲むとまわるのかな。。

4月20日の日記

急休み2名。

急な休みのペナルティを考えるべきか、
皆勤、精勤の手当てを考えるべきか。

いずれにしても、
もうそろそろなくなってほしいな「急休み」。
なんとか体制はできた。

日中、経理のパソコンが壊れてしまった対策に動く。

パソコンって厄介だ。
もってる台数分のメンテをかけ続けなければいけない。
「バックアップを取っておかなきゃ駄目じゃないですか!」
分かってるっつうの自分は。
それを何台ものパソコンを扱う人に徹底するのが大変。

会社のデータは、最初っからパソコンが壊れることを想定して、
外付けのHDに入れている。
HDが壊れることもあるか。

パソコン厄介だなあ~。。

4月19(火)晴れ

新旧の入れ替えの大事な日。
腰痛によるリーダーの不在。

開き直れば、こういう体制の方が、
思い切って指揮が取れる。

旧部品の員数確認と片付け。
新部品のセッティング。
新工程のセッティング。
1工程からのスタート。
しっかりとポイントを抑えて、
ほぼ予定通り定時に終了。

たかがこんなことだが、
10年の経験が生きているのかな。

リーダーシップ。
危険予知。
不良回避の仕組みづくり。
最終製品の検査項目確認。

結果は、出荷してからか。。

4月18日(月)晴れ

腰痛にて2名の欠勤。
1名はリーダー。
月曜日に急休みのない日はない。

どうなっても対応できるってのが、
すごいなあ~。

それにしても内職の仕事って、
目ん玉飛び出る出来栄えの時がある。

だから内職なのかな。。

4月15日(金)晴れ

目覚めのひらめき。

携帯で資材担当に、
今日の朝礼で部材変更の件を再度徹底するように指示。

会社到着してすぐに、リーダーと生産計画の確認。

朝礼には、1Fに携わる全員が降りた。

資材から部材変更の徹底。
リーダーから生産計画の件。
私からは、昨日の不手際の反省の上に立って、
まず、「朝礼を大事にしよう」と徹底した。

応援で入る可能性のある人。
資材で運送会社の対応している人。
それぞれが、朝礼をはずさないようにして、
その場で全て解決していくように。
20人の呼吸合わせは、朝礼でしかできない。

今日も検査のリーダーが不在。
この際徹底的に入って、今いるメンバーを鍛え上げてみせる。
そういう決意で検査に入る。

一番不良率の低いところが、検査にかける時間が一番短いという。
ストップウォッチを片手にタイムを測る。
短時間で全てを見るためには、手順が一定しなければならない。
その癖をつけさせるためだ。

新人女性2名がラインの研修。非常にいい。

検査に入る男性2名を募集。お待ちしております。

4月14日(木)晴れ

マネジメントって結構難しいぞ。

1Fでは、午後から部材変更品の組立て試作に入った。

リーダーも部材担当者も一生懸命に準備をしてきた。

20人の仕事の段取りと、
品質・資材の管理をそつなくこなすことなんて、
そう簡単にできない。

優秀な部下に指示を出せる自分ならまだしも、
思い立っても、自分でやるしかない立場の人間が、
次の次を見越してマネジメントするなんていうのは、
そう簡単なことじゃない。

ほぼうまくいって、ちょっとだけ段取りをミスったことを、
なぜあんなに言ってしまったのか。

本人が一番分かっていることを。

自分はどうだったのか。

任せたとか言って、ほったらかしにしてたんじゃないのか。

もっと、カバーしてあげられたんじゃないのか。
もっと早くから徐々に準備できるようにしたのか。

いいメンバーに囲まれて、あぐらかいてんじゃねーぞ自分!

4月13日(水)雨

来るはずの人が来ない、来ない、来ない。。
昨日面接で「頑張ります」って言ったじゃないか!

20万人のフリーターって、どこにいるんだろう。

今日も一日検査だ。
どうせ入るんなら、いっちょやってやる!

昨日6人で8時間かかったが、
今日は5人で7時間でできることを示してやる!

できた。5時の定時にはきれいに終わった。

2人分浮いたことになる。
こういうコスト計算をリーダーが、
簡単にできるようにするにはどうしたらいいだろうか・・

夜ミーティングをする。
リーダーが残業で作業をするようなことはしないようにと徹底する。
リーダーの残業は、明日の段取りのためだ!

ただし、次のような場合は仕方がない。
高い技術が必要な仕事で納期がない場合。
急な仕事で納期がない場合。
急な休みが多くて納期がない場合。

結局だめじゃん。

4月12日(火)雨

毎日の人員の配置ばかりに振り回されて,
窮屈で、どうも調子が出ない。

朝から得意先が来社。
午後面接の後、1社訪問。
帰社して、従業員の駅までの送り。

その日の生産が価値を生んだか?

人を集めて、作業をして、
目標台数をこなして給与を支払う。

そういうことで喜びなんて生まれない。

その日が、目標に向かって一歩前進できたか?
これを確認し合ってこそだよな。

全ては、自分の生命力から。。。

4月11日(月)雨

午後、川越で1社訪問。ありがたい。

紹介してくれたその会社の社長も、
いつでも訪問できる会社が、
50社以上はあると言う。

これが”友達の輪”なのだからすごい。

そういう意味でのネットワークも、
まだまだ広げていかねばならないと思う。

検査の応援に入る。
どうしても放っておけない。

人が足りない。
仕事が足りない。
金が足りない。

「いつも何か足りないですよね。」
その社長と大笑いした。

そうやって一年たって、
振り返ったときに一歩成長してればいいのか?

4月9日(土)晴れ

一日検品作業。

4月8日(金)晴れ

休みが多いため、1Fは変則のラインで生産台数を通常の半分に。

1Fのリーダー、資材担当、検査担当の3人で、得意先訪問。
残念ながら得意先のラインは見ることができなかったが、
やはり非常に勉強になった様子。

1Fの現場には昼前から自分が入った。
どうしても検査のセクションに仕事がたまってしまう。
その原因をつかみたかったからだ。

極端に作業スピードの遅い人が1名。
もうひとつは、外観検査にかける時間が1台に5分以上かかっている。
遅い1名の派遣は、交代してもらう。

目視、触診の検査は、新人の研修の時を除いて、
一定時間以上は、かけても無駄だ。
2分で見つからないものは、4分かけても見つからない。

一定時間の中に、決められたチェック項目が網羅されていて、
手順が一定しているかどうかが問題。

ずっと眺めても不良の発見はできない。
そんなことも意識した上で作業をしていく。
ほぼ定時に終了した。

夜は6時から研修会。
日疋さんや入曽精密の斉藤社長のプレゼンだった。
マーケティング研究会の同期の発表をどうしても聞きたかったので、
失礼ながら、作業着のまま飛んだ。

それぞれ、自社の特徴を最大に活かした経営で、
それを表現できる力をつけていた。

我を振り返ったときにどうだろうか。
品質・価格を持ち合わせた「対応力」ということだろうが、
これが並外れているということでもない。

そろそろ「筋力経営」脱皮の時期か?

4月7日(木)晴れ

不良対策認識力向上作戦開始。

朝礼にて、1Fでの今日からのルールを発表する。

①検査にて不適合品を発見の際は、
 ・部品不良は小林リーダーが交換する。
 ・組立て不良はラインを止めて作業者が手直しをする。

②そのロスで生産台数に影響があった場合でも、
 あらかじめ決めた下限(ノルマ)をクリヤするまでは生産する。

③検査員のスキル確認のために、
指定台数の不適合品を作って流し、
それを捕まえられるかチェックをする。

不良を出荷するくらいなら、出荷しない方がいい。
上記のルールは、私の許可なく絶対に変更しない。

結果どうだったか?

①について
作業者で呼ばれて手直しした人は一人。
本人は憮然としていたようだ。
誰にも文句のいいようがないシステムだから、
仕方ない。

②について
定時になっても下限をクリアできなかったので、
残業をすることになった。

③について
1台欠品を見つられずに検査を通過。
出荷待ちまで行ってしまう。
ライン終了して発表し、検査員全員で探すことになった。

不適合の曲線は、最後がゆるくなる。
おおむねOKまでは誰でもいける。
ゼロにするためには、99%のルールと1%の認識力だ。
ルールで縛りたくないが、ゼロを目指す以上
「頑張りましょう。」では、どうにもならない。

*得意先様
出荷はされないようにリーダーがコントロールしてますので、
ご安心ください。
というか、この日記自体が不安にさせてますが。。

4月6日(水)晴れ

ついに正規メンバーか?

日疋さん主催の朝6時からの若手経営者の集い。
なんとか送れずに川越まで行くことができた。
前回日経ベンチャーの取材が入り、
4月号として出版されていたことも話題に上った。

先日テレビでも特集をやっていたように、
早朝の打ち合わせが見直されている。
社内の打ち合わせも週一位は、
早朝にやるべきかとも思う。

スポット仕事の打ち合わせに川口へ直行。

昼ごろに携帯が鳴る。
「1Fの仕事で出た不良がお客様のところで発見。」
打ち合わせに身が入らない。

すぐに得意先の工場へと向かった。
お詫びとともに、種々アドバイスを受ける。

ポカミスだが、どうしたらくいとどめられるか?
あの手この手を尽くしてきたが。。。

そのポカミスを見落とさない対策はすぐに立てられる。
そういうことではない。

検査に時間とコストをかけてきたが、それでもない。
意識?頑張りますとか、注意しますとかそういうことでもない。

MIYOSHI立ち上がり時の私の姿勢に問題があったと反省する。
つまり、納期とコストでお客様に応えることを最優先として、
生産現場よりも出口での検査能力に頼った品質管理。
しかしこれは、不良ゼロを目指す上では限界がある。

年が明けてからは、ここにメスを入れてきた。
不良を作らないことと、不良を出荷しないこと。
これをとことんまでシステム化していく。
その上で、最後の1%を高い意識で支える。

その意識は、朝礼や勉強会で培うものではない。
明日の作戦ができた。

4月5日(火)晴れ

営業開始!!

昨夜2Fの現場からチラッと言われる。
「手が空きそう・・」
また、いつの間にか現場に張り付いてしまった自分を反省し、
朝一から、とにかく出掛けた。

昼くらいから、なぜか重くなった。
きっかけがなんだったかも思い出せない。

午前中に会社に辞意を伝えに来たパートの連絡か。
それとも、3月の損益確定で費用がかかり過ぎた連絡か。
訪問先での話題だったか。

なんだか分からないが重くなったまま夕方6時過ぎまで訪問。

仕事が足りないも、人が足りないも、金の問題も自分の責任。
このバランスが悪いときに、自分のイライラが増すことくらい分かってる。
強い自分にならねばと思う。

訪問4軒、電話3件。
一社は、明日午前中に見てもらいたいものありと。

4月の仕事は、どこも薄いことが良く分かる。
マネジメントのはじめは、営業力か。。

4月4日(月)雨のち晴れ

やはり。。

この日の派遣の受け入れを3名にしていた。
が2名になる。尚且つ3名の急休み。

4名くらいあまる予定が、自分までラインに入ることになる。

午後には一人リタイア。夕方の確認で退社の意向。
ラインの設定を厳しくしていく中でついて来れなくなった一人。

明日は製品台車の問題で、
午後からしかラインが動かないことが判明。
しかし、10名以上の仕事を2Fでヘッジできない。

午後からの出勤のお願いを全員に電話する。

マネジメント。。
先々の用心をできるかどうか。

4月2日(土)晴れ

みんな良くやってくれたなー。

この棚卸にぶつけて200時間の仕事を受けた。
しかし、一旦休みを発表すると、
そうは出勤に切り替えられない。

まず内職の新規を増やす。
出勤のお願いで電話をする。

春休みで子供が留守番をしているので、
ちょうどいいかと休みにしたのに、
やっぱり仕事が入ったからとの依頼に、
結構応えてくれた。

31日夜に部材到着。

私がいない中で、川野手動で内職割りをして持ち込む。
内職渡しの終了は10時を過ぎる。
「朝までに上がった分ください。」
納期がない。

1日は、社内でも梱包作業に入る。
明日の3時に間に合うか。
内職からは、ぞくぞくとあがって来た。

時間あたりの上がり数から、
今日の予想を見るが、
内職の不具合が計算になかった。

手直しで夜は10時をまわった。

2日。
予定を変更しての数名の出勤。
昨日の段取りがよく午前中順調に進む。

午前中内職終了。

社内での検品、最終梱包を急ぐ。
2時半終了。が、
載せたパレットが違って、載せ直し。

皆良くやってくれたなあ。。
疲れた。。